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ドラフトを振り返る セ・リーグ編②

さて、今回はセ・リーグ Bクラスに沈んでしまった3チームのドラフトを振り返ってみます。

 

広島東洋カープ

最優先補強ポイント→先発投手

 

カープは1位に明治大・森下投手を指名しました。正直競合は避けられないだろうなと思っていたのですが、まさかの1本釣りという結果に。あっさりと即戦力先発右腕を確保しました。これで来年は左のジョンソン投手、床田投手、右の大瀬良投手、九里投手、森下投手で先発ローテ5枚はかなりの強度です。

さらに、3位には霞ヶ浦高校・鈴木投手を、6位には丹生高校・玉村投手をそれぞれ指名。ジョンソン投手が退団する頃にこの2人が先発ローテを担えるような力をつけてくれることがチームとしては理想的な流れでしょう。

 

さらに2位には法大・宇草選手を獲得しました。左打ちの外野手が野間選手しか居ない状況(今年は西川選手がセンターを守っていましたが、サード再転向との情報もあります。松山選手もファーストが主戦場になりそうです。)でしたので、これはいい指名だと思います。何より宇草選手の持つ快足はカープにはもってこいの魅力です。

加えて、4位に花咲徳栄高校・韮沢選手を指名し、将来の「菊池選手の後釜候補」を確保しました。この辺は抜かりがありません。

5位の天理大・石原捕手ですが、名実ともに(?)石原慶幸選手の後釜候補でしょうね。

 

結果としては、先発候補をしっかりと確保しながら、他のウィークポイントについても、キッチリ見据えて戦力を確保する、いい指名だったと思います。

 

中日ドラゴンズ

最優先補強ポイント→エース候補

 

ドラゴンズは、1位に東邦高校・石川選手を指名しました。地元愛知出身、近未来の主砲候補として選択しない理由は無かったということでしょう。球団としてどのような育成プランを組んでくるのか。

 

2位には大商大・橋本投手、3位には東芝・岡野投を指名。どちらも即戦力投手です。特に岡野投手は指名されるのが遅すぎたくらい(来年で26歳)の好投手で、来年の開幕ローテに入ってくるのではないかと思われます。

ただ、失礼を承知で言えば、「エース候補」と言われるとちょっと違うような気もします。「近い将来」1人で15勝を挙げるエース候補を取るより、即戦力投手を2人を獲得して「来年から」結果を出せる即効性を求める。そして2人で15勝、あわよくば20勝を挙げて欲しいということでしょうか。

 

4位には慶應大・郡司捕手を指名しました。こちらは近未来の正捕手候補といったところでしょう。ただ、チームに19歳の石橋捕手もいるので、そこの兼ね合いをどうするのかは注目ポイントです。

 

5位には、菰野高校・岡林投手、6位には札幌創成高校・竹内投手を指名。この2人は体づくりからでしょうか。球団としては将来のローテーション定着を期待していることでしょう。

 

このドラフトでは、「エース候補」になりそうな投手の獲得はありませんでした。ここ5年のドラフトで小笠原投手、柳投手、石川 翔投手、山本投手を獲得していることを考えると、球団としては、この4人を近未来のエース候補として考えているということでしょうか。

 

東京ヤクルトスワローズ

最優先補強ポイント→投手全般

 

スワローズの補強ポイントはとにかく投手でした。その中で迎えたドラフト、1位に星稜高校・奥川投手を指名。3球団競合の末、見事に当たりクジを引き当てて、交渉権を獲得しました。高津新監督、さっそく大仕事を果たしました。

さらに2位には日体大・吉田投手を指名。即戦力度では今回のドラフトでも屈指。よく2位まで残っていたものだと驚きました。大学時代は投球イニングがやや少ない印象でしたが、スワローズは1年目から先発として使うのか、それともリリーフから始めて、段階を踏んでから先発ローテに組み込むのか。育成計画に注目したいところです。

さて、3位には創価大・杉山投手を指名。4位には大商大・大西投手を指名しました。全体で言うと、36番目、37番目になるところですが、即戦力の先発候補を獲得出来た。これはスワローズにとってはとてつもなく大きいはずです。うまくいけば来年の先発ローテ6人のうち4人がこの選手達で埋まる、なんてことも期待してしまうような素晴らしいドラフト戦略だと思います。

 

5位には八千代松陰高校・長岡選手、6位には八戸学院光星高校・武岡選手と将来有望な野手を指名。しかし、内野手は村上選手や廣岡選手など、若手有望株が多いので、もしかしたら、この2人については脚を活かして外野転向なんかもあるかもしれませんね。

 

というわけでスワローズ、今年のドラフトは補強ポイントに即戦力を多数獲得、一気に戦力を拡充。お見事といっていいでしょう。来年は最下位から一気に浮上なんてこともありそうです。

 

 

というわけで、今回はここまで。

個人的な感想ですが、この3チームはかなりいいドラフトだったのではないかと思います。その中でもスワローズは100点に近い立ち回りを見せたと感じています。

 

以上