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2023 J2順位予想をしてみた!(第3グループ編)

3回前から始めたJ2リーグ順位予想。

前回以前の記事は、以下のとおり。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

今回は、「全体版」の記事で③「J1昇格プレーオフ出場枠も狙っていきたい第3グループ」と予想した、

いわきFC水戸ホーリーホック東京ヴェルディツエーゲン金沢

について記載することとする。

 

いわきFC(前年成績 23勝7分4敗 勝点76 72得点23失点 1位(J3))

J3圧倒的な強さで暴れ回り、もはや「蹂躙」という言葉で表せるほどの凄まじさを見せて、1年で駆け抜けて行ったいわきFC。過去のJリーグでは類を見ないスピード昇格を果たした新参者は、「革新的なフィジカル革命」でJ2をも飲み込もうとしている。

主力の退団については、正GKの坂田 大樹選手と左SBの日高 大選手くらいで、そのほかの選手は軒並み残留。J3の生態系を破壊した選手たちによる連携は全く問題がなさそう。

一方で加入組を見ていくと、J2での実績を持っているのは、正GK候補の高木和 徹選手とテクニシャンの宮崎 幾笑選手くらい。特別大きな補強ではないという印象。ただし、大卒5人、高卒1人の合計6人のルーキーを獲得している。いわきFCとしては、あえて実績組は獲得せず、まだどの色にも染まっていないルーキーたちを「いわき色」にする方が戦力になるということで計算しているのかもしれない。

過去に類を見ない勢いでJ2までやってきたいわきFC「パワーこそ正義」を体現し、1年目から大暴れとなるか。

 

水戸ホーリーホック(前年成績 14勝12分16敗 勝点54 47得点46失点 13位)

今シーズンから濱崎 芳己・新監督の下で戦うホーリーホック。このオフはCBの鈴木 喜丈選手、SHの椿 直起選手、CFの木下 康介選手の主力を失ったが、その損失をカバーするべく、積極的な動きに出る。まず、CB候補にサンガの有望株だった長井 一真選手を獲得する。成長著しい20歳、山田 奈央選手やポテンシャル抜群のタビナス ジェファーソン選手とのレギュラー争いでCB全体のレベルアップを図る

攻撃的なポジションな選手でいくと、ドリブラー小原 基樹選手、圧倒的なテクニシャンの武田 英寿選手、スピードスターかつ得点力に優れたエース候補の草野 侑己選手を新たに獲得。さらに、昨シーズン途中にレンタルで加入していた、超有望株のストライカ唐山 翔自選手をレンタル延長でチームに残すことに成功。椿選手・木下選手移籍の喪失感を一掃するには十分すぎるほどの好補強の連続だ

GKの山口 瑠偉選手、左SBの大崎 航詩選手、CHの前田 椋介選手と、各ポジションにJ2屈指のタレントも揃えるホーリーホック。ハマれば、どんな強豪相手でも好勝負を演じる力は携えている。J1昇格プレーオフ進出も、決して夢物語ではないはずだ

 

東京ヴェルディ(前年成績 16勝13分13敗 勝点61 62得点55失点 9位)

昨シーズン終盤、怒涛の6連勝フィニッシュ。優勝したアルビレックス、3位のファジアーノも下すほどの強さを見せつけたヴェルディだが、守備の要・馬場 晴也選手ンドカ ボニフェイス選手、攻撃の要・佐藤 凌我選手が揃ってJ1クラブへ移籍。若手有望株のステップアップは喜ばしいことだが、ヴェルディとしてみれば、「またか…」という展開だろう。加えて、CFの主力に定着していた染野 唯月選手アントラーズ復帰もあった。

守備陣では、圧倒的な空中戦の強さを誇るCB・千田 海人選手と両SBを高いレベルで対応できる宮原 和也選手を獲得し、ひとまずレベルの維持は果たし、中盤陣には、横浜FCから移籍の齋藤 功佑選手アビスパから移籍の北島 祐ニ選手の存在に加え、既存の主力陣も軒並み残留したことで層を厚くできた。

しかし、エースを失った攻撃陣にはマリオ・エンゲルス選手を獲得したが、佐藤選手染野選手と比較して、得点力に期待できるかと言われると、首を縦には張りにくいところがある。攻撃力が大きく落ちてしまう可能性を少なからず感じており、このグループに入れざるを得なかった。

城福浩監督実質的な1シーズン目、厳しい前評判を覆して、J1行きをつかみ取れるか。

 

ツエーゲン金沢(前年成績 13勝13分16敗 勝点52 56得点59失点 14位)

以前記載した以下の記事でも書いたように、このオフのツエーゲンの動きは素晴らしかった。

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

守護神争いを激化させることができる逸材を獲得すれば、守備の要となるCBコンビを揃って残留させることにも成功。さらに、サイドアタッカーに複数の実力者を獲得して厚みを加えて、仕上げはCF陣の充実ぶりだ。

2024シーズンからの新スタジアム移転に向けて、チームに漂うポジティブな雰囲気。主力の残留に加えて、効果的な補強と、近年には無かった要素ではないだろうか

不安要素があるとすれば柳下正明監督が7シーズン目という長期政権を迎えることで発生する可能性のあるマンネリか。

とはいえ、戦力としてはツエーゲン史上最強クラスが揃っている。過去の実績も鑑みてこのグループに配置したが、プレーオフ進出は十分に可能な陣容を揃ったといっていい。

 

 

以上