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2020 オリックス・バファローズ 展望 投手陣編

もうじき3月に入りオープン戦が本格的に始まるかと思いきや、新型肺炎の影響が出て、オープン戦は無観客での試合消化となってしまった。ただ、現状を考えれば致し方ないこと。我々野球ファン、そして選手や首脳陣たちに新型肺炎の魔の手がかからないことが最優先だ。今はただ、3月20日に開幕を迎えることができるように祈るのみだ。

(3/10追記 3月20日開幕が無くなりました。いつ開幕を迎えられるかは不明ですが、一日でも早く収束してもらいたいと思います。)

 

 

というわけで、今回は2020シーズンのオリックス・バファローズ 投手陣を展望していこうと思う。

とりあえず、昨年の実績や今年のキャンプをニュースを見た限りの情報で判断し、書いていこうと考えている。

 

先発陣

当確 → 山岡投手 山本投手

有力 → 田嶋投手 張奕投手

当落線上 → K-鈴木投手 竹安投手 榊原投手 荒西投手 アルバース投手

2軍からの期待の若手 → 本田投手 鈴木優投手

 

まずは先発陣から。

山岡投手山本投手の2人はもう当確でいいだろう。この2人についてはもはやチームのエースの言う枠ではない。「パ・リーグのエース」、「日本のエース」になっていかないといけない投手達。ケガのないようにしっかりと体のケアをしながら開幕を迎えて欲しい。

問題は、山岡投手と山本投手の2枚看板に続く投手が誰になるか。最大の注目は田嶋投手だ。左腕から投じられる150キロに迫るストレートは速さだけでなくキレも一級品。今シーズンのキャンプ最初の紅白戦(2月9日)ではいきなりMAX149キロの好調ぶり。さらに変化球(主にスライダーとチェンジアップ)も効果的で、今シーズンは普通に投げてくれさえすれば2桁勝利は見込めるだけの仕上がりぶりだ。ここまで2年間で9勝。1年間通じてローテーションを守ったことがない。3年目の今年は最低でも150イニングと2ケタ勝利はしてもらわないといけない。

さらに、張奕投手も先発ローテ有力とみていいだろう。150キロ超の速球を持っている速球派。この張投手が先発ローテにしっかり定着するには弱点克服が必須だ。個人的に見た張投手は2ストライクと追い込んだの状態からでも痛打を浴びてしまう詰めの甘さ(昨年の2ストライク時の成績は60打数15安打3本塁打)が弱点。だが、これを克服できれば、田嶋投手と共に2ケタ勝利の期待が高まる。山岡投手・山本投手・田嶋投手・張投手の2ケタ勝利カルテット。想像に難くない。

K-鈴木投手竹安投手榊原投手荒西投手には先発5・6番手に入るための競争が待っている。K-鈴木投手は昨年102イニングで49与四球を与えてしまった制球力。竹安投手は好不調の波の激しさ、榊原投手もK-鈴木投手と同様に制球力、荒西投手はリードしているときの投球(同点・ビハインドの時に比べて極端に打たれるケースが多くなっている)をそれぞれ克服するべき点がある。間違いなくいい素材であるのは分かっているので、あとはそれをどう活かすかだ。

アルバース投手はケガからどれだけの回復具合を見せてくれるかがカギ。投球術はすでに証明済み。ケガから完全回復してくれれば、先発ローテに入ってくる率は高くなる。ただし、外国人枠の兼ね合いも絡んでくるので、そこが最大の問題点か。

 

そして、本田投手鈴木優投手には昨年2軍で築き上げた実績を1軍で見せることが期待される。リリーフの可能性もあるが、個人的には先発として2人の姿を1軍で見たいと思っている。

 

 

リリーフ陣

中継ぎ

勝利の方程式 → 増井投手orディクソン投手 澤田投手 海田投手

リードもしくは僅差ビハイン →  神戸投手 近藤投手

ロングリリーフ → 山田投手 山﨑福也投手 吉田一将投手

ショートリリーフ →   比嘉投手 山田投手 齋藤綱記投手

敗戦処理・大量リードから → ヒギンス投手 吉田凌投手 村西投手 小林投手

 

抑え → ディクソン投手or増井投手

 

続いてリリーフ陣。

まず「勝利の方程式」についてだが、澤田投手海田投手はここに入ってもらわないといけない存在だと思っている。

澤田投手は昨年、5月以降調子が上がらなかったり、怪我もあり、不完全燃焼なシーズンとなってしまったが、勝ちパターンで投げた経験を積んだのもまた事実。本来の力を考えれば、今年こそ1年間勝利の方程式の一員として投げ続けることが期待される投手だ。

海田投手は昨年のリリーバー陣の中ではMVP級の活躍。今年は独自調整が許されるなど、首脳陣からの信頼は厚く、今年も勝利の方程式の一員として活躍してくれそうだ。

 

神戸投手近藤投手はハマったときは誰も打てないといった感じだが、ハマらないと連続で四死球を与えたり、打ち込まれたりなどのシーンがあり、「勝利の方程式」として起用するのには躊躇しそうなタイプという印象。リードの時だけでなく、僅差のビハインドの時にも投げる存在としてリリーフ陣を支えて欲しいところ。 

 

山﨑福也投手吉田一将投手は先発経験を活かしてのロングリリーフとして、先発が早く降りてしまった試合の立て直しの役割を期待したいところ。特に山﨑投手は昨年もこういった役割をこなすことが多くあり、ロングリリーフで試合を立て直してきた実績がかなり多い。(3イニングくらいのロングリリーフが向いている気がする。)

 

山田投手には2イニング以上投げられるロングリリーバーとしてだけでなく、左打者が3人以上続く場面では1イニング投げる役割を期待したいところ。マルチな活躍が求められるが、ここ2年の姿を見ていると、それも可能なのではないかという期待感がある。

 

比嘉投手齋藤投手についてはそれぞれ左右のサイドハンドとして貴重な戦力。複数イニングは厳しいかなと思うが、比嘉投手は右打者が続くところ(Ex:ソフトバンクの外国人トリオなど)で、齋藤投手は左打者が続くところ(Ex:東北楽天の1・2番あたり)で持ち味を出してくれるとチームは助かる。

 

ヒギンス投手吉田凌投手村西投手小林投手などはまずは敗戦処理と大量リードの場面から信頼を掴み、中盤戦あたりから僅差の勝ち試合でも投げられるようになってくれれば、チームの選手層的にも助かる。とにもかくにも地道に信頼を掴んで欲しい。

 

そして、抑えの争いだ。最有力はディクソン投手。増井投手の不振から抑えに転向すると、1イニングということもあってか、直球(ツーシーム?)のスピードが増し、ナックルカーブはスピード・変化量ともに大きくなった。先発でも結果を残していた投手が1イニングに専念するとここまで力を発揮するのかと改めて驚かされた。

一方の増井投手も中継ぎに配置転換後の8月は非常にいい成績(防御率は0.82)だったが、それ以外の月は打ち込まれた。しかし、抑えとしての経験値はチームでトップ。このまま終わるわけにはいかない。トルネード気味にした新フォームでまずはストレートの質を改善。ストレートとフォークのコンビネーションを復活させるべく、日々奮闘している。

この2人のどちらかが抑え、どちらかが勝利の方程式の7回or8回を投げる展開になりそうだ。

 

投手陣はここまで。Wエースを筆頭に能力の高い投手陣が揃っているので、ケガや不調が重ならなければ、かなりいい線に行けると思っている。

 

 

次は野手編を書いていくこととする。

(3/3追記 書きました。リンクを貼ります。良かったら読んでください。)

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

 

以上