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12球団 2021年オフの補強ポイントからドラフト戦略を予測する(東京ヤクルト編)

5回前から始めたドラフト予想。

ちなみに以前の記事はこちら

 

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今回は東京ヤクルトについて書いていくこととする。

 

 

東京ヤクルトスワローズ

補強ポイント

①即戦力になれる先発投手候補

②「ポスト青木」になれる即戦力の外野手

③神宮を沸かせる大砲候補生

 

①→今シーズンは投手陣の調子が良く、ここまでチーム防御率は3点台中盤でおさめている。しかし、先発投手陣は課題が多く、6回以上を3自責点以内で抑える「QS(クオリティー・スタート)」の回数で一番多かったのは、高卒2年目・奥川恭伸投手であることから、選手層が厚いというところまではいっていない印象。小川泰弘投手防御率が3点台後半から4点台前半をウロウロする感じなので、エースとしてはやや不満が残る成績だ。せっかくリーグ屈指の強力打線を擁しているわけなので、先発がさらに安定すれば、複数年連続でのAクラス、そして優勝も十分に狙えるはずだ。

ということで、確実に欲しいのは「1年目から先発ローテーションに入れる投手」だ。

個人的に予測しているのは、日大・赤星優志投手法大・三浦銀二投手法大・山下輝投手だ。

まず赤星投手。武器は抜群の制球力の高さ。東都2部リーグとはいえ、4年春のリーグ戦では四死球率1.75という数値。奪三振率は6台なので、三振の山を築くタイプではなく、打たせて取るタイプの投手であることがわかる。スワローズの内野陣は守備力が高いので、その辺りもプラスに働きそうだ。また、150キロ前後のストレートに加え、140キロ前後の変化球が複数(ツーシーム、スプリット、カットボール)あり、プロの打者でも対応にはかなり苦労しそうだ。

続いて三浦投手。この投手についてはベイスターズのところで記載しているので、どういう投手なのかについては省略。この投手も制球力が高く、打たせて取る投球ができる一方、三振を奪えるだけの球威もあるので、投手としての引き出しは豊富だ。

そして山下投手は、188センチ95キロという恵まれた体躯の大型左腕。このような「大型左腕」と呼ばれる投手は大体制球に難があるのだが、この投手にはそのようなことがなく、4年春のリーグ戦では32イニングで7与四死球という成績。与四死球率にして1.97ということで、制球力の高さがうかがえる。スワローズには左の先発投手が石川雅規投手高橋奎二投手田口麗斗投手といるが、全員180センチ未満。1人大型左腕がいても面白いのではないだろうか。

3投手とも神宮で投げることに慣れているというのもポイントとしては大きい。

 

②→青木宣親選手が今年で満39歳。昨年までは成績に落ち込みが無く、「もしかしたら衰えないのか?」と思っていたが、今年、一気に打率が.260台に落ち込んだ。今までの青木選手では考えられない数字だ。さすがに後釜を考えないといけない時期に来ているか。

とはいえ、「数年後に外野のレギュラーを掴むような『足があって、高打率を残せる中距離砲』」を探すとなると、やはり限られてきそうだ。昌平高・吉野創士選手三島南高・前田銀治選手といったところが候補ではあるだろうが、他球団もかなり注目しており、場合によってはスワローズの2巡目、3巡目のところまでに消えてしまっている可能性がある。そのため、ほかにも候補を見つけておく必要がありそうだ。

ポテンシャルの高さが注目されているのは、日大藤沢高・柳澤大空選手。50メートル6.1秒の俊足、遠投100メートルの強肩、2021年選抜の覇者、東海大相模から2打席連続ホームランを放った打撃力の高さ。いずれもポテンシャルの高さを見せつけるには十分なもの。全国大会での実績が無いため、仮に指名されるとしたら下位指名が濃厚。しかし、下位指名から掘り出し物を見つけるということもよくある話。先述した青木選手も元々はドラフト4位指名からチームの顔に成長した選手だった。

いずれにせよ、ここのポイントは押さえておきたいとこだろう。

 

③→神宮を沸かせる大砲といえば、若き主砲・村上宗隆選手ミスタースワローズになった山田哲人選手だが、ここにもう1人、和製大砲候補がいても面白いかもしれない。

今回のドラフトで和製大砲候補と言われると、慶大正木智也選手だったり、上武大ブライト健太選手だったりといったところが注目されがちだが、ドラフト1位、2位は投手指名となることが予想されるスワローズということで、ここはドラフト3位以下で獲得できる可能性がある和製大砲候補を挙げることとする。

駒大・鵜飼航丞選手は、打率は低く、大学通算打率は4年春リーグ戦終了時点で.201となっているが、リーグ通算7本塁打を放っており、パワーは凄まじい。神宮球場でホームランを打つコツがわかっていることもプラスだ。182センチ100キロと言う体躯でありながら足も速く、身体能力の高さは本物だ。

白鴎大・中山誠吾選手190センチ97キロの恵まれた体躯を持ち、左打席から長打を放てる内野手。大学では三塁手・遊撃手をメインとしているが、せっかくの長身であることから、将来の一塁手候補としても、3位以下で指名することはアリなのではないかと思う。

ただし、スワローズは伝統的に助っ人外国人野手の補強がうまく、特に長距離砲は助っ人に任せることが多い球団であることを考えると、今年のドラフトでは特段補強しなくてもいいポイントともいえる。「今後、圧倒的な和製大砲候補が出てきたときに動く」という形でも大きな問題にはならなそうだ。

 

 

今回はここまで。

 

次回からはパ・リーグ編になります。

 

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以上