野球とサッカーが好きな人間のブログ

野球とサッカーが好きな人間が好き勝手に喋ってます!順位予想とかもやってます!

2020 J1順位予想をしてみました!(16位〜18位編)

まず初めに。前回記事を投稿した後、アクセス数が今までの20倍くらいの数に一気に伸びました。

まさかの事態に正直驚きました。というより、驚きを通り越し、なんだか申し訳ないと思うくらいです。(笑)

ありきたりな内容しか書けないような当ブログではございますが、ご覧いただきましたこと、本当に嬉しく思っております。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

 

さて、今回はJ1編最終回。16位から18位まで書いていきます。

なお、これまでの記事は以下のリンクのとおりです。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

  

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 


16位 サガン鳥栖(2019年成績 10勝6分18敗 勝点36 15位)

2シーズン連続で残留争いを強いられたサガン

原因は紛れもなく得点力不足だ。2018シーズンは29得点、2019シーズンは32得点と1試合平均1ゴール以下のシーズンが2シーズン連続となってしまった。(2シーズン連続で「1試合平均1ゴール以下でJ1残留を果たした」チームは、2009・10のモンテディオと2013~16シーズンのヴァンフォーレ以来、3チーム目。)

2019シーズンに関しては、あの「恐怖のカレーラス体制」の下、開幕10試合で1ゴールという驚異的なまでの得点力不足の時期があったので、ある意味参考記録ともいえるのだが、その後24試合で見ても31得点(34試合平均で見れば44得点弱)なので、やはりそこまで多くはない。

そしてこのオフも緊縮財政のなかで主力が多く抜ける展開に。クエンカ選手ベガルタへ、小野裕二選手がガンバへ、中盤の底やサイドでも出場していた福田選手ベルマーレへ、それぞれ移籍すると、サイドバック三丸選手レイソルへ移籍し、サイド攻撃は完全に作り直し。サイドハーフとしてはベガルタから梁勇基選手、サンガから小屋松選手湯澤選手というスピードあふれるドリブラーサイドバックではヴォルティスから内田選手を獲得した。前線の金森選手アゴアウベス選手もレンタル移籍から完全移籍で獲得し、2年前にサンガで活躍していた長身のレンゾロペス選手を獲得したが、総合的に見れば攻撃陣の戦力はプラマイゼロといったところか。今年も得点力不足に苦しめられるシーズンになるような予感がする。

一方、そんな攻撃陣でも残留できた要因には、守備陣の奮闘があった。そんな守備陣だが、高橋裕治選手レイソルへ移籍してしまった。しかし悲観的な空気はない。松本山雅からエドゥアルド選手を獲得し、神戸からは若手有望株の宮選手を獲得した。キーパーには松本山雅から守田選手を獲得し、高丘選手も残留。選手の質量的には昨シーズンと遜色なく、守備崩壊で苦しむということはなさそう。

総合的にはチームの戦力値はプラマイゼロと言える。だが、ここ数年のJリーグを見ていると得点力不足のチームには厳しい時代が来ているように思える。加えて戦力面で大きな入れ代わりがあったことにより、連携を深めるには時間がかかるかと。地方クラブの雄として、なんとかJ1残留を果たして欲しいとは思うが、ここは16位予想とする。

(余談だが、クラブ財政が心配。大口スポンサーであったゲーム会社の撤退、フェルナンドトーレス選手やクエンカ選手といった高年俸選手が多かっただけに、それが響いているという話もある。ついには今シーズン、最近まで胸スポンサーが決まらなかったりしたとのこと。鳥栖はかつて経営難でチーム存続が危ぶまれた過去がある。なんとかこの窮地を脱却して欲しい。)


注目選手 金森健志選手

アビスパ時代の輝きはどこへ。

アントラーズに移籍にした2017シーズン以降の3年間で40試合2ゴールと苦しんでいる。もう26歳。「ここで復活しなければ、もう先は無い」くらいの気持ちで!


17位 湘南ベルマーレ(2019年成績 10勝6分18敗 勝点36 16位)

ルヴァン杯優勝からわずか1年で、チームは激変してしまった。チョウ・キジェ監督によるパワハラ騒動からチームは空中分解し、終盤戦は連戦連敗。27節のエスパルス戦、28節のフロンターレ戦ではホーム2連戦で合計0得点11失点という凄惨な戦いをしてしまった。なんとか浮嶋新監督の下、最終盤3試合では1勝2分の勝点5を稼ぎ、16位でJ1参入プレーオフに回ることに。ヴォルティスとの「平塚決戦」を1-1のドローで乗り切り、「ある意味」ルールにも助けられて残留を果たしたが、見通しは暗いままだ。

このオフも例年同様に主力が多く引き抜きされていった。杉岡選手アントラーズに、山﨑選手グランパスに、山根選手フロンターレに、菊地選手秋元選手に至ってはJ2のアルディージャとゼルビアに新天地を求める異常事態(秋元選手はレンタル移籍)。

新戦力に目を向けると、前線にはノルウェー代表の「10番」でもあるタリク選手コンサドーレからのレンタル移籍で岩崎選手12年ぶりの復帰となる石原選手が入った。中盤にはサガンから福田選手を獲得し、レンタル組では、山田直輝選手をレッズから、中川選手レイソルからそれぞれ完全移籍で獲得するなどした。最終ラインにはベガルタから大岩選手を獲得。しかし、ポストプレーヤーであるクリスラン選手の残留が絶望的とのことで総合的な収支としては大幅なマイナスと言っていいだろう。

3年連続J1。これは湘南ベルマーレとしては初めてになる。チームにとって歴史的なシーズンになるが、押し寄せる荒波にどれだけのパッションを持って向かっていけるか。

個人的な話になるが、ベルマーレのようなチームは個人的にはすごく好きだ。1人1人がサボらず走り、愚直なまでに90分間戦い続けるあの姿。ほかのチームとは一線を画した「走力」で勝利を掴もうとするチームスタイル。

浮嶋監督の下、新たな「湘南スタイル」を見せて、残留へ、そして躍進へ。17位予想とはしたが、私の予想が大きく外れ、「湘南の暴れん坊」がJ1を席巻することを期待したい。

 
注目選手 松田天馬選手

164センチという小さな身体だが、ピッチ上での存在感は抜群。ボランチ、トップ下をこなす万能性はもちろん、残留争い中の32節FC東京戦やJ1参入決定戦のヴォルティス戦でゴールを決める勝負強さも兼ね備える。できればトップ下で1年間使って欲しい存在だ。

 


18位 横浜FC(2019年成績 23勝10分9敗 勝点79 J2 2位)

13年ぶりにJ1の舞台に帰ってきた「フリエ」

2019シーズンの中盤から終盤にかけては怒涛の快進撃。19節のホーリーホック戦からの24試合の成績は17勝6分1敗で勝点57 1試合平均で2.375点(!?)という驚異的なハイペースぶり。見事にJ1昇格を成し遂げた。

チームのイメージとしては攻撃陣も守備陣も大きな穴が無く、まとまったチーム力があるという印象。攻撃陣はイバ選手や皆川選手といった長身のポストプレーヤーを活かしながら、2列目・3列目の選手たちが上がっていくスタイルを基本とする。(その上、イバ選手は自分で決めてしまう「個の力」を併せ持つ。)

最前線にはJ2のサンガで17得点を挙げた一美選手を獲得。2列目には松尾選手齋藤功佑選手斎藤光毅選手草野選手中山選手などの、若さとスピードに定評のある選手たちがズラリと揃い、相手守備陣に脅威を与える。

さらに忘れちゃいけない、2011シーズンJ1MVPプレイヤーレアンドロ・ドミンゲス選手の存在。プレースキックミドルシュートの威力や正確性は相変わらず凄まじい。

中盤の底には中村俊輔選手が控え、正確なパスが前線を操る。レアンドロ・ドミンゲス選手と中村選手という左右のキッカーを備える横浜FC。セットプレーには要注目だ。

守備陣を見ると、キーパーには南選手が居たが、ここに六反選手エスパルスから獲得。日本代表歴のあるキーパーが2人揃う豪華な顔ぶれとなった。

センターバックにはヨン・ア・ピン選手伊野波選手が構え、川崎選手小林選手ヴィッセルからレンタル移籍)などが控えている。3バックの場合は松井大輔選手リベロ起用もあるが、さすがにJ1の舞台ではやらないと見て考えないことにする。左サイドバックにはホーリーホックの躍進を支えた志知選手が加入。志知選手と昨シーズンの昇格を支えたレギュラー・武田選手による定位置争いは白熱必至だ。右サイドバックにはフロンターレからマギーニョ選手をレンタル移籍で獲得。北爪選手レイソルに移籍したことを考えると、恐らく彼がファーストチョイスになるだろう。中盤には横浜FCの象徴」佐藤謙介選手がいる。さらに元々センターバックである田代選手が中盤のプレイヤーとして控えている。

 

と、ここまで書いてきたが、結果としては18位予想とした。理由としては主力の経験の少なさ」「選手の高齢化」がある。

「経験の少なさ」という点について。例えば群雄割拠の2列目の選手たちだが、その中でJ1経験のある選手はレアンドロ・ドミンゲス選手と松浦選手くらい。最前線でファーストチョイスと予想される皆川選手も決して試合経験自体は多くない。(主に途中出場がメイン)さらに、イバ選手もJ1未経験。どこまで通用するかは実は未知数といえる。

「高齢化」についてはご存知の通り。守備陣から順に見ていくと、

GK南選手 41歳

DF伊野波選手 35歳

DFヨン・ア・ピン選手 34歳

MF中村選手 42歳

MF松井選手 39歳

MFレアンドロ・ドミンゲス選手 37歳

FWカズ選手 53歳

FWイバ選手 35歳

※2020シーズン閉幕時点 満年齢

 

かなりスゴイ・・・。(苦笑)

経験値は大切な要素ではあるのだが、さすがに高齢化がここまで進んでしまっているのは不安。しかもこの中の大多数は、主力としてやっていくことを考えると・・・。

「昇格候補」として、「地力があるチーム」として戦っていたJ2ではペース配分も考えながら戦えるため、何とかなったが、あくまでも「18番目のチーム」として戦うJ1では必然的に序盤から飛ばさなければいけない。そう考えると、序盤戦はともかく中盤戦以降はかなり不安が残る。

経験値もありながら、20代後半~30代前半の働き盛りな選手を何人か獲得できればよかったのだが、なかなかうまくいかなかったといったところか。(個人的にはセレッソから0円提示を受けてしまった田中亜土夢選手とか松本山雅の飯田選手あたり取れればとは思っている)

それでも「フリエ」トップリーグ復活は古くからのJリーグファンが待望していたはず。今は亡き名門横浜フリューゲルスを継承するこのチームに、奮闘を期待したい!


注目選手 斉藤光毅選手

19歳、横浜FCユースが生んだ若き天才ドリブラー。間違いなく3年後~5年後には欧州でやっていける逸材の1人。「ドリブラー」と書いたが、シュートもかなり正確なものを持っている点はポイント。



J1編終了!長かった・・・。(苦笑)

 

次回からは、J2編を書いていきます!

(J2編 全体版を出しました。リンク、下に貼ります)

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 



以上