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徳島戦の3点目で確信した、アルビレックスの攻撃力覚醒

ここ最近、アルビレックスの攻撃力が凄まじいです。


リーグ戦の得点数を数字として出すと

シーズン通算 26試合  44得点。

吉永監督就任後  17試合  32得点。

さらに後半戦5試合で見ると、

5試合  13得点


昨年、1年間通して42試合48得点の攻撃力が嘘のようです。


もちろん、対戦相手との巡り合わせもあります。第24節 琉球戦、第25節 町田戦なんかは相手の調子がかなり悪い時に当たったということもあります。

だが、それだけで1試合3得点、4得点と取れるわけがないです。ではここ最近の大量得点は実力なのか、それとも偶然の副産物なのか?という疑念が浮かびました。


そんな心配を払拭したシーンが第26節 徳島戦の3点目。タイトルに記載したシーンでした。

このシーン、右サイドのフランシス選手がドリブルで突破しようとしたところで徳島のDF ヨルディバイス選手に当たり、ボールがゴール中央、ペナルティエリアのわずか外側のところにこぼれます。そこに走りこんだ渡邉新太選手がこのボールをダイレクトで右足一閃。ポストの内側を叩き、ゴールに突き刺さるスーパーゴールとなりました。

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さてこのシーン、新太選手のスーパーゴールとなったわけですが、シュートの瞬間を見ると、右サイドにいたフランシス選手がちゃんとゴール前に走りこんでいます。(しかもフリーの状況になっている)

さらに左にはこの日、チームの2点目を決め、絶好調のレオナルド選手もフリーになっていました。

新太選手がシュートを狙おうとしていることで徳島DFがコースを消しに行った結果ではありますが、フリーの選手が2人いる形を作ることに成功しています。

この形、ここ数年の新潟にはあまり見られなかった形のように感じています。流れの中で、ゴールの近くにしっかりとポジションを取る選手が3人以上居るという状態。しかも、それぞれが虎視眈々とゴールを狙う姿勢を取ることで相手DFがつられてフリーの選手が複数出るというこの形。攻撃の形とかではかなり理想的なのではないかと思います。


さらに凄いのは、フリーの助っ人外国人が複数いるこの状態で間髪入れずに、ダイレクトでシュートを選んだ新太選手の決断力です。じつは、筆者としてはこの決断力に感動を覚えています。


正直「トラップするのかな」とおもっていたのですが、ボールが来た瞬間にシュートすることを決めていたのでしょう。しかし、ここまで1得点とゴールに飢えている状況だったとはいえもっとシュートを打ちやすい体勢、よりゴールの近い場所に持っていくことも選択肢としてあったはずですが、お構い無しに打ちに行ったあの決断力。ここ数年のチームには見られなかったものと感じています。

おそらく「コースが見えたら打て」というのが、吉永監督の基本方針なのでしょう。この日の1点目の戸嶋選手のスーパーボレーにしても、この3点目の新太選手にしても、「コースが見えたら打て」という姿勢が見えたものでした。戸嶋選手の場合はセットプレーのこぼれ球で、かつパスコースもなかったので、ある意味シュートしか選択肢がなかったとも言えますが、それでも少しもためらわなかったのは素晴らしいです。

そしてそれ以上に新太選手の得点は、「フリーの助っ人外国人が複数いる」という、選択肢が豊富にある中で、「俺が決める!」という強い気持ちと決断力を見せてくれたので、個人的には今シーズンの新潟のベストゴールではないかと思ってます。

こうした、「選択肢が他にあっても、コースが見えたら打ちに行くと姿勢」が強く現れている今の新潟。こうした姿勢をチーム全体として見せているからこそ、現在の攻撃力の覚醒に繋がっているのでしょう。


以上

プロ野球 シーズン折り返し(パ・リーグ編)

前回セ・リーグ編を書いていきましたが、今回はパ・リーグ編です。

 

パ・リーグ

7月10日終了時順位 (ゲーム差は首位との差)

1 ソフトバンク 48勝32敗4分

2 日本ハム   41勝39敗4分 7.0ゲーム差

3 西武     41勝40敗1分 7.5ゲーム差

4 楽天           40勝40敗2分 8.0ゲーム差

5 ロッテ    39勝40敗2分 8.5ゲーム差

6 オリックス  36勝42敗5分 11.0ゲーム差

 

3月順位予想

1 ソフトバンク

2 日本ハム

3 西武

4    オリックス

5    楽天

6    ロッテ

 

ファイターズが2位ですが、貯金はわずかに2と思ったほどには上がらず、イーグルス・マリーンズが想像以上に奮闘しているという感じですかね。

そしてホークスはなんでこんなに勝てるのかという感じですね。



1位 福岡ソフトバンクホークス
野手陣を見れば柳田選手がいない、中村晃選手がいない、今宮選手も休み休み、上林選手は1割台、投手陣を見ればサファテ投手もいない、バンデンハーク投手スアレス投手、ミランダ投手といった助っ人勢は期待外れ。先発で活躍しなければいけないはずの武田翔太投手も不調で中継ぎに回される。

それなのに、首位ターンです。しかも2位以下に大差をつけての首位。このチームの底力は凄まじいですね。

特にセ・リーグとの交流戦と最下位バファローズに対しての戦績はすさまじく、この2つカードだけで貯金のほとんどを稼いでいるというのが効いてます。

 

で、これだけ見ると「セ・リーグバファローズが弱すぎるせいでホークスが独走している」ように見えますが、実は圧倒的大差になった試合とかは本当になくて、交流戦の勝利は殆どが3点差以内、バファローズとの試合もほとんどは3点差以内の試合(15試合中11試合)なんです。しかも1試合平均の得点力はリーグでも下から数えたほうが早い。(リーグ4位)なので、「ああ、まったく歯が立たないなあ」というわけでもないのですが、「気付いたら負けてた」みたいな試合が多いです。(まあ、失点数はリーグ内でも圧倒的に少ないですが)

「ここぞと言うときの集中力」「卓越した終盤力」といったところが大きいのかなという印象ですね。

 

不安があるとすれば、「ここぞと言うときの集中力」、「卓越した終盤力」が効きまくるバファローズ戦がもう9試合しか残っていないこと、逆に「ここぞと言うときの集中力」、「卓越した終盤力」が全く効かないマリーンズとイーグルスとの対戦がまだ10試合以上残っているということでしょうか。

といっても、怪我人が戻ってくることも考えると、今後はさらに独走していくかもしれませんね。

 

2位  北海道日本ハムファイターズ
オフにはドラフトで金足農業高校吉田輝星投手をはじめ、多くの甲子園スターを獲得し、移籍市場では「台湾の大王」ことワン・ボーロン選手やかつての沢村賞投手・金子投手を獲得するなど主役級の動きを見せ、今シーズンへの期待は大きかったファイターズ。
しかし、シーズン開始時から不安視されていた先発投手の頭数にかなり頭を悩ませています。マルティネス投手は未だ一軍復帰ができず、他の若手投手が穴を埋められているかと言われると、また微妙という状態。「オープナー」、「ショートスターター」といったメジャーリーグで使われている戦術を取り入れるなどして話題をさらっていますが、日本の場合はしっかりとした先発投手が5人、6人といればそんなことをやる必要もないわけですから、やはり苦しい台所事情です。
交流戦では上沢投手が打球を膝に受けて今季絶望の大怪我を負い、先発不足はさらに深刻な状態になっています。宮西投手を中心としたリリーフ陣の奮闘でなんとか貯金を保てていますが、後半戦を考えると勤続疲労はやはり怖いところです。

打線も、マリーンズに移籍したレアード選手の穴をなかなか埋められていない印象です。ワン・ボーロン選手が思った以上に長打がない(ホームランはここまで3本のみ)ことも誤算だったのではないかと思います。
セカンドには大器・渡邉諒選手が定着しつつあり、キャッチャーには清水優心選手や石川亮選手が試合機会を掴むなど若手の成長はありますが、それでもなかなか埋まらないレアード選手の移籍。大田選手の離脱もあってか、最近はサードに杉谷選手や石井選手、横尾選手などが日替わりで使われていますが、なかなか上手くはいっていないのが現状。やはり痛かったか。

と、ここまで良くなかったことばかり書いてきましたが、そんな状態でも2位、貯金を作っているのはやはりさすがのチーム力、さすがの栗山監督の采配というところです。今年もこの采配でAクラスでシーズンを終えることができるでしょうか。


3位  埼玉西武ライオンズ

得点力はさすが。リーグ唯一の400得点台(423得点。ちなみに2位の千葉ロッテは368得点、最下位オリックスは293得点)。リーグトップの盗塁数(87盗塁。1試合1盗塁以上のペース)

1番秋山選手・2番源田選手・3番外崎選手・4番山川選手は不動でここについては再考する必要無し。5番以降も調子のいい選手を起用しながらといったところで上手くやりくりしています。この攻撃陣については後半戦も心配ないでしょう。

 

そうなるとやはり課題は投手陣。リーグ最下位の失点数(404失点)・防御率(4.36)です。

ところがこの投手陣にも明るい材料が見えています。特に先発投手陣。現在の先発ローテーションの主な投手を見ていくと、

・今井達也投手(21歳)5勝7敗

・髙橋光成投手(22歳)7勝5敗

・松本 航投手(23歳)4勝2敗

本田圭佑投手(26歳)4勝3敗

 

このように20代前半・中盤の投手が担っているんです。現時点での結果や安定感という意味ではまだまだというところがありますが、2・3年後にはもの凄い先発陣を形成するのではないかという期待感があります。しかもここに離脱している多和田投手が加わってくるということを考えると、ライオンズ先発投手陣の黄金期は近いのかもしれませんね。

 

さて、先発陣の楽しみさから比べると、リリーフ陣がかなり不安定ですね。ここがライオンズの大きなアキレス腱となっているという印象です。セットアッパーの平井投手とクローザーの増田投手以外は「安心して見ていられないな・・・」という印象です。実際、平井投手と増田投手はかなり登板過多になっていて、ちょっと心配になります。

今年も激しいAクラス争い。そこを勝ち抜くこと、そして奇跡の大逆転優勝を本気で狙うのなら、リリーフ陣の整備は必要不可欠です。7月末までにトレードを含めた補強があるのか、それとも現有戦力(特にヒース投手やマーティン投手といった助っ人勢)の復調に賭けるのか。フロントの動きにも注目したいチームです。

4位  東北楽天ゴールデンイーグルス

則本投手が前半戦絶望、岸投手は開幕直後に戦線離脱で1ヶ月強を棒にふる。そんなチーム状態にありながら首位争いをしていました。その要因としては、強力な打撃陣です。もともと粒揃いだった打線に今年はFAで浅村選手が加入し、かなりの強力打線となりました。とにかく、一度打ち出すと恐ろしいくらいの繋がり。私の贔屓・バファローズも何度やられたかわかりません。この強力打線がチームを勝利に導く試合が続き、ほんの3週間くらい前まではホークスとの激しい首位争いをしていました。

ところが交流戦の最後で2連敗を喫すると、交流戦終了後も止まらず、まさかの10連敗を喫してしまいました。この10連敗期間中の主な負け方を見てみますと、

・リードした終盤にリリーフ陣崩壊 2試合

・同点から守護神松井裕樹投手が打たれてしまった試合が2試合

・3失点以下に抑えたも関わらず打線が奮わず完封負けが3試合

 

など、とにかく「噛み合ってない」負け方が多すぎました。

9日には、復帰した則本投手の好投と打線の活躍で久々の勝利を収めましたが、翌日は2度同点に追いつくも延長10回にまたしても松井投手が決勝打を浴び敗戦。結局、最大2桁あった貯金も0となった状態でオールスターブレイクを迎えることになってしまいました。

後半戦に向けて則本投手が復帰したのは大きな好材料となりそうです。が、この致命的とも言える噛み合わなさを早く解決させなければ、Aクラスどころか、3ゲーム差に迫る最下位バファローズにも足下をすくわれかねません。少しでも早い復調のためにもこのオールスターブレイクを活用し、後半戦スタートとなるバファローズ戦は最低でも勝ち越しをしておく必要がありそうです。

 

 


5位  千葉ロッテマリーンズ

本拠地・ZOZOマリンスタジアムに新設された「ホームランラグーン」によって投打ともにホームランが増え、よりエキサイティングなゲームが増えた印象のマリーンズ。なんとここまで放ったチーム本塁打数はリーグ2位の99本。昨年まででは考えられない数値です。9年ぶりのチーム本塁打数100本超えはもう間違いない状況となっていて、狙うは1971年に記録した193本超えといったところでしょうか。

そんな打線を牽引するのが、トップバッターとして活躍を続ける荻野貴司選手、ファイターズから移籍し、中軸として不可欠な柱となっているレアード選手、そして次のミスターマリーンズ最有力とされる鈴木大地選手です。

 

荻野選手は現在3割を優に超える打率(.330)、ホームランも6本、盗塁は18個と1番バッターとしては100点と言えるほどの好成績を収めており、オールスターにも選出されました。(オールスターでも活躍を見せています。)元々これくらいはできる能力を持っている選手なので、この成績自体にはそこまで大きな驚きはないのですが。

荻野選手といえば、本当に「ケガさえ無ければ」という言葉が多く出てくるほど、ケガが付き物な選手です。これまでの9年間でシーズン400打席を超えたことがなく、必ずどこがでケガをする。そういう印象でしたが、今年はここまで大きなケガなく、すでに325打席に立ってきました。初の規定打席到達まであと120打席ちょっと。なんとかケガをせず1年間駆け抜けて欲しいところです。(チームとしても荻野選手が離脱することになったらかなりの痛手でしょうしね・・)

レアード選手はさすがの長打力でチームトップの24本塁打。ファイターズ時代には広い札幌ドームを本拠地にしながら、30本塁打以上を打つなどしていましたし、期待通りの活躍でしょう。この選手の存在によって4番サードが固定できたのはチームにとってとても大きいですね。

そして、鈴木大地選手です。シーズン開幕前、鈴木選手をレギュラーとして予想する人はかなり少なかったです。なにせ、サードにレアード選手、セカンドには中村奨吾選手、ファーストは井上晴哉選手がいる。かといってDHで使うにも長打力に欠けるかなという印象。ある意味当然だったのかもしれません。しかし、シーズン開幕後、井上選手が極度の不振で二軍降格すると、鈴木選手はファーストで起用され始めます。そこで結果を残していましたが、井上選手が復帰。さあ、どうするかというところで、指名打者起用されるはずだったバルガス選手が全く打てず。ということで指名打者として起用され始め、さらに好調だった打撃を活かすということで、2番に起用されます。「1番 荻野選手、2番 鈴木選手」のリーグでも有数の1・2番の完成です。さらに中村選手が不振だった時にはセカンドで起用され、交流戦でDHが使えないとなった時にはなんとレフトで起用されます。そして、最近ではまたしてもファーストでの出場が増えてきました。(井上選手がDH起用)

調べてみると今年は内野全ポジションとレフトの5ポジション(+DH)で出場しているそうです。凄いことです。これだけポジションを変えられていながら、打撃成績は落ちません。3割近い打率(.298)、12本塁打、サヨナラ打もありましたね。本当に素晴らしい選手です。毎年ポジションを変えられ、それでも結果を残し続けてきた鈴木選手からすれば他愛のないことなのかもしれませんが、普通に考えたらとてつもないことをやっています。もっと評価されて欲しい選手の1人です。

(マリーンズと言うより、3人の前半戦総括になってしまった・・。笑)


6位  オリックス・バファローズ

現在36勝42敗5引分、最下位です。

しかし、ほとんどのファンの方はあの壮絶な優勝争いをした2014年以降では一番楽しいシーズンを味わっているのではないでしょうか。とにかく若手選手が出てくる出てくる!こんなに楽しみな若手選手が出てきてくれていいのだろうか?と少し怖くなってくるくらい、それほどに将来有望な選手たちが今のバファローズを形作っています。

 

まずは投手陣から。西投手、金子投手が抜けて弱体化確実と言われた先発投手陣。しかし、現在リーグでもトップクラスの成績を残しています。現在の先発ローテーションの投手を挙げてみると、

 

・山岡 泰輔投手(24歳)  6勝2敗

・山本 由伸投手(21歳)  4勝4敗

・榊原  翼投手(21歳)  3勝4敗

・田嶋 大樹投手(23歳)  2勝0敗

・K-鈴木     投手(25歳)  1勝5敗(防御率は3点台)

・竹安 大知投手(25歳)  1勝0敗

 

()内の年齢は今年の満年齢です。

どうでしょう、「平均年齢23,166・・・歳」という「超」がつくほどの若手ローテ陣です。しかも、結果でもしっかりとしたものを出しているのはこの数値でよく分かるのではないかと思います。榊原投手が怪我をしてしまったために、この穴を誰が埋めることになるかは注目されますが、荒西投手や鈴木優投手、育成の本田投手や漆原投手など、
期待の若手選手がまだまだ多くいますから、誰が入っても楽しみというところです。

一方のリリーフ陣は比嘉投手を中心にしたベテラン勢、近藤投手や海田投手の中堅勢、エップラー投手やディクソン投手といった助っ人勢の奮闘で形にはなっていますが、数字の面でも、やはり心もとないです。特に増井投手の不振は大きすぎました。

しかしそのリリーフ陣にも少しずつではありますが、若手選手が出てきています。現在は怪我で離脱していますが、8回を投げていた澤田投手がいます。山﨑福也投手はロングリリーバーとして居場所を確保しつつあり、齋藤綱記投手もこれから貴重な左キラーとして活躍してくれると思います。吉田凌投手も1軍で登板機会を掴みつつあります。2軍を見れば、左澤投手や富山投手もいます。若手選手の層は確実に増しています。


一方の野手陣、こちらはとにかく打てなかった前半戦。盗塁はリーグ2位の数値を記録していますが、いかんせん打てないので、結局還すところまで行かないという場面を何度見たことか。リーグで唯一の200得点台(293得点)がそれを物語っています。


しかし、5月後半あたりからでしょうか。終盤の逆転劇、勝負所での一打が出てくるようになって来ました。交流戦では3試合連続の逆転勝ち、うち2試合は9回に逆転サヨナラを決める、なんてこともありました。間違いなく今までのチームに足りなかった勝負強さが身について来た感じです。


さて、そんな打線の中心として活躍しているのは、大城滉二選手(26歳)、吉田正尚選手(26歳)、中川圭太選手(23歳)といった若い選手たちです。

特にビッグサプライズとなったのは中川選手です。ドラフト7位指名とはいえ、東洋大で主軸を担っており、即戦力として期待はされていました。とはいえ、1年目からここまでの活躍をするとは思いませんでした。状況に応じて右打ちもできる打撃センス、先の塁を抜け目なく奪う走塁センス、そして野球脳の高さ、いずれもいい意味でバファローズらしさを感じさせない選手です。交流戦では並み居る強打者たちを抑えて首位打者になり、注目度は増す一方です。このままのペースで打席を積み重ね、規定打席到達と3割を達成して欲しいところです。

大城選手も今年、打撃面で急成長を見せています。特に3番を任せられるようになってからはいい意味での強引さ、強い引っ張りの打球を見せています。2塁打も多く(リーグ7位の18本)、加えて脚もあるので、「中軸に得点圏で回すという役割を担う3番バッター」としてはかなりいい選手になってくれるのではと期待できます。

吉田選手は、今の成績でも悪くはないのですが、もっと高いレベルの成績を残せるはず。特に得点圏での打撃には、まだ物足りなさを感じてしまいます。この吉田選手が今ぶつかっている壁を突き抜けた時、バファローズ打線が1つ上のステージに行けることでしょう。


そして後半戦、鍵を握るであろう選手は、宗佑磨選手(23歳)です。この選手のポテンシャルはファンの方は当然ご存知かと思います。そしてここ最近、そのポテンシャルが少しずつ解き放たれようとしています。後半戦、この選手がどこまでやれるか、センターの定位置をつかめるかがチームの将来すら左右することになりそうです。



展望

自分なりに展望を書いていきます。

・ホークスの優勝はほぼ堅いか。グラシアル選手とモイネロ投手がキューバ代表戦で一時離脱するこの時期に大型連敗でもすれば分からないが、ホークスに関してはなさそうな気が・・・。


・残り5チームのAクラス2枠を争う対決は全く先が読めない。最下位のバファローズが多少厳しいかと思うくらいで、最終的にどこがAクラスになっても不思議ではない。
ちなみに現時点の筆者の予想では、ライオンズとファイターズがそのまま行く可能性が高いと見ています



今日からは後半戦の戦いです。
優勝争いもAクラス争いも個人タイトル争いも、これからが本番です!


以上

2019シーズン折り返し アルビレックス新潟前半戦総括

2019シーズンのJ2も半分を終え、アルビレックス新潟は11位という成績で折り返すことになりました。
そんなアルビレックスの前半戦を私なりに振り返っていきます。

・片渕体制時代(第1節〜第9節)
昨年終盤のサッカーを踏まえて堅守速攻を基本路線にしたスタイルでシーズンをスタートさせました。
第1節 京都戦は引き分け、第2節 千葉戦では4得点を奪い快勝。好スタートを切ったように見えましたが、その後は伸び悩み。失点は少ないが得点も少ないという状態が続きます。第8節 岡山戦で初めての複数失点を喫する(3-3)と、第9節 山形戦でも複数失点(2-2)を喫しました。負けを減らしていくために守りから入るスタイルであるにもかかわらず、失点の仕方もお粗末と言っていいものが続いてしまっていたこと。起用する選手が試合ごとに変わっていき、目指すサッカーの確立ができていなかったことが大きかったのでしょう。山形戦後、監督交代が発表されました。

そのことについては、過去に私が書いたこちらの記事をご覧ください。


・吉永体制時代(第10節〜)
片渕監督交代後、監督に就任されたのが、現在の監督でもある吉永監督です。吉永監督は攻撃の組み立て方などから修正を加えて、得点力アップを目指します。就任後の3試合では1勝2分のスタートで、それなりかなと思っていましたが、第13節 長崎戦から歯車が狂い始めます。この試合の前半はまさにここまででワーストクラスの出来。前半から2失点を喫しました。後半に盛り返しましたが、結果として2-3で敗れました。悪いことはさらに続きます。ホームで迎えた第14節 愛媛戦では前半に2点を取り、流れとしても最高の展開だったにもかかわらず、愛媛がハーフタイムに選手交代を行なった途端に流れが「あまりにも簡単に」変わってしまい、開始10分で同点に追いつかれると最後もあっさりと追加点を取られてまさかの大逆転負けを喫します。(この試合が筆者的には今季ワーストゲーム)
その後も琉球甲府と連敗し4連敗。今度は「点は取れるけどそれ以上に取られる」という状態。先発メンバーも毎試合変更があり、完全に負のスパイラルに陥っていました。

そんな流れを変えたのが第17節 岐阜戦でした。
岐阜戦のスタメンが以下の画像です。

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それまでからの変更点が大きく4つありました。


ボランチに戸嶋選手を起用

・左サイドバックに堀米選手を起用

・右サイドバックにサムエルサントス選手を起用

高木善朗選手のポジションをボランチからトップ下に変更


この4つの変更点です。

(もちろん他にも戦術面で変更した点はあったと思いますが、戦術面には明るくないので、そこには触れずにいきます)


そしてこの試合は、先発起用された堀米選手が蹴ったフリーキックからカウエ選手が先制点を奪うと、後半にもカウエ選手が再び追加点を挙げ2点差。終盤は連続でPK献上などもあり、内容だけ見るととても褒められない試合でしたが、なんとか逃げ切り、3-1で勝利を収めます。

1つの勝利はチームの流れを変えるのでしょうか。第18節 栃木戦では後半に退場者を出した栃木を相手に数的有利を活かして2点を決め勝利。第19節 金沢戦では守備陣の自滅、相手キーパー 白井選手の好セーブ連発もあり1-2で敗れましたが、第20節 鹿児島戦で逆転勝ち(3-1)を収めると、前半戦最後の21節 大宮戦では前半に先制点を取られるも、前半のうちにレオナルド選手のゴールで追いつくと、後半15分にカウエ選手の鮮やかなパスからフランシス選手が抜け出し、これまた鮮やかなゴールを奪い逆転。守備陣も体を張り、必死の守り。18歳の岡本選手も奮闘し、守りきりました。


ここ5試合で4勝1敗の勝ち点12。上昇気流に乗りつつあります。


・戦績面

前半戦21試合を終え、8勝8敗5分の勝点29

プレーオフ圏内の6位甲府とは勝ち点差4

さらに上、自動昇格圏内の2位京都とは勝ち点差8となっています。混戦となっている今年のJ2、この程度の差であればまだまだ射程圏内でしょう。


また、31得点26失点と得失点差は+5となっており、この辺りの数値は今後に大きく影響を与える可能性があります。


次にチーム内得点ランキング

1位  レオナルド選手  8ゴール(うちPK4)

2位  フランシス選手  5ゴール

3位  渡邊凌磨選手     4ゴール

4位  カウエ選手         3ゴール

5位タイ

        大武峻選手        2ゴール

        高木善朗選手    2ゴール


レオナルド選手が1位。1トップであること、PK4つを決めていることを考えると当然とも言えますが、吉永監督就任後の12試合で7ゴールを決め、実力を発揮しつつあります。

フランシス選手が2位。この選手が先発に定着して以降、攻撃に厚みが出ました。スピードを活かした裏への抜け出し、シュートのうまさが目立つ選手です。髪型も含めてラファエルシルバ選手のような印象を受ける選手です。

日本人トップは渡邊凌磨選手。テクニックはチームトップクラス。ただ、1試合の中で「消える」時間も多く、ここ最近は先発メンバーに名を連ねることができていません。しかし、この選手のテクニックは後半戦で間違いなく必要になるはずです。


・筆者が選ぶチームMVP

これは高木善朗選手一択です。

開幕時は左サイドハーフ、吉永監督就任直後には攻撃的なボランチとして、そして17節 岐阜戦からは「4-2-3-1」のシステムのトップ下として出場し、どのポジションでもドリブル・パス・守備面での貢献で高いクオリティを発揮してくれています。


加入1年目となる昨年はなかなか実力を発揮できていませんでしたが、今年は躍動してくれています。不安視された運動量や守備面での貢献も全く問題なく、むしろ高木選手の献身性はチームのストロングポイントとなりつつあります。今では高木選手無しのチームというのはなかなか考えづらい状態となっています。

問題があるとすれば、イエローカードの数。チームでもダントツのトップとなってしまっています。攻守ともに激しく戦い、貢献度が高い分だけこういった部分も多くなってしまうのは仕方ないのかもしれません。が、今のチーム状態を考えると、累積警告などで高木選手抜きとなってしまう試合があると、チームとしてはかなり厳しいことになりかねませんので、後半戦ではできる限り警告は避けていただきながらのプレーを期待したいところです。


ベストゲーム

第21節  大宮戦  2-1◯

この試合はテクニックというよりは運動量で相手を圧倒し、劣勢でも諦めずに戦い続け、体を張って・身を呈して守る。今までファンが抱いていた「アルビらしさ」というものを久々に出せた、そんな試合だったのかなと思います。

先制点は許しましたが慌てずに、前半のうちに追いつき、後半に逆転する。その展開だけでも素晴らしいのですが、特に終盤の守備面。センターバックの大武選手と岡本選手(18歳!新潟ユース出身!)が相手攻撃陣に仕事をさせない。ピンチになれば、多くの選手がシュートに対しても体を投げ出し、壁になり、守り続けた執念。この体を張って気持ちを見せる戦いこそが「アルビらしさ」なのかなと思いますし、久しぶりにこういうシーンを見れたことはファンとして嬉しく感じています。


大宮戦のスタメン

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前半戦が終わり、今週土曜日からは後半戦突入。ホームの横浜FC戦から始まります。まずはこの試合に勝って、勢いを加速させたいところです。

大宮戦のような試合ができれば、チームは上昇していくでしょう。厳しい試合が続きますが、1戦1戦、目の前の試合に集中して戦っていってほしいですね!



以上

プロ野球 シーズン折り返し(セ・リーグ編)

6月も終わり、ジャイアンツ以外のチームがシーズンの半分以上の試合を終えた状態となっています。3月に順位予想をしていましたが、それと比べてどのようになっているか。ここまでを振り返りながら見ていき、今後の展望についても少し書いていこうと思います。

(パ・リーグ編は来週書いていきます)

 

セ・リーグ

6月30日終了時順位 (ゲーム差は首位との差)

1 巨人   40勝30敗1分

2 広島   38勝34敗3分  3.0ゲーム差

3 阪神   35勝36敗4分  5.5ゲーム差

4 DeNA         35勝36敗2分  5.5ゲーム差

5 中日   33勝39敗0分  8.0ゲーム差

6 ヤクルト 28勝46敗2分 14.0ゲーム差

 

3月順位予想

1 巨人

2 広島

3 阪神

4 ヤクルト

5 DeNA

6 中日

 

まあ、割とよく当たってる方なのではないかと自画自賛してみます。(笑)

 

各球団共に、ここまではかなり浮き沈みの激しいシーズンを送る。(成績の面だけでなく、主力の不在も含めて)そういった印象です。

 

1位→読売ジャイアンツ

カープから丸選手を獲得し、打線の強化に成功。開幕から大きな連敗もなく、セ・リーグ6球団の中では唯一、ここまで成績での浮き沈みは無かったかなと思います。結局今日までの最大連敗は4連敗。逆に6連勝1回、5連勝1回。交流戦は5カード連続2勝1敗で勝ち越して、通算で11勝7敗で貯金4。悔しいですが、さすがというべきですね。安定して強いです。

 

しかし、エースの野投が万全ではなく防御率は4点台。7勝してますがすでに4敗していて、菅野投手らしくない投球が続いています。さらに、抑えのクック投手が早々リタイア。現在は中川投手が抑えをやっている段階ですが、シーズン終盤の大事な時期にどうなるかは未知数。打線もビヤヌエバ選手が全く当たらずという状態。主力の不在・不振という意味ではセ・リーグで1番の浮き沈みとなっています。

 

2位 広島東洋カープ

丸選手移籍の影響は大きかったか、スタートで大きく出遅れます。開幕5カード連続負け越し、4月16日時点で4勝12敗の借金8という状態に陥ります。ところが4月17日のジャイアンツ戦で逆転勝ちを収めると、そこから8連勝。さらに5月11日からは11連勝を飾り、一気に首位に躍り出ます。(5月の成績は20勝4敗1分というとてつもない数字)

これで波に乗っていけるかと思われた6月、交流戦5勝12敗1分の最下位、リーグ戦再開のベイスターズ3連戦でも2敗1分と勝ちなし。結局月間の成績は6勝15敗2分という大ブレーキ。首位の座も明け渡し、苦しい戦いが続いています。

とにかくここは田中広輔選手中崎投手の不調が大きいでしょう。特に田中広輔選手はシーズン半分以上終わってほぼ2割(.201)。これはさすがに想像してなかったでしょう。というより、想像している人がいたとしたら、その人は未来予知の能力か何かに目覚めた人ですよ。(笑)そして、やはり痛いのは丸選手の移籍ですね。西川選手も3番として結果を残していますが、長打という面で見劣りします。バティスタ選手が確実性を上げて、現在2割8分台と好成績ですが、穴を埋めるにはもう2分は欲しいところでしょうか。

 

3位 阪神タイガース

このチームもなかなか波が激しいです。 というより、対戦相手によって成績が変わりすぎというべきか。

ベイスターズ、9勝3敗。特にハマスタでのこのチームを見ていると、圧倒的な強さで優勝するチームかと思いますよ。何やってもうまくいく感じですし。

さらに対スワローズにも7勝3敗ですから、この2チームとの対戦だけで10の貯金を獲得してるわけです。

ところがジャイアンツ、カープ、ドラゴンズにはそれぞれ4勝6敗、5勝7敗、4勝7敗と負け越し。さらに交流戦で6勝10敗、特にイーグルスには本拠地で3連敗。結局現在は借金1となっています。

メッセンジャー投手、西投手、ガルシア投手などを中心にした先発陣はリーグトップと言われていましたが、ここまでは今一歩乗り切れないな状況。リリーフ陣の奮闘でなんとか大きく崩れずにいるという感じです。

また、打線の方では近本選手や木浪選手といったルーキーが出てきて、機動力はかなり増した感じですが、ここ最近、チーム全体として調子を落としつつあるのが気がかりでしょうか。福留選手の離脱も痛いところです。

7月最初のハマスタでのベイスターズ3連戦。相性抜群のこのカードが大きなターニングポイントになるかもしれません。もし負け越すようなことがあると・・・優勝争い、Aクラス争いが苦しくなる可能性、高まります。

 

4位 横浜DeNAベイスターズ

今年のセ・リーグで最も成績面での浮き沈みを味わっていると言っていいベイスターズ。色々ありすぎて書ききれません。

開幕15試合で9勝6敗。ここまでは割とよくある普通の成績です。が、この間にもいろいろありました。神宮での「パットン投手、連続リリーフ失敗」、甲子園での「上茶谷投手の初勝利を消した、5点差リードを2イニング9失点で見事に吐き出すリリーフ陣」。もしかしたら、この時からその後の波乱のシーズンは予期されていたのかもしれませんね。

4月16日の対ドラゴンズ戦から悪夢の10連敗。この間、「点はホームラン以外で取れない、相手には簡単に点を取られる」の連続。ファンの方が1番心を折られたであろう試合は25日のタイガース戦。9回2アウトから近本選手の逆転3ランホームランのあの試合です。(山﨑投手が救援失敗したのはあの試合のみ。逆に言えば、よりにもよってあの試合に限ってといったところです)

 

さらに、(なぜか)あまり知られていませんが、5月3日から8日までにも5連敗してます。

結局、4月16日から5月12日までの成績は22試合で4勝18敗、勝率は.222です。もう、すごすぎて(笑)。本当に振り返りたくない。というより、記憶が飛んでるんですよね、この時期。(笑)

とりあえず、どう考えても最下位のチームの成績です。

ところが5月17日の神宮でのスワローズ3連戦で3連勝、2戦目には上茶谷投手にプロ初勝利がつくという出来事がありました。そこからでしょうか、チームが息を吹き返します。5月17日から6月2日までの対セ・リーグ13戦で9勝4敗。そこから迎えた大の苦手の交流戦でまさかの勝ち越し!(10勝7敗1分)しかも、サヨナラ勝ちも2試合、劇的な逆転勝ちもありと勢いに乗るには十分でした。

さらに交流戦明けのカープ3連戦で2勝1分。なんと、34試合で21勝11敗2分見事なまでのV字回復です。

 

個々の選手で見てもドラマが多すぎて、ちょっと書ききれませんが、ざっと思いつく限りでも、

 

・宮﨑選手、4月終了時まさかの1割台の大スランプ

・パットン投手、大不振からの胃腸炎で一時離脱

筒香選手、交流戦で大スランプ。最後のイーグルス3連戦では10打数8三振という大不振ぶり

・上茶谷投手、3連敗を喫していたが、初勝利をあげてからは4連勝。

 

チームも個々も本当に浮き沈みが激しいですね(苦笑)

 

ベイスターズについてはまたどこのかのタイミングで別ブログに書いていこうと思います。

 

5位 中日ドラゴンズ

正直、最下位争いに終始する1年になるのかなというのが当初の予想でした。特に投手陣。ガルシア投手が抜け、ロメロ投手が加わりましたが、選手層はかなり薄いように思えましたし、昨年6勝をあげた松坂投手キャンプで肩を負傷するし、笠原投手はオープン戦で打ち込まれてたし(シーズンでは持ち直しましたね。)で今年はかなり厳しいのかなと思っていました。

しかし、ここまでシーズン半分を経過し、3位とのゲーム差は2.5ゲーム差。まだまだAクラスを射程圏内とする位置にいます。

大きかったのは2つ。先発陣では柳投手の完全覚醒でしょう。開幕投手の笠原投手が不整脈で離脱、吉見投手も勝ちがつかず、本来ならローテーション崩壊してもおかしくないところでしたが、3年目の柳投手が見事に一人立ち!チームのエースにのし上がりました。もともと能力の高い投手でしたが、この過酷ともいえる状況をモチベーションに変えたのか、お見事な投球が続いています。

さらに、リリーフ陣では8回ロドリゲス投手、9回マルティネス投手で固定できたことは大きかったですね。特にロドリゲス投手、左の150キロオーバーでコントロールも水準以上。こんな人が1イニング全力投球なんてすれば、そうは打てません。本当にいい投手を獲得したものだと思います。

打線はもともと能力の高い選手が揃っていました。が、ナゴヤドームという打者にとっては厳しい球場を本拠地にしていることもあり、得点力はリーグ最下位。ですが、ナゴヤドームではロースコアで勝つ、ビジターでは打撃戦に持ち込む」という必勝パターンを形作り、そこに持っていくことに集中すれば、リーグ最下位の得点力というのは、そこまで大きな痛手にはならないのかなとは思います。(実際、278得点の得点力同様、失点数も282失点と少なく、1試合平均の失点数ではリーグ最少です。防御率はリーグ5位なので目立ちませんが。)

 

得点力以上にこのチームの問題点といえば、「どう見ても勝った試合」を年に何回か落とすことでしょう。(特に交流戦でのバファローズ戦の9日裏1アウトから2点リードを吐き出してのサヨナラ負けやマリーンズ戦の6点差大逆転サヨナラ負けなど)

こういう取りこぼしが無くなれば、このチームは一気に上に行けるはずです。

 

6位 東京ヤクルトスワローズ

先ほど10連敗したベイスターズのことを書きました。「今年の大型連敗枠はベイスターズだったか」と思っていましたが、まさかその1ヶ月後にそれを超えてしまうチームが出てくるとは。それも昨年2位のチーム、今年は優勝も視野に捉えていたチームが。もっと言えば、連敗が始まる前は貯金5で首位にいたチームです。本当に野球というスポーツの怖さを知らしめたということでしょう。

 

先にも書きましたが、このチームはスタートダッシュに成功しています。その要員としては相変わらずの破壊力を持つバッター陣、そしてリリーフ陣の奮闘でした。

青木選手、山田哲人選手、バレンティン選手といった素晴らしいバッター陣が揃っているチームで今年、抜擢されたのが19歳の村上宗隆選手でした。この村上選手、まあ凄いですよ。打率はまだまだ低いですが、とにかくよく飛ばす。当たれば飛ぶ。

まだシーズン半分ちょっとですが、すでに19本塁打。繰り返しますが、まだ19歳です。まだ2年前のこの時期、九州学院高校で甲子園を目指していた人です。そんな人が球界屈指のバッター陣の中で4番を張っているんですから、凄まじいです。もちろん、先に書いた3人もさすがの力を見せつけ、得点力に困るということはありません。

リリーフ陣では、10年ぶりの古巣復帰となった五十嵐投手が「投げれば勝つ」みたいな感じで、4月までに5勝をあげる驚異的な活躍。マクガフ投手やハフ投手、梅野投手や近藤投手、そしてクローザーの石山投手と大奮闘し、最大5の貯金を持っていました。

が、それは同時に先発陣が試合を作れていないことを表していました。そして、そのしわ寄せがあの16連敗です。もちろん野手陣の西浦選手・坂口選手の不調、離脱も大きかったとは思いますし、その打線の不調が同時に来てしまったのもありましたが、それ以上に投手陣の崩壊が大きかったように感じます。(しかもこの時期、石山投手が離脱してましたし・・)

「ここで一発だけは打たれてはいけない」という場面に限ってホームランを打たれてしまったり、「ここさえ凌げば」という場面に限って打たれてしまったり。特に疲弊したリリーフ陣が数字以上に印象の悪い点の取られ方をしているという印象でした。

先発も防御率3点台の投手が石川投手くらい。小川投手は未だ1勝、防御率も4点台の後半。原 樹里投手も好不調の波が激しすぎて、3勝7敗、防御率はこちらも4点台の後半。先発がこれではなかなか勝てないです。

 

早くも自力優勝が消滅してしまったスワローズ。しかし、諦めるのはまだ早いです。シーズンは残り半分あります。もともと、勝ちだすと凄まじい力を出すチームです。あの2010年のメークミルミルも、昨年も最大借金10からの2位への躍進がありました。そのためには一にも二にも投手陣です。復調に期待したいところです。

 

 

展望

 

自分なりに展望を書いていきます。

 

・リリーフ陣に不安の残るジャイアンツと先発陣に不安の残るカープの優勝争いは9月まで続きそう。少なくとも、どちらかが独走するということもなさそう。9月13日・14日の直接対決は注目。

 

・タイガース、ベイスターズ、ドラゴンズによるAクラス争いは投手陣の層が1番厚いタイガースが若干優位か。しかし、ベイスターズ、ドラゴンズも底の状態を脱していて、上り調子。ここからさらに調子を上げる可能性もある。

 

この3チームによる直接対決は全試合注目するべき。

 

・ペナントを予想外の展開に持っていくにはスワローズの奮起が必要不可欠。とくにジャイアンツ・カープとの試合には注目。

そしてその奮起次第では、大逆転でのAクラスもまだ十分あり得る。

 

 

 

さあ、ここから7月の戦いです。

優勝もAクラス争いも、これからが本番!どうなるでしょうか。

 

 

以上

若手の活躍がチームを強くする ベイスターズ編④

今回はベイスターズ期待の若手選手紹介、最後になります!

 

・伊藤 裕季也選手(23歳)

2018年ドラフト2巡目指名を受け、ベイスターズに入団したルーキーです。182センチ96キロという大きな体格が生み出す長打力が最大の武器です!

この選手については日大三高時代は確かレギュラーではなかったんですよね。控えの内野手だったと記憶しています。才能が開花したのは、立正大学時代。特に4年秋のシーズンは凄かったです。キャプテンとしてチームを「戦国東都」で優勝に導き、明治神宮大会でもその力を見せつけます。環太平洋大学との決勝では、1点ビハインド7回、ランナー1塁の場面で豪快なレフトへの逆転ツーランホームランを放ち、チームを日本一に導きました。そのホームランを放った時ですが、打った瞬間に確信し、いわゆる「確信歩き」をしていたのも印象的でした。しかもレフトスタンドの中段に持って行きましたからね。勝負強さもパワーもケタ違いといったところでしょうか。

 

さて、その伊藤選手ですが、現在は2軍のレギュラーとして試合に出場しています。打率は2割4分台ですが、ホームラン8本となかなかの数字。しかも6月は打率3割超えと、プロのレベルに慣れてきた感じが見て取れます。あとは守備でしょうか。24日現在でエラー10個、結構多いんです。そこは今後の課題でしょうか。

ホームランを打てる二塁手として育てるか、宮﨑選手の後釜として三塁手として育てるか。ポジションによって守備の負担も変わりますから、チームとしてどう育てていくか、注目されるところです。

ちなみに余談ですが、この伊藤選手、かなりのイケメンです。一軍に出てきたら、かなりの女性ファンがついてくることでしょう。球団もそうしたところにも期待しているように思えます。

 

・細川 成也選手(21歳)

2016年ドラフト5巡目指名でベイスターズに入団した3年目の外野手です!

ルーキーイヤーである2017年には一軍初出場となるドラゴンズ戦でいきなりバックスクリーンへのスリーランホームランを放ち、大器の片鱗を見せつけると、その年の日本シリーズでも活躍を見せます。しかし、飛躍が期待された2年目はホームランを1本打ったのみで打率も低空飛行のまま。「伸び悩みか?」と言う声もありました。

そもそも、この2年間も2軍で結果を残していたかと言われるとそうでもなく、打率は2割台前半、三振率は30%台後半〜40%台前半といったところ。パワーは申し分ありませんが、お世辞にも確実性があるとは言えるタイプではありませんでした。

しかし、この細川選手が今年凄いんです!

打率は3割を超え、ホームランはすでに10本を数えます。さらに、三振率も25%を切るという驚異的な成長を見せてくれています。パワーは元から素晴らしいものがありましたが、ついに確実性も備えるようになると、いよいよ大器覚醒の瞬間も近づきます。

 

すでにご存知の方もいるかとは思いますが、筒香選手が今年のオフにメジャー挑戦をするのではないかと言われています。そうなるとこの1枠をめぐるベイスターズの外野手争いは大変激化してきます。細川選手はこの1枠を巡って、楠本選手(このあと書きます)や佐野選手や乙坂選手、ゴールデングラブ経験者の桑原選手もいます。さらには4年連続規定打席到達、盗塁王の経験もある梶谷選手といった一軍経験豊富な選手たちと争うわけです。普通に考えればかなり厳しい争いです。しかし、首脳陣もファンも、「筒香選手というホームランバッターの後釜はやはりホームランバッターに!」という思いは少なからずあるはずです。そうなると1番パワーがある、ホームランを期待できるのはこの細川選手でしょう。

来年、一軍の舞台で覚醒した細川選手を見ることになるかもしれないですね。期待しましょう!

 

・楠本 泰史選手(24歳)

2017年ドラフト8巡目指名でベイスターズに入団した大卒2年目の外野手です!

この楠本選手、東北福祉大学時代には大学日本代表の4番を張るなど、打撃力については元から定評がありました。ですが、肩を痛めていたことが響いたのか上位指名には至らず、ドラフト8巡目指名という評価になっています。

(正直、8巡目では入団拒否もあるかなと思っていましたが、無事入団してくれたのは本当に良かったです。)

 

ですが、見る限りでは肩のケガが今でも尾を引いてるかと言われると、とてもそうは思えないです。守備は悪くなく、脚もある。加えて元から定評のある打撃力が備わっている。正直ドラフト8巡目で取れたことはベイスターズにとってはとてつもない幸運だったと言えるでしょう。

 

今年、楠本選手はオープン戦で結果を残し、開幕スタメンを勝ち取りました。しかし、3戦目でセカンドのソト選手との激突があり、そこから調子を崩してしまいました。そして2軍へ降格。1年目と同じようなシーズンになってしまうのかと思われました。が、2軍で調子を取り戻し始めると、6月に1軍復帰!そして、6月9日のライオンズ戦、2点ビハインドの8回裏、ツーアウト満塁で代打として起用されると、ヒース投手から逆方向への劇的な逆転満塁ホームラン!しかもこれがプロ初ホームランのおまけ付き!とてつもないことをやってのけました!

(ちなみに、満塁を作り出したのも佐野選手のヒット、柴田選手のフォアボール、乙坂選手の内野安打という、若手選手達の活躍によるものでした。)

現在は打率2割ちょうどとまだ本来の力を出せているとは言えない状態ですが、近未来、間違いなく打線の中心になる選手です!

 

ちなみに、楠本選手の打席を見るたびに松本啓二朗選手を思い出すのは私だけでしょうか?あの足を上げる高さとか、タイミングとか、なんか似てるなあと思ってしまうのですが・・。

 

 

 

 

というわけで、ベイスターズが誇る期待の若手選手達の紹介、4回にわたって書いていきました。

ここに書いた選手達がベイスターズの中心になってくれることを信じてやみません。

 

 

以上

若手の活躍がチームを強くする ベイスターズ編③

前回までの2回、投手陣にスポットを当ててきましたが、今回から2回ベイスターズ若手野手陣を取り上げます。

捕手・内野手・外野手からそれぞれ選2人ずつ選びました。


捕手

山本選手・益子選手


内野手

大河選手・伊藤裕季也選手


外野手

細川選手・楠本選手


大卒2年目の楠本選手も今回は対象としました。

ちなみに、佐野選手(25)や乙坂選手(25)、桑原選手(26)も十分に若いのですが、ここに書いた選手達よりも実績も豊富にあるので、今回は対象外としてます。

また、他にも若くてオススメしたい選手はたくさんいるのですが、各ポジション均等に2人ずつにするため、泣く泣く書くことを断念した選手もいます。それくらいベイスターズにいい若手選手がいるということです。


・山本 祐大選手(21歳)

2017年ドラフト9巡目、ベイスターズこの年のラスト指名(支配下の中では。育成も含めると、中川虎大投手がいますね)


京都翔英高校の時には外野手として甲子園に出場していましたが、BCリーグの滋賀で本格的に捕手へ。1年後にベイスターズに指名を受けて、NPBプレイヤーになりました。

「高校の時に捕手だったけど、プロに入って野手に転向」というのは良くある話ですが、「プロで捕手に転向する」パターンは珍しいですよね。少なくとも私はほとんど聞いたことがないです。(近鉄にいた高塚選手くらいか)


さて、この山本選手ですが、1年目となる昨年、捕手陣の(特に打撃面での)不甲斐なさもあり1軍に昇格する機会がありました。すると一軍初打席となった8月の広島戦でなんとプロ初安打となるホームランを放つ離れ業を成し遂げます。

さらに今年のオープン戦の阪神戦では3安打の猛打賞、アピールしています。打撃面では期待ができそうなタイプでしょうか。

一方、リード面ではまだまだ課題が多そうです。今年出場した4月の広島戦では先発出場しながらも、序盤で大量失点を喫し、早い回で交代となってしまいました。(ただ、基本的に采配批判しないようにしてる私も、あれに関しては采配について疑問符がつくかなと思いますが)


しかしまだ21歳と若く、今後もチャンスは多そうです。来年あたり、いきなり正捕手の座を掴むなんてこともあるかもしれない。それくらいの魅力を持つ選手です。


・益子 京右選手(19歳)

2018年ドラフト5位で入団した将来の正捕手候補。栃木・青藍泰斗高校出身ですね。この選手については、入団前から注目されていたようで、テレビ東京のスポーツ番組で取材を受けていた記憶があります。(ちなみにDeNAベイスターズ初代監督の中畑 清さんが出演してる番組ですね。)


この選手の最大の魅力は、ホークスの正捕手・甲斐選手に匹敵する強肩です。確か、タイムで見てもほとんど変わらない数値を出していたかと思います。肩の強さではチームトップクラスかと。

一方、打撃面では課題が多そうです。高卒1年目で多くを望むのは無理があるかと思いますが、さすがに1割に満たない打率というのはちょっと厳しいかなと。高校時代も、通算23本塁打とパワーはあるようですが、3年夏の地方予選での打率は2割を切っていて、確実性にかなりの不安が残ります。背番号の面からも、高城選手みたいな守備型の選手に感じになるのかなという予感も感じてたりしてます。

ただ、高城選手は1年目から1軍出場を余儀なくされるほどのチーム状況で、打撃面を鍛えることが出来ないままになってしまった不運もありましたが、今のベイスターズはそんなことになるチーム状況ではないはずです。なので、2軍で打撃面を鍛えてもらい、3年後には正捕手争いに殴り込みをかけて欲しいところです。


・大河選手(21歳)

3年目を迎えた期待の遊撃手。

熊本・秀岳館高校出身で、甲子園でもインパクトを残したこともあり、大きな期待を背負っています。

さて、この選手は守備範囲がかなり広く、守備力には定評がありますね。守備範囲の広さゆえか、まだまだエラー数も多いですが、鍛えてくれればこの辺りも改善されてくるはずです。

一方の打撃面はというと、壁にぶつかっているような感じですね。打率は1年目の時の1割台から2年目には2割台前半にまでは上がりましたが、今年はその率も横ばい。加えて長打は1年目の時より減ってしまっている状態。7月以降、打撃面でどれくらい成長してくれるか。そこが来年の1軍出場の為のカギになってきそうです。

次代の正遊撃手として、チームとしても、「なんとしても正遊撃手に!」と思っていることでしょう。というより、なってもらわないと困る逸材です。期待しましょう!



今回はここまでにします。

次回はベイスターズ編最終回です



以上

若手の活躍がチームを強くする ベイスターズ編②

前回、上茶谷投手・京山投手・飯塚投手について書いていきました。今回は残り4人の投手について書いていきます。


・阪口 皓亮投手(20歳)

北海高校出身の2年目右腕。

186センチの長身から投じられるストレート、カットボールなど本格派右腕としての素質の大きさを感じさせてくれる投手です。

今年5月3日には、甲子園でのタイガース戦でプロ初先発を果たすと5回無失点の好投を見せてくれました。(その後、救援陣が打たれて勝ち負けはつかず)

去年もルーキーながら、2軍で80イニング以上を投げ、ローテーションで投げる感覚を体に叩き込まれるほど期待されています。


さて、この阪口投手ですが、まだ高卒2年目ということもあるのでしょう。安定性という意味ではまだまだ不安が残ります。実際、今年の2軍戦でも打ち込まれる試合が多く見受けられ、「圧倒する」というところまではまだいけていないところです。また、2軍では39イニングで26四球3死球四死球も多いですね。

今後の課題は安定性の向上、制球の向上といったところでしょうか。

しかし、素質の高さはチーム随一です。2年後、3年後に1軍の先発ローテーションに「本格的に」加わって来るかもしれません。


・勝又 温史投手(19歳)

日大鶴ヶ丘高校から今年ベイスターズに加わった速球派右腕。

「速球派」と書いているのでもうお分かりかと思いますが、この投手の武器は何と言っても、早く、重く、そして怖さすら感じさせるストレートです。高校時代からそのストレートは注目されていました。150キロを超えるストレートは、1軍首脳陣にも注目され、春季キャンプでは1軍の練習試合でも登板をするなどしました。現在、2軍では12イニング投げて14奪三振とイニングを超える三振数を奪うなど、すでに大器の片鱗を見せつつある勝又投手。将来的には先発かリリーフか、どちらで使われることになるんでしょうか。ちなみに筆者個人的には、その奪三振能力を活かして、絶対的守護神として活躍する姿を見てみたいという気持ちが強いです。


・中川 虎大投手(20歳)

和歌山・箕島高校出身の高卒2年目の右腕。背番号は3桁の104番。いわゆる「育成選手」と呼ばれる選手です。

そんな中川投手ですが、実は今年、2軍では最も多く投げている投手なんです。チームで唯一規定投球回に達しており、1年間ローテーションで投げる感覚を掴ませるために今年は2軍でローテーションに入って好投を続けています。6月12日時点で6勝3敗、55イニングを投げ、防御率は2.62。さらに奪三振は53個とイニング数に迫る三振数。四死球は29四球1死球と少なくありませんが、この辺りはこれからまた良くなるところでしょう。贔屓目なしに好成績です。今年中に支配下登録されるかという期待もありますが、まだ20歳であることに加え、先日ソリス投手が入団したこともあり、支配下選手が69人になっています。緊急時の補強用に枠を1つは残しておかないといけないかと思いますので、今年の支配下登録は難しいところです。しかし、来年は春季キャンプからチャンスを与えられるのではないかと思われます。

育成選手からのサクセスストーリーは実現するのか。「隠れた未来のエース候補」(隠れてはないか(苦笑))、中川投手の躍進に期待です。


・櫻井 周斗投手(20歳)

今シリーズ、唯一の左腕。

日大三高出身の2年目の投手です。

この選手の名を全国に轟かせたのは、当時早稲田実業の清宮選手を5打席連続三振に打ち取った2年秋の東京都大会決勝でしょう。そうした実績もあり、2017年のドラフト5位でベイスターズに加わりました。

実はルーキーだった昨年もキャンプからオープン戦で1軍に帯同、好投していたのですが、残念ながら開幕は2軍スタート。それに気落ちしたわけではないでしょうが、2軍でも洗礼を浴び、防御率7点台と苦しみました。


しかし、2年目となる今年、2軍で17試合27イニングを投げて、防御率は1.67。好投を続けていました。すると、交流戦を迎えた1軍に合流・昇格を果たします。実力で昇格を勝ち取ったわけです!さらに、7日のライオンズ戦で登板。日本球界を代表するホームランバッターの山川選手から三振を奪うなど1イニング2奪三振、無失点と素晴らしいデビューを果たします。さらに12日時点では、まだ1軍に帯同し続けています。


この櫻井投手といえば、清宮選手を封じ込めたスライダーに注目が集まりますが、ストレートにも力があります。さらに、ベイスターズ加入後にチェンジアップも習得しました。


さて、

・左投手

・高校2年時に注目を集めたスライダー

・注目された高校3年の夏は甲子園出場を逃す

・チェンジアップを覚え投球の幅を広げた


こうしたところで共通点を持つ投手が1人います。イーグルス松井裕樹投手です。松井投手も高校2年の夏の甲子園で1試合22奪三振を奪い、その時に凄まじいスライダーが注目を浴びました。しかし、3年の夏は県大会で敗退し、甲子園出場を逃しています。しかし、イーグルス入団後はスライダーに加えて、ストレートとチェンジアップに磨きをかけ、今や球界屈指のクローザーとなりました。


櫻井投手も松井投手との共通点が多く、もしかしたらクローザーとしての適正があるのではないかと、にらんでいます。でも、先発で躍動する姿も見てみたい。贅沢な悩みですね。


櫻井投手の将来はどのような起用法となるのか、今から楽しみです。



以上