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12球団 2021年オフの補強ポイントからドラフト戦略を予測する(オリックス編)

11回前から始めたドラフト予想。

ちなみに前回以前の記事はこちら

 

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最後は、オリックスについて書いていくこととする。

 

オリックス・バファローズ

補強ポイント

即戦力になり得る野手全般

1年目から即戦力になれる投手(先発・リリーフ問わず)

③「4番に置きたくなる」将来の大砲候補

 

①→福田周平選手宗佑磨選手吉田正尚選手杉本裕太郎選手「福宗吉杉」による1〜4番の固定で、一気に打線の迫力が増したバファローズ。ここ数年では考えられないほどの強力打線を形成し、7年ぶりのAクラス入りが現実味を帯びてきた。加えて、ショートに高卒2年目紅林弘太郎選手を継続的に起用し、規定打席到達が濃厚。さらに、内野では高卒3年目太田椋選手、外野では高卒1年目来田涼斗選手を抜擢したり、2軍では「大器」元謙太選手を固定して起用するなどして成長を促している。日を追うごとに進化を遂げているプロスペクトたちの存在は、チームに明るい未来が待っていることを予感させている。

しかし、選手層自体はかなり薄い。各ポジションともレギュラー組と控え組とで力量差がかなり激しい印象で、特に外野手はそれが顕著に表れている。「外野4番手」(=控え組の1番手)を高卒ルーキーの来田選手が務めている現状はかなり異常だ。さすがにここは今すぐに解決させないといけない。内野手もこれほどではないが、レギュラー陣に何かあった時は相当苦しい。即戦力の確保は必須だ。

まず、絶対に確保したい外野手について。

NTT西日本・藤井健平選手は遠投125メートルの超強肩に、50メートル5.9秒の俊足、打撃センスも高いプレーヤーで、1年目からレギュラー争いに絡めるほどの力を持つ。しかも大阪桐蔭高校出身というのもプラス材料だ。

仙台大・川村友斗選手は走攻守揃ったプレーヤーで、卓越した長打力が武器。「外野4番手・5番手」からスタートし、プロに慣れた頃にレギュラーを取れるような形であれば理想だ。

大阪商大・福元悠真選手は180センチ90キロという恵まれた体躯を持ち、打撃力も高い。大学4年春まではリーグ戦通算1本塁打ではあるが、ちょっとしたキッカケを掴んで一気に長打力が開花することもありそうだ。

内野手についても考えていくと、地元関西出身かつオリックスジュニア出身でもある、関西大・野口智哉選手富士大・山城響選手のように「振り切れる内野手を獲得できればいいと思っている。近年、「体躯の恵まれた選手」「スウィングが鋭い選手」を指名する傾向があるバファローズなので、このあたりの選手を指名すると予測している。

 

②→今シーズンは、山本由伸投手宮城大弥投手の2枚看板の驚異的な活躍もあり、「強力投手陣」の印象があるバファローズ投手陣。しかし、選手層自体はお世辞にも厚いとは言えず、山岡泰輔投手の戦線離脱や増井浩俊投手の不振、ディクソン投手の途中退団に伴い、先発ローテーションの5番手・6番手の選定に相当苦労するなど、余裕はなかった。

リリーフ陣も同様で、絶対的な立ち位置を築いているのは、クローザーの平野佳寿投手くらい。勝ちパターンの7回、8回は割と流動的だった。(8回はヒギンス投手の起用が割と多かったが、安定感の面ではやや不安。)

先発陣、リリーフ陣ともに若手有望株が多いことは間違いないが、「山本由伸投手吉田正尚選手という投打の絶対的な柱がいる間に優勝する」つもりであれば、選手層はもっと厚くしないといけないところだ。

とはいえ、数年のバファローズのドラフト戦略を考えると、ドラフト1位については高いポテンシャルを持った高校生の指名が予想される

ということで、ここでは2位以下で獲得できる可能性のある即戦力投手を予想することとする。

日大・赤星優志投手法大・三浦銀二投手法大・山下輝投手あたりは制球力の高さがあり、先発ローテーションに入っていけそう。先発投手の強化を狙うのであれば、このあたりの選手を指名することが予想される。

東北福祉大・椋木蓮投手京産大・北山亘基投手関西国際大・翁田大勢投手はストレートに力があり、パワータイプのリリーバーとして若いうちから活躍が期待できそう。

トヨタ自動車・嘉陽宗一郎投手は名門トヨタでクローザーを務める実力派で、プロでも即戦力として期待できる投手だ。今年で満26歳という年齢がネックではあるが、バファローズ比嘉幹貴投手荒西祐大投手阿部翔太投手のように26歳以上の投手を指名することが多いチームなので、こういった投手を指名することはありそうだ。

 

③→生え抜き大砲候補としては、紅林弘太郎選手太田椋選手元謙太選手といるが、個人的に「4番」に持っていてほしい「抜群の飛距離と弾道の高さ」のイメージがあまり湧かない。将来的には、「率と長打力を兼ね備えた好打者」が入りやすい、「3番」とか「5番」とかそのあたりに入りそうなイメージが強い。(完全に個人の主観だが)

なので、「4番」に入ってしっくりきそうな選手を予想する。

高校生であれば、智辯和歌山・徳丸天晴選手が「4番像」に一番近い。他にも良いバッターはたくさんいるが、弾道の高さという意味ではこの選手が一番近いと思っている。

ところが、27日にプロ志望届を提出しないことが判明。そうなると大学生も含めて予測をしなければならない。

大学生であれば、駒大・鵜飼航丞選手が「4番像」に一番近いイメージ。指名されるとすれば4巡目以降と予想されるため、余裕があるようであれば指名があるかもしれない。

 

ただし、近年のバファローズがスケールの大きな高校生を多く指名する傾向にあるということを考えると、

・1位指名で特大のポテンシャルを持つ高校生

・2位指名で①や②で記載したような即戦力

・3巡目以降は「5年後に主力を張れそうな高校生」で固める

・6位以降で「多少年齢の高い即戦力」を(獲れそうな余裕があれば)獲る

 

という可能性が高そう。

なので実質、「③は捨てる可能性がかなり高い」とみていいのではないだろうか。

 

 

今回でドラフトシリーズは終了。

 

今回のドラフトは例年以上に判断が難しいところだが、各球団どんな判断をしていくのか。

 

 

 

以上