野球とサッカーが好きな人間のブログ

野球とサッカーが好きな人間が好き勝手に喋ってます!順位予想とかもやってます!

若手の活躍がチームを強くする ベイスターズ編①

最近、仕事が多忙で全然ブログを書いてきてませんでしたが、久々に更新しようと思います


さて、今シーズンのプロ野球は各球団で若手選手の躍動が目立ちます

特に凄いのは東京ヤクルトの村上選手。19歳で早くもチームの4番に座る試合もあり、6月9日時点で48打点はセ・リーグトップ。16本のホームランを放ち、チームトップ。しかもそのホームランは説得力抜群、圧巻の一言。構え、立ち姿からも圧倒的な風格を感じさせ、「打ちそうだな」と思わせてくれる選手です。これでまだ19歳ですからね・・・末恐ろしい。

近い将来、間違いなく日本代表の4番を背負うことになるでしょう。


阪神の近本選手もいいですね。

俊足巧打の選手ですが、意外にもパワーもあります。(すでに5ホームラン)

16個の盗塁も決めていて、チームの切り込み隊長として不可欠な存在になってきています。


東北楽天では辰巳選手・小郷選手・渡邊選手・太田光選手の4人が一軍出場。先日の中日戦では4人揃ってのスタメン起用というかなり珍しい場面もありました。チームも好調な中でレギュラー争いに加わる訳ですから、並の選手たちでないことは間違いないです。


日本ハムの清宮選手も怪我から復帰して、いよいよ本格的に一軍でレギュラーとして出場するようになってきそうな感じです。まだ、ホームランは1本ですが、調子が上がれば量産できることは昨年に証明済み。ここからの80試合ちょっとの間にどこまで打てるか、注目は集まります。


さてそれでは、私の応援してやまない横浜DeNAベイスターズオリックス・バファローズの若手選手達はどうなのか。

実は私、この2チームこそ「12球団トップクラスの若手の宝庫」と見ています。そこで、今回から4回は横浜DeNAベイスターズの若手選手達について書いていこうと思います。

(バファローズ編はまた別の機会に書いていきます)


投手陣

右投げ

上茶谷投手・京山投手・飯塚投手・阪口投手・勝又投手・中川虎大投手


左投げ

櫻井投手


こうして書くと、「左投げ少ないな」と思われるかもしれませんが、これは直近5年間のドラフトがかなりうまくいったことが大きな理由でしょう。

ここには「あえて」名前を入れませんでしたが、現在のベイスターズ投手陣の中心には、24〜27歳の左投げの投手が名を連ねます。現在は編成上、リリーフに回っている石田投手(2014年ドラフト2位・27歳)、説明不要のエース・今永投手(2015年ドラフト1位・26歳)、今シーズンすでに2完封、不可欠な存在の濱口投手(2016年ドラフト1位・25歳)、昨年新人王の東投手(2017年ドラフト1位・24歳)、育成枠からの飛躍を遂げた左の中継ぎ・砂田投手(2013年育成ドラフト1位・24歳)、そして忘れてはいけない、160キロサウスポー・エスコバー投手も27歳(!?)

こうした投手達の存在もあり、現在は右投手の育成に力を入れていると言ったところでしょうか


ちなみに、現在3勝を挙げ、ルーキーながら随一の安定感を誇る大貫投手は今永投手と同じ年齢ということで今回は除外してます。

また、平良投手は移籍組ということもあり、今回は除外としています。


さて、今回の対象の7人。この7人については今後、チームの中心として活躍してもらわないと困るわけです。そんなプロスペクト7人を簡単ですが、紹介していきます。


・上茶谷 大河投手(23歳)

京都学園高校から東洋大学を経て今年加わった期待の即戦力ドラ1投手

大学3年までは血行障害もあり、なかなか力を出せませんでしたが、4年次に一気に花開き、一躍プロ野球選手の仲間入りを果たしました。

開幕から先発ローテーションに入り、いいピッチングはしていましたがなかなか勝ちに恵まれず。すると調子を崩し、5月11日の登板を終えて0勝3敗という成績。しかし、18日のスワローズ戦でプロ初勝利を挙げると、そこから3連勝。しかも6月1日のスワローズ戦ではプロ初完封もあげるなど、一気に評価を上げてきました。

魅力は「投手としての総合力」でしょう。基本的にコントロールがよく、四死球で自滅しないです。無駄な出塁はさせないですし、仮に四死球を与えたとしても、攻めた結果の四死球が多いので、そこまでリズムも崩さないです。実際、先日のライオンズ戦も5回で5四球出してますが、失点は2点。テンポも悪くなく、5四球も出していたことに驚くくらいでした。

それから持ち球のクオリティもいいです。ストレートはもちろんですが、スライダー・カットボール・チェンジアップ、いずれも高品質です。

ストレートの調子が悪くても他の球種を使いながら試合を作ることができる能力はルーキーとは思えないほどです。

まずこの上茶谷投手が投げる試合はおかしな展開の試合にはならないだろうと、安心して見ていられるという印象です。


・京山 将弥投手(21歳)

滋賀・近江高校出身のプロ3年目

首脳陣からの期待は高く、1年目から2軍でローテーションを回り、1年間通して投げると、2年目には1軍の開幕3戦目の先発マウンドに抜擢されます。その試合で、強力スワローズ打線を6回途中1失点に抑え、プロ初勝利を収めます。9月の中日戦(加賀投手の引退試合ですね)では、加賀投手の後を受け、8回2/3を投げきり1失点、実質完投勝利を収める活躍もありました。結局2年目で6勝を挙げ、今年はさらなる飛躍も期待されましたが、ここまで勝利はなく、6回以上投げた試合もありません。

スタミナがないということはないはずなんですが、どうも1軍での試合では相手打線の2回り目からおかしくなることが多い印象です。制球を乱して自滅、なんて試合もよくあります。開幕2戦目の中日戦なんかは典型的でした。

しかし、試合を見たことがある人なら分かると思いますが、好調時のストレートの伸びは凄まじいものがあります。そのストレートが外角低めに決まる時は、まず手をつけられないですね。それからチェンジアップも素晴らしいんです。バッターがストレートだと思ってバットを振った時にはまだベースまで来ない。思わずもう1回振ってしまうのではと思ってしまうほどのブレーキが効いたボールです。(広島時代の丸選手がよくこのボールに空振りしていた印象です。)

こういう武器を見てしまってるので、本当に期待してるんですよね。早い段階で1軍のローテーションに加わってくれると信じてやまない投手です。


・飯塚 悟史投手(23歳)

新潟・日本文理高校出身の5年目右腕

日本文理高校時代には、チームを夏の甲子園ベスト4に導くなどの活躍で注目されていたはずなのですが、なぜかドラフト7位という順位でベイスターズ入りをしています。(打撃もかなりの素質があるので、本当に謎の下位指名だったと思います。)

190センチ近い長身から放たれるストレート、フォークボールは威力があります。

3年目に1軍で初登板を果たし、1勝をあげると、4年目には先発ローテーションの一角を担う時期もありましたが、とにかく勝ちに恵まれず、現在の通算成績は2勝9敗と勝てていません。

迎えた5年目の今年、2段モーションに変えてストレートの球速が5キロほど上がり威力が増しました。それもあり開幕ローテーション確実かと思われましたが、ケガで出遅れてしまいました。

しかし、ここ最近2軍で長いイニングを投げ、しかも内容もいいとのこと。いよいよ1軍に復帰してくれる日も近いかと。

ベイスターズの先発投手陣、実は長身の投手が少ないんです。

井納投手は188センチありますから、長身と言っていいでしょう。

しかし、上茶谷投手や大貫投手が181センチありますが、プロ野球選手としては普通くらい。今永投手は178センチで濱口投手は173センチ、東投手は170センチです。もちろん身長で試合をするわけではありませんが、1つの武器としてやはり重宝しますからね、身長の高さは。

そういう意味でも飯塚投手には、長身先発枠としても期待を込めているわけです。そして何より筆者と同じ新潟出身としても期待してる選手です。

早く1軍でシーズン複数勝利をあげる時が来ることを期待しています。



以上

監督・選手批判の是非②

世の中にある采配批判というのは、結果論がほとんどです。

しかし、ちゃんとしたものもあります。

その起用にどのような意図があるか、その前にどのような伏線があったのかをしっかりと考え、その上で「なんでだ?」「これはおかしいのではないか?」と思ったもの。そういうちゃんとした思考を経たものはやはりしっかりしたものが多いです。こういうものであれば、「ああ、そういう考えもあるんだな」という気持ちにさせられます。


逆に「ちゃんとしていない批判」として代表的なものは、感情論ですね。

「私はこの監督・選手が嫌いだから、なんでも批判する!」みたいな。

「批判『してやってる』自分は凄い!」という感じが出ている自惚れた批判も良くないですね。大体こういうことを言う人は内部の状態とかそれまでの過程を知ろうとしない人が多い印象です。

特に最近はひどいものが多いですね。相手が言い返さないことをいいことに言いたい放題。誹謗中傷、人としての尊厳も踏みにじるような内容もあり、もはやイジメと一緒ですね。(しかもこういう人に限って、イジメのニュースに対して『人を虐めるとは最低だ』とか言うんですよね。自分も平気な顔してやってるのに。)

おそらくこういうタイプの人は、「監督という職業を持つ人間に啖呵をきっている自分」に酔ってるんでしょうね。

(その時の状況とか伏線とか言われたら何も答えられないんでしょうけど)


少し話が長くなりました。今回は私がもっとも嫌っている「キャッチャーのリードに対しての批判」について書いていきます。


「同じ球種を続けるから打たれるんだ」

「ストレートに合ってないのに、変化球を投げるから打たれるんだ」


まあ多いですよね、こう言う言葉。

テレビとかでもよく聞きます。プロの解説者とかでもよく言っていますよね。

でもこれ、「結果論」でしかないですよね。

「キャッチャーのリード」は言ってしまえば、「正解のない問題」です。正直、采配以上に難しいと個人的には思います。

普通に考えたら、ファンがとやかく言えるようなものではないと思うんです。

ところが、言う人っているんですよね。特に「それまでの伏線とか傾向、状況を考えてない人」に限って言う傾向がありますね。


例えば、初球の速いストレートに全くタイミングが合っていないスイングをした選手がいたとします。

では、次にキャッチャーは何を投げさせるか。


ストレートを投げさせる。これは1つの有用な選択です。全くタイミングが合っていない速球にたった1球で修正して合わせるのはプロとは言えども、かなり難しいはずですから。

変化球を投げさせる。これもまた有用な選択です。同じ球種を続けて投げて打たれるというのはよくある話です。また、初球はあくまでも合っていない「フリ」という可能性もありますから。


これだけでもすでに正解などないというのがわかります。素人がリード批判をすることなどあり得ないということが分かるはずです。


さらにキャッチャーは相手のバッターの仕草や調子、ピッチャーの調子、スコア、ランナーの状況、アウトカウント、守備体制、その後の配球のシナリオ・・・色々な要素を加味して次のボールを決めるわけです。私たちには到底想像のつかない世界です。


それにもかかわらず、いるんですよね、批判する人。

こういう人って普段どれだけ野球を見て、どれだけ知ってるのかなって思うんですけど、実は全く知らないっていう人が多いです。「じゃあ、あなたならどういう配球にするの?」って聞くと言葉に詰まります。そして、

「結果として打たれたじゃん!」「プロは結果が全てなんだから!」みたいな感じのことを言います。もうメチャクチャですね。


あと、よく見るのが、「打たれたのは全てキャッチャーのリードが悪い」っていう人ですね。


これ、ピッチャーがキャッチャーの構えたコースに100パーセントの確率でしっかり投げ込んでいるのにもかかわらず球種を読まれて打たれてるとかなら、100歩譲ってわかります。(批判してる時点で本当はダメなんですが)

でも、逆球が多い投手、コントロールが悪い投手の時なんかはリードのしようがないわけです。ところがそういうパターンだとしても、「キャッチャーのリードが悪いから」の一言で済ませる人が多いです。ひどいものですね。


正解がなく、監督の采配以上に難しいという印象すら与えるキャッチャーのリード。この点について、そのチームの首脳陣が苦言を呈するのはまだしも、ファンの人たちが批判をするのはナンセンスかと思います。



以上


監督・選手批判の是非①

4月27日時点、横浜DeNAが9連敗しています。オリックスも借金5の最下位。そうなると出てくるのが「監督・選手批判」です。

ここ最近、SNS上では監督・選手批判が相次いでいます。

 

私自身はなるべく監督・選手批判はしないようにしています。(意図を考えてもどうしても判らない場合は多少思うところもありますが。)

なので、事あるごとに批判をする人の気持ちがわからないというのが正直なところです。(笑)

もちろん批判を全否定するつもりはありません。「『意図もしっかり考えた上で』的を得ているもの、結果論に流されず一貫したもの」はそれは1つの意見として尊重されるべきだと思います。

しかし、最近はあまりにも「レベルの低い」、「度が過ぎている」、「もはや批判ではなく暴言・誹謗中傷」、「勘違い発言」が多すぎるように感じていたので、それについて2回に分けて書いていこうと思います。

 

・投手継投や選手起用に関する批判

これは一番多いものですね。

これについては「しっかりとした意見」と「ただの結果論」の2択になる傾向です。

 

例えば、4月19日の広島-横浜DeNAでの選手起用について

8回表終了時、1点リードしていたDeNAはソト選手と筒香選手を下げて、守備固めで柴田選手と関根選手を入れました。しかし、8回裏に同点に追いつかれ、10回裏に逆転サヨナラを喫しました。

その際に出ていたコメントが「1点差で守備固めを入れて勝てるわけがない」「主砲2人を下げるからこんなことになるんだ」といったものです。

これらのコメントについては「伏線がある」ということを忘れているという印象です。

まず、ソト選手について。交代の理由としては2つあると考えています。

①8回表の攻撃

この試合の8回表、ソト選手は先頭バッターとして四球を選び、塁に出ました。ラミレス監督は代走に関根選手を起用しています。

これは当たり前の交代です。1点リードとはいえ、相手は広島で前日に逆転勝ちをして復調傾向にある。しかも相手のホームとなれば8回・9回を1点リードで安心することはできない。さらに、DeNAは直前の中日戦で2試合で2得点、この試合も1点しか取れていない。筒香選手・ロペス選手・宮﨑選手と続くとはいえ、相手のレグナルト投手は球に力もあり、その投手からホームランを期待するのはさすがに難しい。そのなかで少ないチャンスを活かすということを考えれば、足の速い関根選手を代走に送るのは当然です。1本のヒットで点を取れる可能性が少しでも高まる。場合によっては盗塁などの機動力を使うこともできるわけですから。

 

②守備面の不安

4月9日の阪神戦でソト選手は逆転タイムリーエラーを冒しています。(上茶谷投手の初勝利が消えたあの試合です)

(そういえば、この試合後は「守備固めしないからエラーで負けるんだ」「守備を疎かにするから負けるんだ」というコメントが多かったですね。)

 

「あの時はライト、この広島戦はセカンドだから無関係」ということを言われそうです。が、内野と外野で守備機会が多いのがどちらか、広島が足の速い選手が多い(野間選手や菊池選手、安部選手や鈴木誠也選手など)ため、セカンドへの内野安打になる率を少しでも減らすこと、単純な内野守備力を考えれば、これも当然の選択です。

 

次に筒香選手について。これについても2つあります。

①守備面の不安

ソト選手の2つ目の理由とかぶります。筒香選手も決して守備の名手というわけではないので、交代させるというのは当然かなと思います。打順をみても次の打席が回ってくる率のほうが低そうでしたし。ただ、これについてはあまり重要な理由ではないでしょう。

 

②右肘デッドボールの影響

これが重要な理由でしょう。

4月13日の広島戦で右肘にデッドボールを受けて交代しています。

19日時点で右肘が完全に回復したわけではないはずです。打線が好調であれば、復帰はもう少し遅くして万全の状態にしてからというのも考えていたはずです。しかし打線が低調なため復帰を若干早めた。しかし1点リードの終盤、しかも打順が回る率が低いとなれば話は別です。

そもそもデッドボールを受けたのが送球するほうの右肘ということが批判家の人達の頭に入っているのかが疑問です。

 

投手継投でも批判があります。特にひどかったのが4月25日の阪神戦での山﨑投手の9回起用についてです。

ハマスタでの阪神戦で1点リードの9回に出すから負けるんだ」「相性を考えろ」

これについては、もう的外れもいいところです。結果論で言っている以外の何物でもありません。

守護神を頻繁に変える、相性で簡単に変えるチームはまずほとんどありません。それまでに毎試合失点しているほどの不調をいうのなら別ですが、そういうわけでもありません。さらに前々日の調整登板では同じ阪神を相手に簡単に三者凡退で抑えていました。

パットン投手が万全とか、三上投手がいれば、また起用法も少しは考慮されるのでしょうが、基本的に9回は山﨑投手と役割が決まっているわけですから。至極当然の選択です。

まあ、山﨑投手じゃない別の投手が投げて打たれたら、「9回に山﨑投手じゃない投手を出すからだ」「守護神を信頼できないチームに未来は無い」とか言うんでしょうけどね、結果論でしか言えない人は。

 

オリックスについても批判コメントがひどいです。今年はともかく前年までは的外れもいいところというコメントが多すぎました。特に野手陣の起用法では目を覆いたくなるような批判が多かったです。(書いていたら本当に悲しくなるようなものばかりなのでここでは書きません。)

 

 

例えば監督が「この選手は個人的に好きだから能力が低くても使う、あの選手は個人的に嫌いだからどんなにスゴイ成績を残そうが使わない」とかの発言をしたのならそれは批判されて当然です。それは勝敗を賭けた世界でそんなことをしたらいけないわけですから。(その選手がよほどの素行不良で規律を乱しまくっているとかなら別なんですけど。)

ですが、そうでないのであれば最低でも意図は考えるべきではないかと思います。

 

今回はここまでにします。次回は2回目を書いていこうと思います。

 

 

以上