J1開幕!
残念ながら、開幕までには間に合いませんでしたが、3回に分けて残り9チーム、紹介していきます!
10位 横浜F・マリノス
昨年、ポステコグルー監督のもと、「キーパーの足下の技術までも求められる」攻撃サッカーを展開し、リーグ2位タイの得点数、56得点を奪ったF・マリノス。しかしながら、12勝5分17敗の勝点41の12位、最終節まで残留を決められない屈辱のシーズンとなりました。
33節の鳥栖戦では残留を争うライバルとの対決で痛恨の逆転負けを喫するなど、本来の勝負強さを見せることもできませんでした。
しかしリーグ戦終盤には、攻撃力を見せつつ、守備面での成長も見えた試合もあったことも事実。今年はそのサッカーに磨きをかけつつ、現実的な試合の運び方もできるようにしなければいけない年です。
ウーゴヴィエイラ選手が退団した攻撃陣ですが、李忠成選手やエジガルジュニオ選手、マルコスジュニオール選手に三好選手が加わり、昨年以上の迫力を手にしました。
中盤には天野選手や扇原選手、喜田選手に大津選手、遠藤渓太選手もいる激戦区です。
中澤選手が引退した守備面も、ドゥシャン選手やチアゴマルティンス選手、畠中選手に栗原選手もいるので、選手層に問題なさそうです。
あとは、ポステコグルー監督の采配次第。名門復活はなるのでしょうか
注目選手 エジガルジュニオ選手
174センチと高さはさほどありませんが、ゴールへの嗅覚やテクニックで得点量産を狙います。
というより、今年のF・マリノスはこの選手次第と言ってもいいかもしれません。
11位 セレッソ大阪
ルヴァン杯・天皇杯を制した2017シーズンからさらなる躍進を期待された昨シーズンでしたが、得点力不足が目立ち、優勝争いとは遠く離れた位置を推移した1年でした。
このオフも、杉本健勇選手が浦和に、山口螢選手が神戸に、山村和也選手が川崎にそれぞれ移籍し、大きくチームが変わりそうな雰囲気があります。監督もロティーナ監督に代わったこともあり、今年は変革の年となりそうです。
チームが大きく変わる時というのは、すぐに結果が出ないことが多いです。開幕の神戸戦では見事なウノゼロでの勝利を果たしましたが、ここからが本当の勝負。調子が落ちた時、我慢の足りないセレッソフロントがロティーナ監督をどれだけ信頼し切れるかも注目点です。
注目選手 清武 弘嗣選手
昨シーズン、10番を背負い期待された復帰1年目でしたが、小さなケガを繰り返して複数回の戦線離脱。不完全燃焼で終わってしまいました。この選手が1年間ケガなく戦えれば、得点力不足の解消、チームの上位躍進も見えてきます!
12位 サンフレッチェ広島
昨シーズン2位、今シーズンはACLにも出場するチームをこの順位に予想するというのはなかなかにないことです。なぜ12位という位置に予想したのか。原因は紛れもなく、昨シーズン終盤の戦いにあります。
昨シーズン、序盤は凄まじい強さで首位を独走していました。ところが終盤、複数失点や得点力不足で終盤は大型連敗を経験。優勝争いにも大きく影響を与えてしまいました。
個人的には、2012年終盤のジュビロに似たような印象を受けました。
(実際、2012年終盤のジュビロは本当に勝てず、翌年もその流れが続いてしまった結果、J2降格となっています)
ACLに参加することを考えると、選手層にも不安が残ります。ターンオーバーをするにも上手くやっていかないと、かなり苦労する一年になりそうです。
それでも、青山選手や柏選手、水本選手など、サンフレッチェで優勝を経験している選手が多く残っています。「勝ち方を知っている」選手たちがチームを復活させられるか。注目です。
余談ですが、アルビレックスファンの私としては、「地方クラブ成功」のモデルケースとしても、サンフレッチェには頑張ってもらいたいという気持ちがあります。苦しい1年になるかもしれないですが、なんとか頑張って欲しいところです。
注目選手 野津田 岳人選手
左足から放たれるキャノン砲を装備したMF。
仙台では、中盤の要としてチームを支え、3年ぶりの広島復帰を果たしました。 今年はシャドーストライカーのポジションで起用される見込みですので、2桁ゴールに期待したいところです。
今回はここまでです。
次回はすこしJ1編をストップして、開幕直前のJ2順位予想全体版を書いていこうと思います!
以上