野球とサッカーが好きな人間のブログ

野球とサッカーが好きな人間が好き勝手に喋ってます!順位予想とかもやってます!

12球団別 最優先補強ポイント(その6)

さあ、最後です!

カープとライオンズです。


広島東洋カープ

最優先補強ポイント→先発投手


3連覇からまさかのBクラス転落。来年の巻き返しを期すカープ

そんなカープですが、投手陣に大きな不安があります。特に先発投手陣。左のジョンソン投手、床田投手、右の大瀬良投手、九里投手といますが、5番手、6番手には苦労している印象です。野村投手はこのオフにFA宣言をする可能性があり、決して厚くない選手層にさらなる不安が出てきました。岡田投手や薮田投手の伸び悩みが本当に痛いですね。


ドラフト1位で明治大・森下投手の指名を明言しているカープですが、間違いなく競合することがわかっています。即戦力の獲得のためにリスク管理が大切ですね。


森下投手を外した場合にオススメしたいのは、JFE西日本の河野投手です。特徴は以前にも書いたかと思うので、ここでは省略します。河野投手を取れれば、来年からはジョンソン投手、床田投手、河野投手の左3枚が揃い、かなり強力な先発ローテーションを組むことが可能となります。さらに、将来のエース候補となりえる高校生投手をドラフト2位〜4位の間で取れればかなり良いドラフトになるかと思います。現在リリーフで活躍している遠藤投手の後輩でもある、霞ヶ浦高校の鈴木投手。さらに津田学園の前投手あたりも候補に上がってきそうです。

が、あえてここに地元広島の武田高校・谷岡投手を挙げておきます。なにせ、この武田高校野球部が独特!平日の練習時間は50分。練習内容に実践に特化したものや、変わった形の筋力トレーニングなど、これまでの常識にとらわれない野球部です。そんな野球部で育ち、最速152キロのストレートを軸に、高校生では珍しいナックルカーブも投げる谷岡投手。投げ込んで投げ込んでというタイプではない訳ですから、肩も他の選手に比べて使い減りしていないのも好材料です。ここからの伸びシロを考えると、とんでもない大物になる可能性を秘めているのではないでしょうか。地元球団のカープにはこういう選手をポンっと取って、エースに育てて欲しいと願っています。



埼玉西武ライオンズ

最優先補強ポイント→左の先発投手


リーグ2連覇を果たしながら、またしてもCSで敗れ、日本シリーズ進出を逃したライオンズ。もう原因は1つしかありません。投手陣に尽きます。


打線はわざわざ補強する必要はないかと思います。秋山選手が移籍するかもしれませんが、ライオンズの野手育成能力を考えればすぐに後継者は出てきそうです。


しかし、投手陣については課題が多いです。特に先発ローテーションを見てみると、今井投手、本田投手、ニール投手、高橋投手、松本投手で形成されており、左投手がほぼ皆無です。3連覇、そして悲願の日本一を狙うならば、即戦力の左投手を取っていくべきでしょう。


ドラフト1位には大船渡高校の佐々木投手を指名するそうですが、先のカープと同様、抽選を外した時のハズレ1位を考えておくべきでしょう。最有力はJFE西日本の河野投手です。しかし、ハズレ1位の場合、河野投手も競合しそうな感じです。そこで、あえて河野投手を避けて、立命館大の坂本投手を指名するのも1つの手ではないでしょうか。試合を壊さない投球をしていれば10勝はできる。それだけの打線を持っているライオンズだからこそできる指名です。坂本投手はそうしたゲームメイク力に長けています。タイプ的には同じく立命館大の先輩でもある、ベイスターズの東投手が近いのではないでしょうか。

ライオンズは2巡目指名が12球団ラスト、24番目の選手を指名する形だったと思います。ですが、この坂本投手は24番目まだ残っているかどうかが微妙です。なので、2巡目に入る前に獲得しておくべきだと考えています。まあ、佐々木投手のクジ引きを引き当てればそのことを考える必要はないのですが。


他の左投手となると、慶応大の高橋投手や大商大の橋本投手、MHPS浜屋投手あたりが候補です。

クジ引きの結果はどうであれ、この3人の中の誰かは指名するべきなのではないでしょうか。それくらい左の先発投手が枯渇しているライオンズ。果たして当日、どのような選手を指名するのでしょうか。



12球団終了しました。


ついにドラフトです。どんな結果になるのでしょうか。



以上

12球団別 最優先補強ポイント(その5)

残り4球団!

ドラフトまでに終わるだろうか?


今回はスワローズとホークスです。


東京ヤクルトスワローズ

最優先補強ポイント→投手全般


昨年の2位躍進から一転、16連敗を喫するなどもあり、最下位に沈んだスワローズ。監督も小川監督から投手出身、スワローズ黄金期の守護神でもある高津新監督に変わる来シーズン。今年の二の舞は避けたいところです。


そんなスワローズですが、補強ポイントは明確。一にも二にも投手です。即戦力を2、3人は取っておかないといけないのではと思ってしまうほどの脆弱な投手陣。野手は何もしなくても簡単に育つのに、投手は真逆ですからね・・。


まずは先発投手候補から考えていきましょう。ここは明治大の森下投手を本指名するでしょう。即戦力、10勝を狙えるというところはもちろんのこと、何より六大学出身なので、本拠地・神宮のマウンドはもう慣れたもの。

六大学のスターを獲得することは神宮を本拠地にするスワローズにとってある意味至上命題ですから。

というわけで森下投手を獲得できれば一番理想的ですが、おそらくドラ1でクジ引きでしょう。となれば、外した時のリスク管理も大切です。(ハズレクジを引いたのに、「当たった!」と喜んでしまうという斬新なリスク管理もダメです。笑)


クジを外した場合、ハズレ1位で取るほどの即戦力投手は高校生はもちろん、大学生にもいないと予想しているので、社会人の選手となるでしょうか。個人的に勧めたいのは、東芝の宮川投手ですね。最速154キロのストレートに、高いレベルで安定している変化球。いいと思います。

先発陣にここまでのスピードボールを投げる選手がいないスワローズ。かなりの希少価値、獲得できれば多いいと思います。


逆に言えば、森下投手か宮川投手、このどちらかを獲得できないと、来年以降も苦しい戦いが続いてしまうことになります。


そして、リリーフ候補ですが、日体大の北山投手や創価大の杉山投手のようなストレートに力のあるタイプがいいでしょう。速球を武器にする投手が少ないセ・リーグであれば、なおさらです。リリーフであれば、即一軍、即活躍も期待できる選手です。

また、北山投手と同じ日体大には吉田投手もいます。先発向きと言う声が多いですが、大学リーグでの投球回数が少ないように思えるので、1、2年目はリリーフ。3年目以降に先発転向というプランを考えているという条件付きであれば、この吉田投手を1位指名するということもありかもしれません。


福岡ソフトバンクホークス

最優先補強ポイント→先発投手候補


2年連続2位からのCS突破、そして3年連続の日本シリーズ、日本一に挑むホークス。

しかしながら、今年は2位とかなりの差を広げていたところからまさかのV逸。野手陣の高齢化、主力の怪我と原因は様々にあるかと思われますが、分かることは「万全ではない」ということですね。正直、今の「ホークス王朝」がいつ崩壊してもおかしくない。そんな状態にあります。


そんな中でも地味に危なくなってきているのが、先発投手陣なのではないかと考えています。

千賀投手や高橋礼投手と今年は2桁勝利投手が2人いました。ですが、他の投手を見ると、ちょっと心配です。東浜投手、大竹投手は不本意な成績でした。特に大竹投手は打ち込まれて8月頭に二軍降格して以降、一度も一軍のマウンドに立てずという状態。武田投手も2年連続でローテから離脱。和田投手は来年には40歳でフル稼働はさすがに期待できない。仮に、豪華なリリーフ陣から高橋純平投手や石川投手を先発に回してもまだ不安が残るように思えます。


そうなると、さすがに今年は先発投手候補となる選手を取りに行くのではないかと考えます。


まず考えられるのが、大船渡高校の佐々木投手です。もともと高校生をドラ1指名する傾向の強いホークス。今年もその傾向のまま佐々木投手特攻となりそうな予感です。

それからドラ3かドラ4あたりで有明高校の浅田投手を取れれば最高ですね。熊本県の高校に進学していましたが、もともとは福岡県出身の浅田投手。ストレートの質は高校生トップクラスです。打撃もかなりのものを持っていて、身体能力の高さを感じさせます。もちろん高校生ですので、将来性もあります。

調子の波がやや大きい印象をU-18の世界大会では受けましたが、ホークスの育成能力で克服できるのではないかと思います。


次に、上手くいけば4〜5巡目で獲得できる上、即戦力候補となる投手を見ていきます。

大学生を見てみると、創価大の望月投手や小孫投手、杉山投手なんかも良さそうです。ただ、同じ創価大の田中正義投手の今を見ていると、指名をためらうかもしれませんね。

そうなると、國學院大の横山投手や大商大の橋本投手なんかは持ってこいって感じです。2人とも球種が豊富で長いイニングを投げるスタミナも備えています。特に橋本投手は左腕です。千賀投手、高橋礼投手が右腕であることを考えても、ここで1枚左腕の即戦力を獲得するのも面白いのではないでしょうか。


社会人だと、きらやか銀行の小島投手あたりがありそうです。実はすでに27歳。指名された場合は入団1年目から勝負となる立場です。

正直、私も存じ上げない投手でしたが、某サイトから情報を拝借しました。高い制球力、全ての球種でストライクが取れる・カウントが稼げる投手です。動画を見ましたが、ホークスのエースであった攝津投手に似ています。チームがあるのも、同じ東北ですしね。

(小島投手のいるきらやか銀行山形県。攝津投手はJR東日本東北は宮城県ですね。)

27歳の投手をドラフトの上位で指名するということは考えにくいです。ましてや、今年のドラフトは投手が豊作なので、実力が確かでも各球団が指名を避けてくると思われます。

そこをドラフト4位・5位あたりでうまく取れたら、最高ですね。


千賀投手や高橋礼投手が活躍する今のうちに将来有望な高校生を上位で取り、サラッと中位から下位で隠し玉かつ、即戦力の大学生、社会人を取る。いかにもホークスっぽいです。



というわけで5回目は以上です。投手しか出てこない今回でしたが、それくらい今年は投手が豊作ということですね。


以上

12球団別 最優先補強ポイント(その4)

今回で4回目!

ジャイアンツとファイターズについて書いていきます!


読売ジャイアンツ

最優先補強ポイント→将来のエース


5年ぶりのリーグ優勝を果たしたジャイアンツ。このチームはいざとなればFAで選手を取れるチームなので、正直3年後、5年後のチーム編成が全く予想つかないんですよね。(苦笑)

原監督も「育てようという義務感は無い」って言っちゃってますし(笑)


なので、将来のエースを獲得するかどうかは分かりませんが、ここは思い切ってこのテーマで書いていきます。


今年は山口投手が大車輪の活躍。優勝に大きく貢献しました。菅野投手も怪我が多かったですが、2桁勝ってます。

しかしながら、2人とも30歳を超え始めています。今後5年くらいはまだ健在でしょうが、そのあとパタッと衰えてくるなんてことも考えなければいけない時期です。

今シーズン活躍した高橋投手や桜井投手、終盤戦に頭角を現した戸郷投手、2軍には高田投手などの若手有望株もいますが、菅野投手や山口投手のような「エース」になれるかと言われると、難しい気がします。


よって、菅野投手と山口投手が健在の今、将来的に「ジャイアンツのエース」になってくれる。そんな投手が欲しいところでしょう。


最有力候補は星稜高校の奥川投手ですかね。球質、コントロール、気持ちの強さ、全てを兼ね備える投手ですので、間違いなく球界のエースになれる逸材です。しかも星稜高校からドラ1でジャイアンツとくれば、松井秀喜さんを思わせる経歴です。話題にも事欠かしません。

一部報道では大船渡高校の佐々木投手も噂されますが、どうでしょうか。ジャイアンツのドラ1となるとやはりメディア、野球ファンに注目される存在ですから。怪我の多さから考えれば体作りからでしょうが、他球団とは一線を画したあの環境がそれを許してくれるか。そこは正直不安です。


明治大の森下投手もありそうですが、菅野投手や山口投手の後継ということを考えると、さっき言った「5年後」には28歳になっている森下投手とまだ24歳の奥川投手を考えると、奥川投手の方が可能性が高そうですよね。

しかも奥川投手の場合、24歳の時点であっさりとエース格にはなれるのではないかと思っていますので、当然若い方を選ぶはずです。


問題は奥川投手をくじ引きで取り逃がした場合ですが、今年は高卒投手が豊作ですからね。創志学園の西投手や横浜高校の及川投手などもいますし。

なにより、今年優勝したことによる精神的余裕は大きいです。もし今年優勝を逃していたら、5年連続V逸。ドラ1にはどうしても即戦力となる選手が必要となるので、高校生を取ることはなかったでしょうから。



北海道日本ハムファイターズ

最優先補強ポイント→即戦力の先発投手


2年ぶりのBクラスに沈んだファイターズ。今年は先発投手に苦しんだ1年という印象です。

エース 有原投手は沢村賞級の活躍を見せていましたが、上沢投手はヒザの骨折という不運に見舞われ、金子投手も8勝と悪くはないのですが、イニングは稼げなくなっていて、長くて6回持つかどうかの投手に。何より痛かったのは、マルティネス投手の全休。質の高い投球ができ、しかもイニングも稼げる好投手の離脱が本当に痛かったところです。


さて、2年連続Bクラスは避けたい来シーズン。そこに向けて即戦力の先発投手を獲得したいところでしょう。すでにドラ1本指名には大船渡高校の佐々木投手を指名すると公言しています。ですが、怪我の多さも考えていきなり先発ローテに入って活躍するとは考えにくいですので、即戦力の先発投手を獲得するにはドラ2以降(くじを外した場合はハズレ1位以降)がカギになってきます。


個人的には、東海理化の立野投手かJR東日本の太田投手を、JFE西日本の河野投手あたりを勧めたいです。


野投手は150キロを超えることもあるストレートに多彩な変化球、制球力もある、まさに先発タイプ。1年目から先発ローテに食い込める力は間違いなく持っています。


太田投手は190センチという体格から投じられるストレートの質が非常に高いです。いわゆる「わかっていても打てない」という感じです。制球力・変化球の質に若干の不安はありますが、投手としての魅力はかなりのものです。


野投手はストレート、変化球、制球力、どれを取ってもハイレベル。スタミナも申し分なく、おまけにファイターズ先発陣に不足しているサウスポー。1年目から10勝してくれる投手だと思います。


何より、この3人は1998年生まれ、21歳の若さです。年齢は大学生より若いのに、実力的には大学生より上にあると思われるこの3人。加えて、伸び代も大学生並み、またはそれ以上となれば、5年後には球界でもトップクラスの投手になってくれるはずです。


懸念があるとすれば、この3人全員がドラ1で消えてしまうことでしょう。正直、佐々木投手を狙うよりはこの3人のうちの誰かを競合なしで取れる方が即効性はあると思うのですが・・。


ドラ1のクジを引き当てて佐々木投手を獲得するのか、それともクジを外して、この3人のうちの誰かを獲得することになるのか。クジ引きは注目必至です。


さて、ドラ1ではおそらく消えないが、力のある投手は他にいます。サイドから快速球を投じ、大学日本代表でもある津森投手(東北福祉大)、左の本格派、21歳の若さも魅力の浜屋投手(MHPS)、帝京高校時代から注目を集めていた稲毛田投手(仙台大)など、今年は即戦力となり得る投手が多いですね。


2巡目以降でこうした投手も獲得し、一気に投手王国を目指すのもアリかもしれません。



4回目を書いていきました。


今年は投手が本当に豊作ですね。すごいドラフトになりそうな予感がします。



以上