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2020 J1順位予想をしてみました!(7位〜12位編)

今回は、以前投稿した記事(下にリンクを貼っています)で7位~12位と予想したチームと注目選手について、簡単ではありますが書いていきます。

 

なお、これまでに書いた記事については以下のリンクをご覧ください。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

 

 

7位 ヴィッセル神戸(2019年成績 14勝5分15敗 勝ち点47 8位)

苦しんだ前半戦を乗り越え、後半戦にかけて選手たちのポテンシャルが発揮されてきた。天皇杯というタイトルも掴み、飛躍する予感を感じされて終わった2019シーズン。2020シーズンはついに夢にまで見たアジアの舞台が待っている。その舞台での飛躍、さらに国内タイトルの獲得にも意欲を見せる革新的クラブ・ヴィッセル阪神・淡路大震災から25年、四半世紀を迎えた節目の年に大きな成果をあげてほしいところだ。

今年はエスパルスからドウグラス選手を獲得。引退したビジャ選手の後釜としては少しタイプは違うが、良いFWを取ってきたと思う。しかし、ポドルスキ選手の退団は痛手か。さらに日本人の即戦力は実質ゼロ。中坂選手が先発争いに絡めるかどうかくらいの補強という印象。これは「現状戦力に自信あり」ということの裏返しか、それとも嵐の前の静けさか。

昨シーズン途中の酒井高徳選手フェルマーレン選手加入以降、明らかにチームの雰囲気が変わったので、かつてのように降格したり、残留争いに終始するような低迷は無いと思う。しかし、移籍市場での動きを見る限りは、ACLとの二足の草鞋を履きこなすには全体的にやや選手層に不安が残る。リーグ中盤以降に苦しむと考え、7位予想とする。


 

注目選手 ドウグラス選手

エスパルスから移籍してきた新エース。実力は証明済み。あとは1年間戦えるかがカギになる。持病の不整脈には注意してほしいところ

 

8位 ガンバ大阪(2019年成績 12勝11分11敗 勝ち点47 7位)

ここ数年、1シーズン戦うスタミナが不足している印象のガンバ。2017シーズンは終盤に失速、2018・19シーズンは序盤で躓き早々優勝争いから脱落するなど、「西の横綱」の姿は過去のものになりつつある。今年は主力の放出は防いだが、主力級の獲得もほぼ無く、強いて言えばオ・ジェソク選手の復帰くらいか。小野裕二選手は前線・2列目のバックアッパーが濃厚で、新里選手センターバックのバックアッパーが濃厚。この3年の体たらくから脱却し、躍進するためには既存戦力の奮闘が必要だ。

今年は3-5-2を基本フォーメーションとして戦うと予想されている。ボランチの層にかなりの不安が残るが、どう出るか。ひとまず8位予想とする。

思えばガンバが初優勝を遂げた2005シーズン、3-5-2のシステムを基本とし、大黒選手・フェルナンジーニョ選手・アラウージョ選手の3人を中心とした攻撃力でタイトルを掴み取った。宇佐美選手倉田選手井手口選手アデミウソン選手パトリック選手がそれを再現できるか。そして、その時のキャプテンであった宮本監督の手腕が問われるシーズンになる。

(とか言ってたら、なんと昌子源選手が加入するとのこと。順位予想出した後にこんな大型補強やめてくれよ・・・泣)

 

注目選手 井手口陽介選手

「失敗に終わった」海外移籍から立ち直れるか。まだ23歳、ここからいくらでも挽回できる。アカデミー出身の天才がチームを高みへ誘う。

 

 

9位 サンフレッチェ広島(2019年成績 15勝10分9敗 勝ち点55 6位)

 2018シーズンの2位までとは行かなかったが、2019シーズンも6位とさすがの安定感を見せたサンフレッチェ稲垣選手グランパス移籍はあったものの、ほとんどの主力を残すことに成功。継続路線で上位を狙う。

昨年、大ブレイクを果たした大迫選手を中心にした堅い守り(34試合29失点)は今年も健在。守備が大きく崩れる心配はなく、この部分の安定感はチームに安心感を与える。

一方、課題は45得点に終わった攻撃陣。渡選手を放出する代わりに、浅野選手永井選手エゼキエウ選手を獲得し、前線・2列目の層はアップ。ただし爆発的な得点力までは期待できないと思われる。

そして最も心配な要素は3シーズンを迎える城福監督。第1次FC東京時代にはそれまで低迷していたチームを1・2シーズン目は上位に導いたが、3シーズン目で低迷。結果的にJ2降格となってしまった経験を持つ。

また、ここまで率いた2シーズン、5連敗を1回、6連敗を1回、それぞれ記録している。こういった点を見ていると、上位に置くのは少し怖い。チーム力自体は決して低くないのだが、連敗癖が尾を引くと考え、今回は9位予想とした。

 

注目選手 森島司選手

サンフレッチェ生え抜きの若き才能。今年から10番を背負い、チームの象徴としても期待される。2017年のJ1デビュー戦で見せたあのドリブルとテクニック。今年は1年間続けて見せてほしい。

 

 

10位 北海道コンサドーレ札幌(2019年成績 13勝7分14敗 勝ち点46 10位)

 2019シーズン、シーズン序盤は爆発的な攻撃力を見せ、上位争いを繰り広げ、ルヴァン杯では初の決勝進出!惜しくも準優勝となったが、歴史的な死闘を演じ、「コンサドーレ、やるな!」と思わせてくれた。ただ、終盤9試合で2勝1分6敗と失速。大量失点の試合も目立つようになっていたのがやや不安材料か。

それでも、主力放出を防ぎ切ったこのオフはネガティブでは無い。主力級の補強は無かったが、継続路線と考えれば妥当な動きとも言える。

鈴木武蔵選手アンデルソン・ロペス選手ジェイ選手などのゴールゲッターや、チャナティップ選手・ケガからの復活を期す駒井選手・「ユースからの生え抜き」菅選手のようなドリブラーもいる攻撃陣は「個」でも「組織」でも迫力があり、福森選手という飛び道具も控えている。宮澤選手深井選手というコンサドーレ自慢の生え抜きゲームメイカーが存在感を発揮し、守備陣にも、進藤選手という若く大きな柱がいる。

実はタレント揃いのコンサドーレ。あとは3年目を迎えるペトロヴィッチ監督がマンネリ化をいかに抑えられるか。クラブ初、4年連続となるJ1の舞台は果たしてどうなる。

 

注目選手 駒井善成選手

ペトロヴィッチ監督の秘蔵っ子。怪我で苦しみ続けた昨シーズンを乗り越え、躍進の2020年へ!彼の復活が最大の補強になる。

 

11位 ベガルタ仙台(2019年成績 12勝5分17敗 勝ち点41 11位)

苦しいと予想された2019シーズン。開幕5試合未勝利、勝ち点1とスタートダッシュに失敗したが、中盤以降に着実に勝ち点を重ね、見事に残留。11年目のJ1の舞台を迎えることができた。

このオフ、チームは大型補強に乗り出した。課題だったセンターフォワードポルトガルU20代表歴のあるゲデス選手赤崎選手(←グランパス)を獲得すると、サイドハーフにはサガンからクエンカ選手を獲得し、個の力でも勝負できる状況を作った。アシスト王でもあった永戸選手アントラーズに売却し戦力ダウンが囁かれた左サイドバックにはパラ選手をブラジル・ボダフォゴから獲得。この人も永戸選手に負けず劣らず攻撃的なサイドバック。全体的な攻撃力は上がっていると見ていいだろう。

守備陣は大岩選手が抜けたが、元々昨シーズンは怪我もあったので、そこまで大きな痛手とはならなさそう。シマオ・マテ選手平岡選手を軸に吉野選手金正也選手常田選手が定位置争いに絡んでくれば、パフォーマンスも上がるであろう。そして最後方に控える元ポーランド代表のキーパー・ヤクブ選手にも注目だ。

 

「補充」ではなく「補強」ができているのはポジティブな要素だろう。新戦力のフィットまでは苦戦もありそうだが、序盤のうちにハマれば一気に上位すら見えてくる。

(あとはフロント陣に。2億強の赤字はなんとか解決して欲しいところ。キツイだろうが、踏ん張ってほしい。)

 

注目選手 シマオ・マテ選手

加入2年目でキャプテンを任される守備の要。欧州でも存在感を発揮したその能力の高さはホンモノ。さらにフィットした今年は年間通してのフル稼働を!

 

 12位 大分トリニータ(2019年成績 12勝11分11敗 勝ち点47 9位)

昇格1年目の昨シーズン、序盤は片野坂監督の下で躍動を遂げ、一時は3位に入るなどサプライズを巻き起こした。中盤以降はやや失速するも、シーズン通して見れば勝ち越し、9位でシーズンを終えることに成功。開幕前には「確実視」されていた残留争いには一度も絡まず、上々のシーズンだったはず。

2年目を迎える2020シーズン、得点源であったオナイウ選手が退団。穴の開いたセンターフォワードはどうなるかというところではあったが、フロンターレから知念選手サンフレッチェからは渡選手、さらにJ3で得点を量産していた高澤選手ザスパクサツから獲得。しっかりとした動きでカバーすると、シャドーのポジションには、ヴォルティスで圧倒的な存在感を発揮していた野村選手松本山雅から町田選手を獲得。さらに昨年のチームアシスト王であり、レッズからオファーを受けていたとされる小塚選手が残留。トリニータは資金力に乏しいと言われるチームだが、今回のフロントの働きには頭が下がるというもの。

守備陣は昨年34試合で35失点と堅守を発揮した主力が揃って残留を果たした。大崩れすることはなさそう。ただし、昨シーズン中盤以降、「ボールは長く保持しているのに、被弾する」という試合が多くなっており、そのあたりは2020シーズンを迎えるにあたって不安がある。相手の研究・分析も厳しくなると考え、今回は12位予想とする。

 

 

 注目選手 小塚和季選手

チームの攻撃を操る「司令塔」

レッズからのオファーに断りを入れ、トリニータでさらなる飛躍を誓った2020シーズン、「天才」と呼ばれた才能を見せつけ、最低でも10アシストは欲しいところ。

 

 

次回は13~15位を書いていきます!

 

以上