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アルビレックス新潟 2021シーズン展望(Part1 移籍市場編)

「2021シーズンJリーグ」の開幕まで1か月を切った。アルビレックス新潟は5年ぶりのJ1復帰を目指してのシーズンとなる。

 

このオフ、チームは大きく変化した。

攻撃面では渡邉新太選手大分トリニータへ移籍、鄭大世選手FC町田ゼルビアへ移籍。

中盤陣では中島元彦選手セレッソ大阪へ復帰、シルビーニョ選手も退団した。

守備陣ではセンターバックの中心的存在だったマウロ選手が退団し、サイドバックセンターバックをこなすマルチロール・新井直人選手セレッソ大阪へ移籍し、左サイドから豪快な攻め上がりと左足を持った原拓也選手京都サンガF.C.へ移籍した。

 

このように主力が多く抜けたチームだが、新加入選手も多く加入した。

 

前線では、優秀なゴールゲッターである鈴木孝司選手J3得点王谷口海斗選手が加入。埼玉・昌平高校で活躍し、独特なPKが世界の話題となった小見洋太選手も加入した。

 

中盤陣では、去就が注目された本間至恩選手の残留と島田譲選手の完全移籍での加入を実現させてベースを崩さずにおくことができた。

さらに、攻撃的なポジションでは「Next本間至恩」と呼び声高い三戸舜介選手が加入したのは大きい。2020シーズンは強化指定選手でアルビレックスに合流していたこともあり、戦術理解はほかの新加入選手より進んでいるはず

昨年苦しんだボランチの層の薄さは高宇洋選手を完全移籍で獲得しながら、ボランチ・右ウイングバックサイドバックをこなす藤原奏哉選手昨シーズンJ2 5位ギラヴァンツ北九州から加入させたことで起用の幅を持たせた。

 

守備陣を見ると、公式戦448試合出場J1リーグ3回優勝の実績を持った千葉和彦選手が10年ぶりに復帰をすると、持ち前の明るさもあって早速チームの中心になっている。戦力面で見ても、守備力はもちろんのこと、足下の技術が高くて経験も豊富なので、かなり重要なピースになりそうだ。

さらに田上大地選手期限付き移籍延長で残留すると、高さと強さを持つセンターバック遠藤凌選手が新加入。岡本將成選手鹿児島ユナイテッドFCから復帰。岡本選手は2020シーズン、J3リーグ24試合に出場した経験を活かしたいところだ。

サイドバックウイングバック)では、「キャプテン」堀米悠斗選手の残留に成功させると、大分トリニータでJ1昇格の経験を持つ星雄次選手を加入させた。

サイドバックウイングバック)では、前述した藤原選手田上選手に加えて、長谷川巧選手ツエーゲン金沢から復帰させた。2年間でJ2リーグ58試合に出場し、ツエーゲンの主力として活躍した長谷川選手の加入はかなり大きい。

ゴールキーパーでは小島亨介選手期限付き移籍延長でチームに残留すると、筆者が密かに去就を心配していた藤田和輝選手も残留。加えて阿部航斗選手もいる。大谷幸輝選手北海道コンサドーレ札幌へ移籍したが、依然としてハイレベルな守護神争いが継続されそうだ。

このように守備陣は戦力を増強することに成功。決して多くない予算でこのやりくりを見せた強化部を含めたフロント陣はもっと評価されてしかるべきだ。

 

 

(本間選手が残留したから意見を変えているわけではないということの証明で、1月17日にツイートしたもののリンクを貼ってみた。)

 

「主力が抜けた」「外国人がゴンサロゴンザレス選手しかいない」・「ネームバリューが足りない」と言うところで低評価を喰らいやすいが、足下の技術の高い選手が増え、アルベルト監督の意向に沿った補強ができているので、総合的にはかなりいいオフになったのではないかと思っている。個人的には85点と言ったところか。

 

次回は、各ポジションの予想を中心に展望をしていくことにする。

 

 

以上