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2022 プロ野球パ・リーグ 順位予想をしてみた!(福岡ソフトバンクホークス編)

前回は、パ・リーグ2位に予想した千葉ロッテマリーンズの戦力を見ていった。

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

今回は、パ・リーグ3位に予想した福岡ソフトバンクホークスの戦力を見ていく。

 

3位予想 福岡ソフトバンクホークス 

投手陣

・先発陣

大エース・千賀滉大投手を軸に、石川柊太投手東浜巨投手と続く最多勝経験トリオが本領を発揮すれば超強力な表ローテーションが完成する。武田翔太投手レイ投手と続くと予想される裏ローテーションも力があり、ハマれば強力だ。メジャーでの実績も豊富なチャドウッド投手、メジャー全体ドラフト1位を受けた超有望株のスチュワートジュニア投手、覚醒の予感を漂う田中正義投手もいる。

また、最速160キロ右腕の杉山一樹投手がローテーション入りできるかは、大きな関心を集めそう。昨シーズンは25イニングで33四死球という凄まじい制球難ながら、被打率.159というこれまた脅威の数値を叩き出し、3勝を挙げた。制球難を改善し、ローテーションに入れれば、2ケタ勝利を期待できる。

一方、ここまで左腕が全く出てこない。大ベテランの和田毅投手はもちろんだが、笠谷俊介投手大関友久投手といった若手達、中堅に差し掛かかった大竹耕太郎投手の躍進が欲しいところだ。

 

・救援陣

守護神・森唯斗投手、8回を投げるモイネロ投手が本調子であれば、リーグトップクラスの強力さだろう。昨シーズンは2人ともが故障で離脱するなどもあり固定できなかったが、この2人が万全であれば付け入る隙はそうそうない。

さらに津森宥紀投手板東湧梧投手泉圭輔投手甲斐野央投手松本裕樹投手というメンツが揃っていたリリーフ右腕陣に、ドラゴンズからFA移籍で又吉克樹投手を獲得した。8年間で5回の50試合以上登板という実績を誇り、昨シーズンは66試合登板で防御率1.28という驚異的な成績を残した、「今が最盛期の投手」。この補強は他球団もうらやむほどだ。

さらに育成から支配下登録を勝ち取った藤井皓哉投手が藤本新監督の信頼を勝ち取っている。勝利の方程式の仲間入りも視野に入りそうだ。

左腕陣では実績豊富な嘉弥真新也投手が中心となるが、もう1人台頭してくるようだと、嘉弥真投手の負担が減る。田浦文丸投手の成長に期待したいところだ。

リーグだけでなく、球界トップクラスの層の厚さを見せつけることになりそうだ。

 

野手陣

・打線力

一方、主軸の高齢化が気になる打撃陣

柳田悠岐選手グラシアル選手デスパイネ選手で組むことが予想される中軸はいずれも30代中盤から終盤という状態で、突然衰えが来たとしてもおかしくない。昨シーズン21本塁打と活躍を見せた26歳・栗原陵矢選手がさらに進化を見せて、「4番完全定着」くらいの活躍を見せてくれないと、シーズン中盤以降に打線が息切れというシナリオも考えられる。今シーズンは栗原選手の打棒がカギを握ることになる

トップバッター候補としては、23歳の三森大貴選手が筆頭、対抗に牧原大成選手の様相。2人とも俊足で、機動力を発揮してくれそう。ただ、2人とも超が付くほどの積極打法で、出塁率が低くなってしまうのが難点。また、藤本監督は高出塁率を保証できる打撃職人・中村晃選手を1番起用することも示唆。誰がトップバッターとなるか。

下位打線で起用されることが予想される、ガルビス選手松田宣浩選手甲斐拓也選手はいずれも2桁ホームランが期待できる。ただし率はあまり期待できない上、松田選手に関しては39歳となるシーズン。もう後継者がレギュラーを奪わないといけない頃だ。パワー自慢の大砲候補・23歳のリチャード選手を起用してポテンシャルを開花するまで打席数を与えることも十分に考えられる。

現状の代打陣は上林誠知選手柳町達選手真砂勇介選手といったところ。ただ、上林選手や柳町選手は年齢や持っている力を考えても、レギュラーになってくれないと困る選手のはず。この2人が外国人選手や中村選手といったベテラン勢を押しのけてスタメンを張るようになれば、経験豊富なベテラン勢を代打で起用することができ、自ずと野手陣の層が厚くなる

機動力の面では、代走の切り札となりそうな周東佑京選手を筆頭に、三森選手牧原選手もいるので不安はない。

若手・中堅勢の頑張りがかなり必要となる今シーズンのホークス才能豊かな若手が開花するまで、ある程度の我慢は必要なシーズンとなりそうだ。

 

・守備力

指標上で大きな穴になりそうだと思われるのはサードの松田選手くらいで、そこもリチャード選手栗原選が入ってくるようになればその穴は埋まる。全体的に好守の選手が多く、キャッチャー・甲斐選手「甲斐キャノン」は今年も健在。多くの盗塁を阻止することになるだろう。

よって、「守備難で苦しむシーズンになる」ことは無いとみていい

 

・選手層

捕手は甲斐選手が圧倒的に抜けており、控え候補1番手の海野隆司選手との差もかなり大きい。甲斐選手に不測の事態が起きた場合はチームに大きな影響が生じそうだ

内野では、どのポジションも2人はレギュラー格の選手がいる層の厚さを持っている。故障者続出などのことが無ければ、大きな問題にはならないはず。

外野は、上林選手柳町選手がかなりカギを握ることになりそうだ。実力を発揮できれば、外野の層は一気に厚くなるが、仮に2人ともコケてしまった場合は、一気に層が薄くなる。この2人の調子次第でチーム編成も大きく変わってくるとみていいだろう。

 

チーム浮沈のキーマン→栗原陵矢選手

理由・・年齢層高めの中軸陣で唯一の20代栗原選手が昨シーズン以上の打棒を見せられるか否かで、チーム成績は大きく変わってくる。最低でも25本塁打90打点を期待したい。

 

ブレイク期待選手→リチャード選手

理由・・昨シーズンは1軍で7本塁打を放った右の長距離砲で、「近未来の4番候補」だ。今年は松田選手を押しのけてレギュラー定着、25本塁打以上を期待したいところだ。

 

 

今回はここまで。次回は4位予想のバファローズについて書いていく。

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以上

2022 プロ野球パ・リーグ 順位予想をしてみた!(千葉ロッテマリーンズ編)

前回はパ・リーグ1位に予想した東北楽天ゴールデンイーグルスの戦力を見ていった。

 

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今回は、パ・リーグ2位に予想した千葉ロッテマリーンズの戦力を見ていく。

 

2位予想 千葉ロッテマリーンズ

投手陣

・先発陣

高卒3年目の怪物佐々木朗希投手が今年は開幕から先発ローテーションに入ってくる。それも「エース」としてである。直球の「エグさ」フォークやスライダーの質の高さはすでに証明済みで、今シーズンの沢村賞候補といって問題ないだろう。

2番手以降にも好投手が続く。左腕エースの小島和哉投手、実績十分のベテラン・石川歩投手美馬学投手といった計算できる投手が居る。昨シーズン8勝の岩下大輝投手、2年目を迎える大器・鈴木昭汰投手、剛球左腕・ロメロ投手、大型右腕・河村説人投手二木康太投手、育成から這い上がった本前郁也投手森遼大朗投手が控え、層は厚い。

そして、中盤戦以降には種市篤暉投手が帰ってくる。圧倒的奪三振能力を誇る右の本格派の1軍復帰が今から楽しみである。

 

・救援陣

救援陣は今年も健在だ。守護神・益田直也投手はリーグ屈指の安定感を誇り、勝利の方程式を形成する佐々木千隼投手唐川侑己投手国吉佑樹投手も力がある。ただし、佐々木投手と唐川投手は投球内容的に昨シーズンより数値が落ちる可能性が高いのは不安材料か。(打球傾向からはじき出される失点率「tRA」と実際の防御率とで2点近くの差があった。

とはいえ、他にも東妻勇輔投手小野郁投手田中靖洋投手と実績のある投手が控えており、層は厚い。速球派の横山陸人投手土居豪人投手の台頭にも期待がかかる。また、即戦力ルーキーである廣畑敦也投手八木彬投手の2人も救援陣をレベルアップさせることができるだけの力を持っている。

一方、左腕の層は不安が大きい。中村稔弥投手成田翔投手が活躍することで、その不安を解消したい。

 

野手陣

・打線力

リーグトップの得点力を誇った打線の武器は出塁力と走塁力の高さにある。今年もそれは健在だ。

リーグ盗塁王荻野貴司選手、高卒4年目の藤原恭大選手主将・中村奨吾選手で組むと予想される1〜3番は高い出塁率高い走塁力で高確率でチャンスメイクし、マーティン選手レアード選手の勝負強い大砲コンビがランナーを還すという形は強力だ。どの選手も相手投手に球数を投じさせ、ストライクを取るために置きに行ったボールを痛烈に叩くことができる。相手投手にとっては嫌らしいことこの上ないだろう。

下位打線には若手スラッガー候補の山口航輝選手安田尚憲選手を配置し、次世代の主砲育成をしながら、藤岡裕大選手エチェバリア選手が勝負強さで若手をカバーする役割を果たす。

控えにも勝負強さ抜群の岡大海選手首位打者2度を誇る天才打者・角中勝也選手、強打の佐藤都志也選手、2軍では敵なしの髙部瑛斗選手、覚醒の予感漂う平沢大河選手、長打力が魅力の井上晴哉選手と役者がそろっている。即戦力ルーキー・池田来翔選手も加わり、層は厚い。

そして代走の切り札としてパ・リーグ盗塁王・和田康士朗選手がいるのは、相手から見れば脅威この上ない。特に1点勝負になった時、この選手がいることが相手にとっては計り知れないプレッシャーになる。

 

守備力

守備力については内野に少し不安がある。ファーストのレアード選手とショートのエチェバリア選手のUZRは大幅なマイナスを計上しており、イメージに反して指標上では拙守となっている。セカンドの中村選手、サードの安田選手藤岡選手は問題なく守れていることから、レアード選手エチェバリア選手の守備力改善を期待したい。また、守備固めで起用されることの多い、三木亮選手小川龍成選手の活躍が求められる。

一方、外野の守備力は全く問題ない。荻野選手藤原選手マーティン選手の3人全員が俊足で守備範囲が広く、肩も強い。ここは穴が無いと言っていいだろう。

 

・選手層 

捕手は、田村龍弘選手を筆頭に、加藤匠馬選手柿沼友哉選手江村直也選手といった守備型捕手と、前述した佐藤選手のような攻撃型捕手とでしのぎを削る。そんな中、ドラフト1位ルーキー・松川虎生選手が一気に1軍正捕手争いに殴り込みをかけようとしている。強打を武器に、一気の下克上を果たすことがあれば、層は一気に厚くなる。

内野では、二遊間のレギュラー陣と控え陣の力の差が少し大きいという印象。そこを埋めるために、池田選手の活躍は必須だ。福田光輝選手平沢選手も殻を破っていかないといけない。

外野では、レギュラー陣の他に、前述した髙部選手岡選手角中選手が居て、菅野剛士選手福田秀平選手が2軍で控えているなど、層が厚い。主力の有事の際にも、ある程度であれば埋めることは出来るだけのメンツは揃っている。

 

チーム浮沈のキーマン→藤原恭大選手

理由・・この選手が「2番・センター」として1年間活躍できれば、優勝に大きく近づくはずだ。スピードとパワーを兼ね備えたスター候補生が2022年のマリーンズの浮沈を握っている。打率.270 15本塁打 20盗塁を最低目標に奮闘を期待したい。

 

ブレイク期待選手→池田来翔選手

理由・・即戦力ルーキーとして1年目から活躍が期待されている堅守と強打を兼ね備えた内野手地元千葉県出身の期待の星として、チームの内野陣を一層強力にさせるだけの活躍を首脳陣・ファン全員が期待しているはずだ。

 

 

今回はここまで。次回は3位予想のホークスについて書いていく。

 

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以上

2022 プロ野球パ・リーグ 順位予想をしてみた!(東北楽天ゴールデンイーグルス編)

前回、1位~6位までを予想した。その時の記事は以下のとおり。

 

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今回はパ・リーグ1位に予想した東北楽天ゴールデンイーグルスの戦力を見ていくこととする。

 

1位予想 東北楽天ゴールデンイーグルス 

投手陣

・先発陣

則本昂大投手田中将大投手岸孝之投手の3人が先頭に立ち、早川隆久投手瀧中瞭太投手の2人がそれに追随する先発ローテーションは相当に強力だ。打線の援護がちゃんとしてさえすれば、5人で60勝してもまったくおかしくない。

6番手争いには涌井秀章投手塩見貴洋投手のベテラン、釜田佳直投手辛島航投手弓削隼人投手・石橋良太投手の中堅勢、藤井聖投手高田孝一投手の若手勢がしのぎを削る。6番手争いもかなりハイレベルになる予感が漂う。現状のローテーションでは右投手が偏重気味。左右バランス、年齢バランスを考えると、左腕かつ25歳と若い藤井投手のローテ入りが1番理想的だと思う。

 

・救援陣

クローザーの松井裕樹投手は球界随一の安心感を誇る。心配の必要はないだろう。勝利の方程式で起用される、宋家豪投手安樂智大投手酒居知史投手も盤石。3人でローテーション起用という形も可能だ。

右腕のリリーフ陣は層が分厚い。直球に力がある西口直人投手内間拓馬投手、経験豊富な福山博之投手ブセニッツ投手、復活を遂げた森原康平投手、昨シーズンにリリーフ適性を見せつけた福井優也投手と役者がそろう。加えて、ドラフト5位ルーキー・松井友飛投手がオープン戦で存在感を発揮しているのは、思わぬサプライズだ。

一方、左腕に関しては不安が残る。現状、実績のある左腕リリーバーが松井投手以外におらず、右腕組に比べて層の薄さは顕著。そのため、新戦力の台頭が必要となる。昨シーズン9試合登板の渡邊佑樹投手や4試合登板の鈴木翔天投手の奮闘に期待したい。

 

野手陣

・打線力

昨シーズン、リーグトップの四球数・出塁率を誇った打線西川遥輝選手が加わった。毎年のように「打率+1割以上」の出塁率を誇る西川選手の獲得は、チーム全体の出塁能力をさらに向上させる。さらに、リーグ最下位だった盗塁数についても、西川選手の獲得で一気に解消されることが見込まれる。

中軸は、浅村栄斗選手島内宏明選手の3・4番が居て、脇を固める鈴木大地選手岡島豪郎選手茂木栄五郎選手の打撃技術も相手にとっては脅威だ。しかし、リーグ4位タイと苦しんだ長打率を改善するためには補強が必要だった。

そこに獲得したのが、昨シーズン3AのMVP・マルモレホス選手ヤンキースの元プロスペクト・ギッテンス選手ドラフト2位ルーキー・安田悠馬選手という面々。3人揃って驚異的なパワーを誇り、チームの課題だった長打力改善に大きく貢献してくれそうだ。マルモレホス選手・ギッテンス選手の日本野球への完全フィットは遅れそうだが、安田選手は練習試合・オープン戦でアピールを続けており、期待できる。

代打陣を見ると、右の長距離砲・和田恋選手の本格覚醒に期待がかかる。オープン戦では4番に起用されるなど、首脳陣からの期待は高い。銀次選手渡邊佳明選手小郷裕哉選手黒川史陽選手と左打者は豊富にいるので、ここで右の長距離砲が1枚入ることができれば、一気に層は厚くなる。

機動力の面では、前述の西川選手はもちろんのこと、レギュラーショート最有力の山﨑剛選手、巻き返しを誓う小深田大翔選手未完の大器・辰巳涼介選手といった選手たちの活躍は必須だ。代走起用が増えそうな武藤敦貴選手村林一輝選手にも期待したい。

 

・守備力

今シーズンに関しては守備力に多少の不安がある。

・セカンドの浅村選手の守備指標が少しずつ悪化していること

・センターがゴールデングラバー・辰巳選手ではなく、西川選手になりそうなこと

攻撃力・機動力を高くすることを考えれば、多少の犠牲は目を瞑るべきだが、昨シーズンよりは守備力は低下しそうだ。

その分、ゲーム終盤に登場する守備固めの重要性は増すことになる。守備固めで出場する選手達のパフォ―マンスには注目したい。

 

・選手層

捕手は前述した安田選手を筆頭に、太田光選手炭谷銀仁朗選手田中貴也選手と横一線の競争となりそう。若手の堀内謙伍選手石原彪選手といった選手たちが台頭することができれば、さらに層が厚くなる。

内野の控え候補には、前述した銀次選手和田選手小深田選手黒川選手村林選手といった選手達が並び、ベテラン・川島慶三選手も加わった。レギュラー陣に故障者が出た場合でも、短期間であれば十分に埋めることができるだろう。

外野では、田中和基選手や前述の小郷選手辰巳選手といった選手達が控えている。内野と同様、レギュラー陣に有事が起きたとしても、カバーできるだけの人材はそろっている。武藤選手オコエ瑠偉選手といったスピードを武器にした選手がここに加わることができれば、より良い。

 

チーム浮沈のキーマン→浅村栄斗選手

理由・・昨シーズンは67打点と本調子ではなかったイーグルスの主砲。四球数は101とさすがだったものの、やはりこの選手は打ってこその選手

今シーズンは35本塁打100打点を目標に、チームを引っ張って欲しい選手だ。

 

ブレイク期待選手→安田悠馬選手

理由・・イーグルス期待の生え抜き長距離砲候補。生え抜き初の30本塁打を期待できる逸材で、今シーズンはそのための土台作りのシーズンとなりそうだ。ルーキーではあるが、強打のキャッチャーとして2桁本塁打を期待したい

 

 

今回はここまで。次回は2位予想のマリーンズについて書いていく。

 

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以上