以前投稿した、「2023シーズンプロ野球 順位予想をしてみた！(全体編)」の続きとなります。
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今回は上記の記事で1位予想した阪神タイガースについて
投手陣
先発
| ローテーション候補 | ||
|---|---|---|
| 番手 | 選手名 | 利き腕 |
| 1 | 青柳 晃洋 | 右 |
| 2 | 伊藤 将司 | 左 |
| 3 | 西 勇輝 | 右 |
| 4 | 西 純矢 | 右 |
| 5 | 村上 頌樹 | 右 |
| 6 | 才木 浩人 | 右 |
| 7 | 大竹 耕太郎 | 左 |
| 8 | B・ケラー | 右 |
| 9 | 桐敷 拓馬 | 左 |
2年連続最多勝投手である青柳 晃洋投手と、ルーキーイヤーに10勝、2年目の昨シーズンも9勝と、安定して勝ちを稼げる伊藤 将司投手の左右2枚看板は、リーグ随一の安定感。
3番手以降にも、抜群の安定感を誇る、昨シーズン防御率リーグ2位・西 勇輝投手を筆頭に、勢いのある速球を武器に力でねじ伏せる清々しいほどの投球が自慢の西 純矢投手・才木 浩人投手、2年連続でウエスタン最優秀防御率を獲得した村上 頌樹投手、この6人がローテーション有力だろう。
とはいえ、ウエスタンリーグでの実績を考えれば、ホークスからの移籍組である大竹 耕太郎投手や好左腕の桐敷 拓馬投手、新外国人投手のB・ケラー投手が食い込むことも十分にあり得る。
陣容としては12球団でもトップクラスと言っていい。
救援
| 救援候補 | ||
|---|---|---|
| ポジション | 選手名 | 利き腕 |
| 中継ぎ | 小林 慶祐 | 右 |
| 中継ぎ | 渡邉 雄大 | 左 |
| 中継ぎ | 岩貞 祐太 | 左 |
| 中継ぎ | 加治屋 蓮 | 右 |
| 勝ちパターン | ビーズリー | 右 |
| 勝ちパターン | 浜地 真澄 | 右 |
| セットアッパー | K.ケラー | 右 |
| セットアッパー | 岩崎 優 | 左 |
| 抑え | 湯浅 京己 | 右 |
先発陣以上に手がつけられない印象なのが、剛腕も変則も、若手も中堅もベテランも揃う豪華なブルペン陣。
今シーズンから抑え起用濃厚な湯浅 京己投手が、自慢の快速球とフォークで「藤川 球児2世」となりそう。
セットアッパー起用が濃厚なK・ケラー投手と岩崎 優投手も、打ち崩すのはかなり厳しく、セットアッパー以外にも浜地 真澄投手、岩貞 祐太投手がいる。攻略が難しい投手ばかり揃うのが、タイガースの特徴である。
今シーズンも、自慢のブルペン陣が相手に絶望を与えるシーズンとなりそうだ。
野手陣
| お奨めオーダー | |||
|---|---|---|---|
| 打順 | 守備位置 | 選手名 | 打席 |
| 1 | CF | 近本 光司 | 左 |
| 2 | 2B | 中野 拓夢 | 左 |
| 3 | LF | ノイジー | 右 |
| 4 | 3B | 大山 悠輔 | 右 |
| 5 | 1B | 佐藤 輝明 | 左 |
| 6 | RF | 森下 翔太 | 右 |
| 7 | C | 梅野 隆太郎 | 右 |
| 8 | SS | 小幡 竜平 | 左 |
| 9 | P | ピッチャー | |
投手陣があれだけ素晴らしいわけなので、「あとは打てれば」というのがここ数年のタイガースだ。そして、今年はその「打てれば」が解決するシーズンになる予感が漂う。
近本 光司選手・中野 拓夢選手の盗塁王経験者2人で組む「超特急1・2番コンビ」は、相手投手陣にとって厄介極まりないだろう。圧倒的なスピードだけでなく、打率も残せて、おまけに長打も狙えるのが、この2人の魅力だ。リーグトップクラスの1・2番と言って過言ではない。
この2人をホームに還す役割を担うのがノイジー選手・大山 悠輔選手・佐藤 輝明選手で組む中軸だ。ノイジー選手には「バース2世」としての活躍を期待されている方もいるが、「アンディ・シーツ2世」ぐらいでも全く問題ないくらいだと思っている。打率.280、15本塁打、80打点以上を期待したい。その後を打つ大山選手・佐藤選手にはとにかく「長打」と「打点」を期待したいところ。1・2番の出塁能力、走塁能力を念頭に置くと、大山選手と佐藤選手の2人で60本塁打200打点をやってくれれば、一気に優勝に近づく。
6番以降には、ルーキー・森下 翔太選手、高卒5年目の小幡 竜平選手という近未来のチームの主軸となり得る若手を起用して経験を積ませつつ、その2人をサポートする役割を、梅野 隆太郎選手に任せる形で打線を形成したい。
控え
| 控え | ||
|---|---|---|
| 守備位置 | 選手名 | 打席 |
| C | 坂本 誠志郎 | 右 |
| C | 榮枝 裕貴 | 右 |
| IF | 山本 泰寛 | 右 |
| IF | 糸原 健斗 | 左 |
| IF | 渡邉 諒 | 右 |
| IF | 髙寺 望夢 | 左 |
| IF | 原口 文仁 | 右 |
| IF/OF | 熊谷 敬宥 | 右 |
| IF/OF | 植田 海 | 両 |
| OF | 前川 右京 | 左 |
| OF | ミエセス | 右 |
| OF | 島田 海吏 | 左 |
坂本 誠志郎選手と榮枝 裕貴選手が控える捕手陣は誰が出ても守備力が落ちなさそうなのは、心強い。
内野では、守備力の高さとどこでもこなせる万能性を持つ山本 泰寛選手、打力が自慢の糸原 健斗選手・渡邉 諒選手・原口 文仁選手、身体能力の高い高卒3年目の高寺 望夢選手とバラエティ豊富に揃っており、層は厚い。ここには記載していないが、木浪 聖也選手や北條 史也選手も控えているのは心強い。
外野では、新外国人のミエセス選手が日本野球に早くフィットできるか否かで層の厚さが変わりそうだ。早めにフィットしてくれれば、「第4の外野手」として、オプションが増えるので、奮闘に期待したいところ。また、期待の若手である前川 右京選手の成長、活躍も見たいところだ。
岡田 彰布 新監督の下、18年ぶりのリーグ優勝、そして38年ぶりの日本一へ、期待できる戦力は揃ったはずだ。
以上
