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2022シーズンのアルビレックス新潟 展望(Part2 OMF・CMF(DMF)編)

前回は「CF・WG(SH)編」について書いた。今回は「OMF・CMF(DMF)」について書いていくこととする。

「CF・WG(SH)編」については以下のリンクのとおりです。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

OMF

起用が予想される選手

No.6 秋山裕紀選手

No.10 本間至恩選手

No.13 伊藤涼太郎選手

No.14 三戸舜介選手

No.17 イッペイシノヅカ選手

No.19 星雄次選手

No.20 島田譲選手

No.28 矢村健選手

No.33 高木善朗選手

 

①1人の場合

今シーズンも主となりそうな「4-2-3-1」、オプションとして採用が考えられそうな「2ボランチの4-3-3」「2ボランチの3-5-2」のシステムの場合、OMFは1人となる。

絶対的な主力・軸アルビレックスのキング」として君臨する高木善朗選手が最有力だ。昨シーズンは42試合全てで先発出場を果たし、10ゴール14アシストという凄まじい成績を残した絶対的な存在。この選手に関しては、よほどのことが起きない限りは不動だろう。

とはいえ、高木選手も人間なのでケガや不調ということは当然考えておかないといけない。昨シーズンはあまりにも替えが利かない存在になってしまったために、多少不調でも起用していたし、被ファウル数もJ2でダントツの1位だったので、いつケガをしてもおかしくなかった。

そういった事態に備えてか、強化部が獲得したのが伊藤涼太郎選手だ。「CF・WG(SH)編」でも記載したが、高度なテクニックを持ち、ドリブルも素晴らしい選手だ。高木選手ほどのポジショニングの巧さはまだないが、「個の能力」「ポテンシャル」は高木選手をも上回る。よくこの選手を獲ってこれたものだ。

本間至恩選手三戸舜介選手は基本的にWG(SH)での起用が想定されるが、OMFでの起用もあり得るだろう。ドリブルやテクニックはOMFでも問題なく、WG(SH)に有力な選手が多い今年のチームであれば、無くは無い話だ。

高木選手と似たタイプとしては星雄次選手がいる。昨シーズンはトップ下で起用された試合もあった。星選手の持つ高いテクニックやポジショニングの巧さは本物。「サッカーのスタイルは変えたくないけど、高木選手の負担は減らしたいな」という時や高木選手の出場停止時には同じ役割を期待できる。

秋山裕紀選手はもう高卒4年目のシーズン。本職はボランチだが、昨シーズンの期限付き移籍先であった鹿児島ユナイテッドFCではOMFもやっていた。パスセンスの高さは間違いない。ミドルシュートの精度が増せば、是非起用してほしい選手だ。覚醒を期待したい。

 

②2人の場合

「3-6-1」「4-1-4-1」「1ボランチの4-3-3」「1ボランチの3-5-2」のようなシステムを組む場合、OMFは2人となる。

その場合、1枠がパサーの役割、もう1枠はドリブルでボールを運んだりシュートを撃つ役割を担うことになるだろう。

(1)パサーの役割

高木選手が最有力だ。縦へのスルーパスやサイドへのボール散らしを求められることになるが、その役割を最も高いレベルでこなせるのが高木選手であることは間違いない。

守備での貢献度を強く考えるのであれば島田譲選手星選手の起用もありそうだ。

一方、守備を度外視して、秋山選手のパサーとしてのセンスを活かすという狙いがあってもいいと思っている。

(2)ドリブルやシュートを撃つ役割

最も可能性が高いのが本間選手伊藤選手、次いでくるのが三戸選手イッペイシノヅカ選手矢村健選手だろう。

ドリブルをメインで考えれば本間選手、テクニックやシュートレンジの広さで考えれば伊藤選手三戸選手、フィジカルや力強さを求めたいのであればイッペイシノヅカ選手、よりFWに近い役割を求めたいのであれば矢村選手の起用となるのではないか。

 

懸念材料

選手層の厚さは昨シーズン以上。個性豊かな選手たちを集めた。

よって、「懸念材料は無い」と言っていいだろう。

 

CMF(DMF

起用が予想される選手

No.6 秋山裕紀選手

No.8 高宇洋選手

No.18 早川史哉選手

No.20 島田譲選手

No.25 藤原奏哉選手

No.33 高木善朗選手

No.47 吉田陣平選手

 

①2ボランチの場合

2ボランチの場合は、1枠がボールを散らす配球役、もう1枠はボール奪取と回収役だ。

(1)ボール配球役

最有力は島田選手だ。的確なボール配球力と視野の広さはチームトップ。さらにセットプレーのキッカーの役割も担っていることや、貴重なレフティーであることも大きなアドバンテージだ。

対抗1番手と考えているのが秋山選手。前述したとおりパスセンスはの高さは間違いなく、チームでもトップクラス。今年は高卒4年目で、選手生命の大きな岐路に立たされている立場。このタイミングを逃せば苦しくなる。今こそ覚醒を。

吉田陣平選手は高卒1年目の選手。いきなりスタメンでの起用ということは考えにくいところだが、ポテンシャルの高さは相当なもの。「10ゴール10アシスト」を目標に挙げるあたり、肝も据わっている。新潟出身ということもあり、期待大だ。

高木選手もOMF・WG(SH)の状況次第では、CMFでの起用も無くはない。その場合はボール配球役としての起用となるだろう。

(2)ボール奪取と回収役

最有力は高宇洋選手だ。J1でも十分に通用するだけのボール奪取能力を持っている。このオフには個人昇格も噂されていたほどの選手で、アルビレックスのサッカーには必要不可欠な存在だ。

高選手の対抗として考えられるのが、早川史哉選手藤原奏哉選手だろう。ボール奪取力や守備力という意味では、適性はあるかと思われる。

ただし、2人とも最終ラインで起用することが理想的かと思われるため、よほどのことが無い限りは高選手一択とみていいだろう。

②1ボランチの場合

1ボランチの場合、1番強く求められるのは「ボール奪取力の高さ」だ。

そうなると高選手が最有力だ。昨シーズンも試合中に「1ボランチの4-3-3」にシステム変更をすることがあり、その際は高選手が1ボランチに入ってDMFの役割を果たしていた。

OMFの充実ぶりを考えると、島田選手をDMF起用するプランも無くは無さそうだ。が、ボール奪取能力を考えると、高選手を起用しないことのメリットが少なすぎるので、あくまでもオプションとしてカウントするかどうかといったところだろう。

 

懸念材料

単純に枚数が少ない。

特に「ボール奪取・回収系」が少なく、高選手が離脱した場合、または累積警告による出場停止になった場合は、相当苦しくなる。

 

 

今回はここまで。次回はSB(WB)・CB・GK編を書いていくことにする。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

以上