現在、セレッソ大阪からアルビレックス新潟に育成型期限付移籍で移籍をしている中島元彦選手。
2018シーズン~2019シーズンにかけては、セレッソ大阪U-23に在籍していて、主戦場はJ3だったのだが、65試合16得点の成績を残していた。
ポジション的にはミッドフィールダー全般。どちらかというと攻撃的なポジションが本職の21歳。
しかしセレッソのトップチームの層はかなり厚く、J1では出場機会が無かった。世間的な知名度としては、「1人のプレイヤー」としてというよりも「ウイニングイレブンがすごく上手いサッカー選手」というほうが有名だった。
(人気サッカーゲーム・「ウイニングイレブン」で全国3位になったこともあり、その腕前は「Jリーガー最強」という噂も上がるほど。)
なので、7月20日にアルビレックスに加入することが発表された際も、「これで中盤の層が上がるし、秋山裕紀選手や高木善朗選手、シルビーニョ選手あたりの負担は減りそうだな」くらいには思っていたのだが。
負担を減らすどころか、あっという間に主力に上り詰めてきた
・90分走り続けることができる
・守備の強度も非常に高い
・縦へのパスも正確かつ非常に効果的
・ミドルシュートなどの中距離砲も威力・精度ともに高い
・フリーキックも蹴る
理想的なボランチ、いや理想よりも凄いかも。
「スーパー」が付くほどマルチなプレイヤーだなと。
このハイライトの3分40秒あたりにあるフリーキックなんかはスゴイ。30メートル~35メートルくらいの距離はあったが、かまわず狙っていく。しかも枠内ギリギリに蹴り込み、クロスバー直撃。この距離のフリーキックでゴールを期待できるキッカーなんて日本にはそうそういない。
中島選手本人は「自分はサッカーIQの高さも武器」と話していたが、それは間違っている気がする。
移籍してきてたった半月で主力を張って、チームの攻撃のタクトを振る。チームとしての動きもしっかり把握し、守備でも欠かせない戦力になる。
サッカーIQが「高い」どころではない。表現としては「規格外」のほうが適切なのではないかと。
いやあ、ほんとにいい選手。もうチームに欠かせない。アルベルト監督の目指すサッカーには必要不可欠。
(実際、加入してから行われた4試合にすべて出場。第8節の東京ヴェルディ戦から3試合連続フル出場中。)
セレッソさん、「期限付き移籍」とは言わずに、「完全移籍」でもいいんですよ?(笑)
いや違う。
「完全移籍でアルビにください、いますぐに!お願いします!(願望)」
ですかね。(笑)
以上