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アルビレックス新潟 2020シーズン展望!(その1)

2020シーズンのアルビレックス新潟の戦いが始まろうとしている。

J2降格から3シーズン目。もうこれ以上J2に甘んじるわけにはいかない。

そんなアルビレックスの2020シーズンを自分なりに、項目に分けて展望していこうと思う。

 

①フォーメーション

アルベルト新監督のもと、主として採用が予想されているのは「4-1-2-3」4-2-3-1」「4-1-4-1」といったところか。キャンプではさまざまなフォーメーションを試しているようで、3バックなども試しているとのことだが、実際には4バックが主として採用されそうだ。

以下はフォーメーションのイメージ図。選手名も記載しているが、これは適当に入れたものと見ていただきたい。

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ここからこの3つの中でも、最有力とされる「4-1-2-3」のフォーメーションを組む前提で展望を進めて行こうと思う。

 

②FW(CF・WG)

CF

中央最前線に1人配置する形と予想されるCF。最有力はファビオ選手だろう。昨シーズンはブラジル2部で15得点。これは得点ランク2位の記録。192センチの長身に加えて、スピード、シュートテクニックも高次元で備えた万能型のCF。練習試合でもゴールを量産しており、かなり期待できる選手と言っていいだろう。ちなみに今月上旬にはお子さんが産まれたとのこと。おめでとう!

対抗にはペドロ・マンジー選手。キャリア通算で110試合106ゴールというゲームみたいな成績を残している選手。この選手はとにかくシュートのうまさ、多彩なシュートパターンを持つゴールゲッターで2019シーズン活躍してくれたレオナルド選手に似ているとのこと。コンディションが上がってくれば、間違いなく活躍できる選手だ。

矢村健選手田中達也選手もいるが、この2人が先発でCFに入る場合は、「前線からのプレスが重要となる」試合の時だろう。

FWの能力としては、矢村選手は裏抜けのうまさとシュートの正確性、達也選手は献身的な姿勢と1.5列目的な位置でボールを捌ける技術の高さがある。この2人が終盤に控えていたら、相手は嫌なことだろう。

 

WG

個の能力がかなり求められる両WG

今年は左にNo.10本間至恩選手、右に渡邉新太選手と予想。昨シーズン終盤はこの2人がスタメンで起用され、終盤の強さを見せてくれた。本間選手のあのドリブルカットインからのシュートはやはり魅力的。新太選手のシュート力ゴリゴリと進むドリブルも惚れ惚れするものがある。守備も全力でやってくれる選手達のため、基本はこの2人が軸になるはず。

そして、このポジションで台頭を期待しているのが、 森俊介選手関西学院大学時代の2016年天皇杯 VSアルビレックス戦で、ブラジル代表歴のあるコルテース選手をズタズタにしたあのドリブル。あの姿を見ているので、試合に絡めないここまでの3年間は想像できなかった。しかし今シーズンはスペイン人・アルベルト新監督の就任、サイドにドリブル力を持った選手が求められるチーム事情という追い風が吹いている。このチャンスをモノにしない訳にはいかないはず。なんとか課題とされる守備力を向上させ、切り札的存在になって欲しいところ。

大本選手も候補に上がっているが、この選手は左右こなせる超攻撃的サイドバックとして見てみたいので、ここでは省略。

 

③MF(OMF・DMF)

OMF

個人的には最激戦区のポジション。このポジションは少し長く書くことにする。

「4-1-2-3」を前提とすると、2人がこのポジションでプレーすることになる。

まずシルビーニョ選手。高い技術は2019シーズンも序盤から見せていたが、守備面や連携面での難を抱えていたことから中盤戦には出場機会が激減してしまう。しかし夏場にチームの攻撃が停滞していたこともあり、29節の金沢戦で先発起用されると、連携面の向上から球離れも良くなり、パスセンスも活きてきたことから、チームに不可欠な存在となる。41節の大宮戦、新太選手のゴールをアシストしているが、あのパスは絶品だった。今年は堀米選手とともに主将に就任。モチベーション高くシーズンインできそうだ。

高木善朗選手もいる。技術の高さはもちろんのこと、守備もこなし、気持ちを前面に見せるその姿はまさに「闘将」そのもの。シルビーニョ選手の守備力に不安があることを考えると、この人の攻守両面での働きはチームに必要だ。2019シーズンは36節の愛媛戦で怪我を負ってシーズン終了。チームもやや失速してしまった。2020シーズンは怪我無く1年間闘い続けて欲しい。

ここに絡んでくるのが新加入勢。ロメロフランク選手は2019シーズン、ボランチながら9ゴールを挙げるなど、攻撃力に定評のあるプレイヤー。アンカータイプではないので、「4-1-2-3」の場合であれば、OMFの位置になるであろう。OMFの位置からCFを追い越すような動きでゴールを奪う。そんな画が目に浮かぶ。元々ペルー人のロメロ選手はスペイン人であるアルベルト監督とのコミュニケーションも取りやすく、この面もアドバンテージか。

さらに島田譲選手もいる。ロメロ選手とはタイプが異なり、バランス型のMF。ボールを的確に散らしながら、守備のタスクもこなせる選手だ。また、正確な左足から繰り出されるプレースキックにも定評がある。長崎時代はプレースキックからのアシスト多数。レフティーのキッカーが1人いるだけでも選択肢が広がる。かなり楽しみな存在だ。

個人的な話だが、田中達也選手をこのポジションで見てみたいと思っている。献身的な守備や技術の高さはこのポジションではかなり活きてくると思う。

 

DMF

いわゆる「アンカー」。攻守ともに力のある選手がこのポジションには求められる。最有力と目されるのは、高卒2年目の秋山裕紀選手。2019シーズンの終盤に颯爽と現れ、とてつもないほどの落ち着き払ったプレーを見せて、一気にサポーターの心を掴んだ。的確なパスの配球相手に囲まれても全く動じずにヒラリと交わして前線にボールを運ぶ姿は和製ピルロ」のような選手という印象。2020シーズンは背番号を6に変更し、チームの主軸を担って欲しいという期待感がフロント・首脳陣が伝わってくる。まだ19才なので、スタミナ面や守備力などの課題もあるだろうが、1シーズン通して主軸としての活躍を見たい選手だ。

対抗としてはゴンサロゴンザレス選手だ。秋山選手と比べると守備力が高い選手。攻撃力の高いチームを相手にしたときにはこの選手の守備力が必要となりそう。ミドルシュートも良いものを持っているようで、パワフルな中距離砲にも期待したい。

島田選手も選択肢に入ってきそう。だが、個人的には1列前でパスを散らして攻撃を司る役割を期待しているので、OMFで起用して欲しい選手だ。(島田選手についてはOMFの欄で記載。)

個人的な話になってしまうが、新井直人選手をこのポジションで起用して欲しいと思っている。パスセンス、ボール奪取力がかなり高く、アンカーのポジションで躍動できるだけの素質があると思う。SBやCBだけでなくこのポジションもこなせれば、守備のマルチロールとして希少価値が高くなる。

 

 

 

今回はここまで。

DF編とGK編はその2で書いていきます。

 

追記→書きました。リンク貼ります。よかったらご覧ください。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

 

 

 

以上