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12球団別 最優先補強ポイント(その2)

前回はタイガースとイーグルスを書きました。今回はドラゴンズとマリーンズについて書いていきます。



中日ドラゴンズ

 

最優先補強ポイント→エース候補


7年連続Bクラスとなかなか浮上できていない近年のドラゴンズ。しかし、今年は最後の最後までCS争いを繰り広げ、強竜復活に向けてのいいきっかけを掴みつつあります。特に打線は7番バッターに平田選手を置けるほどの厚みと力を持っていて、かなりのレベルになってきています。

 

さて、そうなると来年のAクラス・優勝を狙うのであれば、強化するべきは投手陣、それも先発投手陣です。

現在の先発ローテを見てみると、大野投手・柳投手の左右の2枚看板がいて、梅津投手や小笠原投手、山本投手といった若手有望株もいます。ロメロ投手もいます。2年前の甲子園優勝投手・清水投手もいますね。


しかしながら、1年間ローテーションを守った経験のある投手は、大野投手と柳投手のみ。ロメロ投手は終盤になるにつれて攻略される場面が多くなり、来年に不安が残ります。また、小笠原投手や梅津投手はもともと怪我がちなところがありますので、来年1年間ローテーション投手として計算できるかと言われると、そこも不安です。


そう考えると、まだまだ足りていない先発投手陣。今年のオフはここを重点的に補強していくべきでしょう。


しかし、FAで誰か取るということは今年の市場を見るとちょっと考えづらく、外国人選手も誰か放出限りは獲得はないはずです。(今年の外国人選手はすでに残留させる方針で交渉を始めるという記事も出ています。)

そうなると、(超大型トレードでもない限りは)ドラフトしかないわけです。


さて、そのドラフトですが・・・難しいですね。
若手が出てきているドラゴンズ投手陣。その勢いに拍車をかけるべく、「将来のエース候補」として星稜高校の奥川投手を獲得することが考えられます。
一方、今の野手陣のこと(特に年齢面)を考えると、今後2・3年の間に優勝まで持っていかないと、また長い期間優勝できない可能性もありますので、一刻も早く「1年目から10勝できる即戦力を」と考えるのなら、明治大の森下投手を取りに行くべきです。

私なら森下投手を指名したいと思うところですが、ドラゴンズというチームがどう考えるか。今後2・3年で勝負を仕掛けるのか、それとも無限の伸び代を秘める若手に賭けてくるのか。ドラフト1位の選択で考えがわかりますね。

もしくじを外してしまった場合は、そこは地元の選手を取ることの多いドラゴンズ。東邦高校の石川選手をまずは(ハズレ1位という形ですが、)取りに行き、2位以下で投手を指名するということが考えられます。
2位以下に残りそうな投手というと、将来性を取るなら霞ヶ浦高校の鈴木投手や東海枠で菰野高校の岡林投手や津田学園の前投手あたりですかね。

即戦力を求めるなら、立教大の田中投手や東北福祉大の津森投手なんかは面白いと思うんです。特に津森投手は右のサイドハンドでなんとなくドラゴンズにハマりそうな感じがします。

千葉ロッテマリーンズ

 

最優先補強ポイント→FA移籍濃厚な2人の穴


あとわずかの差でCSを逃したマリーンズ。しかし、ホームランラグーンの恩恵を受けた打線は一気に強力打線と化しました。投手陣を見ると、先発には種市投手、小島投手、岩下投手が出てきてリリーフには東妻投手や中村投手が一軍で登板を重ねました。若手育成がうまくいっているので、来年以降に期待の持てるチームです。

と書きましたが、どうやら益田投手と鈴木大地選手がFA権を行使するとのことですね。まだ正式にFA宣言をしたわけではないですしなんとも言えませんが、確かマリーンズはFA宣言からの残留、いわゆる宣言残留は認めてなかったと記憶しています。今回もその前例に則るなら、この2人は来年居ないと考えてチーム編成をすることでしょう。

守護神・益田投手の所、ここにルーキーの抜擢はさすがに酷ですから、外国人投手の獲得が濃厚でしょうか。
しかしマリーンズが「抑え」として獲得した外国人選手ってなかなか当たらないイメージが・・・。そもそもチーム最多セーブが外国人投手だったのは2009年が最後。その時の投手は出戻りのシコースキー投手でしかも15セーブのみ。その前の外国人守護神は1999年に30セーブを挙げたウォーレン投手まで遡ります。この20年間で守護神候補の外国人投手は結構在籍していたと思うのですが・・。そう考えると、抑えとして外国人投手を獲得せずに、現在在籍している日本人投手の配置転換することも考えないといけなくなるでしょうか。
(薮田投手や益田投手、内投手も配置転換からでしたし・・)

配置転換となる場合、今度は中継ぎ投手が不足します。そうなるとさすがにドラフトでの獲得や外国人選手の獲得は必至でしょう。
ドラフトで即戦力でリリーフタイプの投手をと考えると、近畿大の村西投手なんかはかなり良さそうです。球は速いサイドスローで三振が取れるタイプです。なんとなく東妻投手に似てるという印象です。日体大の北山投手も球が速く、リリーフ向きの好投手です。1イニング2イニングの全力投球が向いているという印象です。

一方、鈴木大地選手の穴埋めはどうするんでしょうか。と思いましたが、サード候補なら2017ドラ1の大器・安田選手がいました。もしかしたら来シーズン、安田選手を1年間固定する覚悟で行くかもしれませんね。
仮に、安田選手を固定しない場合はドラフトを使ってスタメンを争えるような即戦力野手を取らないといけないですね。そうなると、マリーンズにフィットしそうな選手としては明治大の添田選手や大阪ガスの小深田選手なんかはいい気がします。脚も速く、複数ポジションをこなせる選手なので、使い勝手もいいですし。
ラグーンの恩恵をモロに受けたいのなら、大砲タイプを取りに行く所ですが、安田選手がいるのにわざわざ取ることは考えにくいですからね。

あと、最優先ではないので余談になりますが、外野も1人即戦力が必要ですかね。角中選手の打撃がかなり落ちてきていること、荻野選手が来年以降もフルで出られるか疑問が残るという面からも、1人は取っておきたい所です。慶応大の柳町選手や法政大の宇草選手、東京ガスの笹川選手あたりは狙って欲しいところです。

(9/29追記  益田投手と鈴木大地選手に関して、マリーンズ球団としては宣言残留を認めた上で、全力を尽くしての慰留をするそうですね。

宣言残留をするのか、移籍をするのかでだいぶオフの動きが変わりそうなので、注目していきたいですね。)


今回で2回目になりましたが、内容にもうボロが目立つようになってきました。(笑)

文才が欲しいですね。それ以上に知識が欲しいですが。



以上