7回前から始めたドラフト予想。
ちなみに以前の記事はこちら
kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com
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今回は
千葉ロッテについて書いていく。
補強ポイント
①1枚は欲しい左のリリーバータイプ
②地元出身のスター候補
③内野手(特に二遊間)
①→今シーズン、マリーンズ最大の強みとなっている救援陣。
守護神の益田直也投手、セットアッパーの佐々木千隼投手と国吉祐樹投手、唐川侑己投手、さまざまな場面で登板する東妻勇輔投手、田中靖洋投手、ハーマン投手と、質量ともに豊富な強力救援陣の存在は各球団にとっての脅威にもなる。
ただ、ここで記した投手たちは全員右投手である。左投手でセットアッパーができる投手は現チームではいないのが現状だ。(松永昴大投手が本調子に戻ればある程度変わるが...。)可能であれば、左のセットアッパー候補を1人獲れると、救援陣の質がより良くなると思っている。
個人的に予想しているのは、創価大・鈴木勇斗投手だ。左腕から投じられる最速152キロのストレートに、スライダー、カーブ、チェンジアップという変化球で多くの三振を奪うピッチングスタイル。ただし、与四死球率4を大きく上回るということで、制球面にやや難があることがわかる。そうなると、必然的に球数が多くなるため、長いイニングを安定して投げるということが難しくなるか。そのため、リリーフでの起用が理想的かと思う。1つ1つのボールの力は相当なもので、短いイニングであれば、1年目から活躍できそうだ。
また、関西学院大・黒原拓未投手は基本先発タイプの投手ではあるが、「入団後しばらくはリリーフで起用し、ある程度1軍で通用したところで先発に回す」という起用をするのもアリか。過去には、小林宏之投手や種市篤暉投手のように「リリーフ→先発」という投手を生み出した実績もあるマリーンズなので、そういう起用法も視野に入れるのであれば、上位で指名することもありそうだ。
②→地元・千葉出身のスターが1人いると、チーム的にも「その選手を前面に売り出す」という営業戦略ができるので、かなり助かるはずだ。ここは是非獲得しておきたいところ。
まず浮かぶのは千葉学芸高・有薗直輝選手。和製大砲が出てきにくいのチームにとっては有薗選手の長打力は武器になるだろう。
そして、地元出身かつ即戦力になり得る選手としては、国士舘大・池田来翔選手。180センチ95キロの恵まれた体躯、50メートル6.1秒の俊足、東都2部とはいえ、7季で80本以上のヒットを放つ打撃力。セカンドとサードをこなせる万能性は大きな武器になる。
地元出身のスター候補といえば、東京学館・粟飯原龍之介選手も忘れてはならない。ホークスのところでも記載した選手だが、50メートル5.8秒の俊足に、広角に長打を放てるパワー、粗削りながら身体能力の高さが伝わる守備と、「華がある」ショート候補だ。
専大松戸高・深沢鳳介投手は、右サイドハンドから力のあるストレート、豊富な変化球を投じる投手で、2021年夏の甲子園では、明豊高校の強力打線を相手に見事な11奪三振完封勝利を収めた。四死球も少なく、制球力の高さも大きな武器で、2~3年の間、2軍で力をつければ、1軍でも先発ローテーションに入って活躍できるポテンシャルの高さを感じる。ちなみに出身は東京都江戸川区なので、「完全なる地元出身者」ではないらしいが、千葉県の高校出身ではあるので、ご容赦いただきたいところ。
③→二遊間に不安はあるマリーンズ。セカンドの中村奨吾選手は不動ではあるものの、ショートはエチェバリア選手や藤岡裕大選手で日替わりで回している状態。後継者も思ったほどには育っていないので、今はともかく、3~5年後を考えると不安だ。
1位指名は投手で来ると仮定して、「2位以下で獲得できるショート候補」として指名が予測されるのは、日大・峯村貴希選手。186センチ86キロという大柄な体躯を持ちながら、50メートル6.0秒の俊足を持ち、広角に長打の放てる打撃力もある。まさに『打てるショート』である。しかも、高校は木更津総合高ということで、地元出身という要素も大きなポイントだ。
また、JR四国・水野達稀選手も候補となるか。小柄ながら、俊足・強打・強肩の三拍子が揃ったショート候補だ。個人的には、以前「マリーンズの顔」と言われた、小坂誠選手と同じような雰囲気を感じる。
今回はここまで。
次回は、埼玉西武について書いていく。
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以上