以前投稿した、「2023シーズンプロ野球 順位予想をしてみた！(全体編)」の続きとなります。
kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com
今回は上記の記事でパ・リーグ2位予想したオリックス・バファローズについて
投手陣
先発
| ローテーション候補 | ||
|---|---|---|
| 番手 | 選手名 | 利き腕 |
| 1 | 山本 由伸 | 右 |
| 2 | 宮城 大弥 | 左 |
| 3 | 田嶋 大樹 | 左 |
| 4 | 山岡 泰輔 | 右 |
| 5 | 山﨑 福也 | 左 |
| 6 | ニックス | 右 |
| 7 | 竹安 大知 | 右 |
| 8 | 山﨑 颯一郎 | 右 |
| 9 | 黒木 優太 | 右 |
| 10 | 山下 舜平大 | 右 |
絶対的エース・山本 由伸投手を軸に宮城 大弥投手・田嶋 大樹投手・山崎 福也投手の好左腕3人、2019シーズン最高勝率の山岡 泰輔投手で組むローテーション5番手までは超強力と言って差し支えない。そこに加えて、6番手を巡ってはニックス投手や竹安 大知投手、先発転向がウワサされる山﨑 颯一郎投手や黒木 優太投手、そして球界内でも「モノが違う」と言わしめるだけの逸材である山下 舜平大投手という豪華なメンツがしのぎを削ることになる。
山﨑 颯一郎投手や黒木投手は仮に先発ローテーションに入らなくても、リリーフに戻って活躍することが可能で、つぶしが利くのも投手陣全体として見れば大きい。
救援
| 救援候補 | ||
|---|---|---|
| ポジション | 選手名 | 利き腕 |
| 中継ぎ | 本田 仁海 | 右 |
| 中継ぎ | 比嘉 幹貴 | 右 |
| 中継ぎ | 小木田 敦也 | 右 |
| 中継ぎ | 近藤 大亮 | 右 |
| 勝ちパターン | 宇田川 優希 | 右 |
| 勝ちパターン | コットン | 右 |
| セットアッパー | 阿部 翔太 | 右 |
| セットアッパー | ワゲスパック | 右 |
| 抑え | 平野 佳寿 | 右 |
質・量ともに豊富な救援陣は今年も健在。タイプも豊富で、
○圧倒的な球速
本田 仁海投手、宇田川 優希投手、ワゲスパック投手
○右打者泣かせの変則タイプ
比嘉 幹貴投手
○分かっていても打てないストレート
近藤 大亮投手
○魔球使い
コットン投手(チェンジアップが超強力)
○コントロールの良さと強力なウイニングショット
阿部 翔太投手、小木田 敦也投手
○経験豊富な守護神
平野 佳寿投手
このようにタイプが多く、それぞれで個性を活かした投球をすることで、強力リリーフ陣を形成することができる。ここには記載していないが、魔球を操るという点では吉田 凌投手が、左打者泣かせという点では山田 修義投手が控えており、相当に層が厚い。また、先述したとおり先発ローテーション漏れした投手がリリーフに回ってくると、その分さらに層が熱くなる。
リーグ随一の投手力は今年もチームの生命線となる。
野手陣
| お奨めオーダー | |||
|---|---|---|---|
| 打順 | 守備位置 | 選手名 | 打席 |
| 1 | CF | 福田 周平 | 左 |
| 2 | 3B | 宗 佑磨 | 左 |
| 3 | 1B | 中川 圭太 | 右 |
| 4 | DH | シュウィンデル | 右 |
| 5 | C | 森 友哉 | 左 |
| 6 | RF | 杉本 裕太郎 | 右 |
| 7 | 2B | 太田 椋 | 右 |
| 8 | LF | 来田 涼斗 | 左 |
| 9 | SS | 紅林 弘太郎 | 右 |
2年連続リーグ優勝を果たしているとはいえ、打撃に関してはお世辞にも強力とは言えないモノだった。さらにその打線から吉田 正尚選手が大リーグ移籍で離脱。非常事態である。あまりにも大きすぎる穴、どうやって埋めるかが注目される。
1番には俊足で出塁能力の高い福田 周平選手を、2番には2年連続規定打席到達を果たし、勝負強さが光る宗 佑磨選手、3番には完全復活を遂げた巧打者・中川 圭太選手。この3人は打撃力だけでなく、足の速さも含めた走塁力も高い。基本的にはこの打順で固定して問題ないはずだ。問題は吉田選手が抜けた4番、そしてその後ろとなるわけだが、個人的には4番にパワーのあるシュウィンデル選手を配置し、5番に森 友哉選手、6番に杉本裕太郎選手の順で配置したい。
2021シーズンには64試合ながら、打率.326 14本塁打と、メジャーでもそのパワーとバッティング技術の高さを示したシュウィンデル選手はかなり期待できる。また、後ろに森選手を配置することで、よりストライクゾーンに投げざるを得ない状況を作っている。森選手は普段どおりやってもらえれば問題なく、杉本選手は6番で好きなだけ振ってもらい、2年ぶりの30本塁打を期待したいところ。
下位は若手陣を起用したい。特に、吉田選手の後釜として期待したいのが来田 涼斗選手だ。俊足強打、ポテンシャル抜群の高卒3年目は、この千載一遇のチャンスを活かすことができるだろうか。日本シリーズでの活躍で自信をつけた太田 椋選手、2年連続規定打席到達の紅林 弘太郎選手とともに、下位でも気の抜けない打線を築いていきたい。
控え
| 控え | ||
|---|---|---|
| 守備位置 | 選手名 | 打席 |
| C | 若月 健矢 | 右 |
| C | 福永 奨 | 右 |
| C/IF | 頓宮 裕真 | 右 |
| IF | 安達 了一 | 右 |
| IF | 西野 真弘 | 左 |
| IF | 宜保 翔 | 左 |
| IF/OF | ゴンザレス | 両 |
| IF/OF | 野口 智哉 | 左 |
| IF/OF | T-岡田 | 左 |
| OF | 池田 陵真 | 右 |
| OF | 佐野 皓大 | 右 |
| OF | 小田 裕也 | 左 |
森選手の加入によって、現状控えに回った若月 健矢選手、頓宮 裕真選手。この2人を控えに置ける捕手陣は贅沢だ。福永 奨選手も守備力であれば負けていない。ただ、チームのムードメーカーでもあった伏見 寅威選手の移籍がどこかで響きそうなのも事実だ。
内野には、職人・安達 了一選手、ナニワの轟砲・T-岡田選手の同い年のベテラン2人が控え、巧打の西野 真弘選手、好守の宜保 翔選手、早く期待のバットマン・野口 智哉選手といるが、ここにメジャー屈指のユーティリティプレーヤーである「マーゴ」ことゴンザレス選手が加入した。内・外野どこでもこなせるこの選手が加入したことで、層はかなり厚くなったはずだ。
外野には、代走・守備固め起用が多い佐野 皓大選手と小田 裕也選手は一軍ベンチに置かれることが多くなりそう。しかし、その牙城を崩すべく、高卒2年目・池田 陵真選手を筆頭とした若手達が躍進を誓う。ここには記載していなかったが、ドラフト4位ルーキー・杉澤 龍選手の評価がうなぎ上りだ。高い打撃技術を一軍レベルでも見せており、想像よりも早くデビューを果たすかもしれない。
圧倒的な投手力があるので、大きく崩れる心配はない。そうなると、リーグ3連覇、2年連続日本一に必要なのは、野手陣、それも若手達の奮闘だ。吉田正尚選手の穴はあまりにも大きく、補強した選手だけでは埋めることは不可能。若手達の底上げこそ、今シーズンのバファローズ、最大のカギを握る。
以上
