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2022 J2順位予想をしてみた!(9位〜15位編)

今回は、以前投稿した記事(下にリンクを貼っています)で9位~15位と予想したチームについて、簡単ではありますが書いていきます。 

過去の記事は以下のとおりです。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

では、ここから各チームのオフの動きについて

 

9位 ヴァンフォーレ甲府(2021年成績 23勝11分8敗 勝ち点80 3位)

ヴァンフォーレについては「もう二度と7位以下で予想しない」と2か月前の記事(「2021年J2順位予想 答え合わせ」という記事)で書いたが、舌の根の乾かぬ内に9位予想。

選手の入れ替わりとしては、守備陣ではメンデス選手、中盤では野津田岳人選手中村亮太朗選手、攻撃陣では崩しの切り札・泉澤仁選手がそれぞれ移籍した。

しかし、守備陣にはレナトヴィスキ選手、中盤には石川俊輝選手松本凪生選手というボールハンタータイプに加え、大学サッカー界屈指のダイナモ林田滉也選手を加入させた。攻撃陣にはブルーノパライバ選手を獲得し、全国高校サッカー得点王経験のある飯島陸選手が加入した。実は、戦力値は昨年とほぼ同格なのである。

ところが、今年の監督に迎えたのは吉田達磨監督。若手育成の面など、「指導者」としては非常に高い評価を受けているが、「指揮官」としては3度途中解任の憂き目に遭っており、やや厳しい評価をされている。ここを踏まえて9位予想とした。

 

10位 ファジアーノ岡山(2021年成績 15勝14分13敗  勝ち点59 11位)

元々堅守を武器にしていたファジアーノだったが、今年はさらに磨かれた堅守が期待できる。サンガでJ1昇格に大きく貢献した「守備の匠」ヨルディバイス選手栃木で主将を務めた「空中戦の鬼」柳育崇選手という2人を獲得してみせたのだ。

中盤では、パウリーニョ選手白井永地選手といった主力ボランチが移籍したこともあり、エスパルスから実力派の河井陽介選手を確保。喜山康平選手とのコンビ形成が有力視される。

2列目・最前線に目を移すと、早稲田大田中雄大選手を加入させたり、ガンバからアゴアウベス選手を獲得したり、韓国2部からハンイグォン選手を獲得したりと動きを見せた。しかし、石毛秀樹選手上門知樹選手の移籍による穴はかなり大きく、得点力は昨年と同等か、やや落ちるといったところか。木村太哉選手宮崎幾笑選手川本梨誉選手あたりの成長がカギになりそうだ。

 

11位 大宮アルディージャ(2021年成績 9勝15分18敗 勝ち点42 16位)

霜田正浩監督の下、再生を目指すアルディージャ
守備陣では、茂木力也選手新里亮選手といった他チームの主力、実績十分な田代真一選手を獲得した。とはいえ、櫛引一紀選手を中心に昨年の主力が軒並み退団しており、枚数・層は昨年とほぼ同じ。不安は残る。
中盤は矢島慎也選手三幸秀稔選手大橋尚志選手と一気に獲得し、層を一気に厚くなった。ただ、既存戦力も含めてボランチがやたら多すぎるような気もするが…。3ボランチも視野?
攻撃陣では武田英寿選手泉澤仁選手と個の能力の強い選手を獲得。富山貴光選手も復帰させた。的確に補強を行い、層を厚くした。
2年連続で不本意なシーズン、昨年に至っては最終節までJ2残留争いを繰り広げてしまった。この負のスパイラルから脱することができるか。
 

12位 ベガルタ仙台(2021年成績 5勝13分20敗 勝ち点28 J1 19位)

2009年以来、13年ぶりのJ2での戦いとなったベガルタ。そんなチームだが、「J2、組み易し」とはならない予感が漂う。

守備陣ではヤクブスウォヴィク選手アピアタウィア久選手、中盤の上原力也選手サイドアタッカー関口訓充選手、最前線の西村拓真選手が移籍した。

穴を埋めるべく、守備陣には若狭大志選手内田裕斗選手というJ2で実績を積んだ選手を、ボランチには守備職人のレアンドロサバト選手とレジェンドの梁勇基選手を獲得。2列目候補には遠藤康選手に加え、若手有望株の名倉巧選手を迎え入れた。

そして最重要課題だった最前線にはホーリーホックのエースだった中山仁斗選手を獲得。

戦力値的には昨年からは微減程度で済んだといったところか。しかし、2013年以降は9年連続2桁順位というところを考えると、我々の想像よりも深い「負け癖」が染み付いている恐れがある。加えて、他チームのベガルタへのマークはかなりキツくなってくると想定される。久しぶりのJ2に苦しむと予想。

 

13位 水戸ホーリーック(2021年成績 16勝11分15敗 勝ち点59  10位)

秋葉忠宏監督の下、魅力的な攻撃サッカーを見せるホーリーホック

守備陣では守護神・牲川歩見選手が移籍したものの、スペイン帰りの山口瑠伊選手を獲得して穴を埋めると、ほかの主力陣は軒並み残留。特に鈴木喜丈選手タビナスジェファーソン選手センターバックコンビの残留は大きい。

中盤では軸となる新里涼選手を残留させながら、若手有望株の土肥航大選手や、テゲバジャーロの主力だった前田椋介選手といった攻守に貢献できる選手を獲得。

攻撃陣では、松崎快選手中山仁斗選手をはじめ、伊藤諒太郎選手奥田晃也選手山根永遠選手と主力が軒並み移籍した。

しかし、2列目ではドリブラー椿直起選手音泉翔眞選手、パサーの曽根田穣選手、決定力溢れる高井和馬選手と個性豊かな選手たちを獲得。そして最前線には190センチの木下康介選手、超有望株の唐山翔自選手テゲバジャーロのエース・梅田魁人選手と次々獲得。層は増したくらいだ。

毎年恒例となっている主力の引き抜きはあったが、好チームを作り上げてきた。曲者・ホーリーホックが今年もJ2を荒らしまくる。

 

14位 東京ヴェルディ(2021年成績 16勝10分16敗 勝ち点58 12位)

伝統のパスサッカーに磨きをかけて戦いたいヴェルディ

守備陣では福村貴幸選手若狭大志選手、攻撃陣では山下諒也選手が移籍したが、今年は例年ほど主力が移籍せずに済んでいるのは大きい。

一方、加入組では守備陣では山越康平選手、攻撃陣では阪野豊史選手バスケスバイロン選手が加入した。とはいえ、派手さには欠けるか。

しかし今年のヴェルディ将来有望な大学生を5人獲得してみせた。2,3年後にはこの選手たちがチームの中心となっていくと思うと、かなり期待できる。今年は山本理仁選手を中心としたヴェルディユース出身者佐藤凌我選手を中心とした大卒1,2年目の若手選手たちがチームを引っ張りそうだ。

 名門ヴェルディもついに14年連続のJ2での戦い。この3年はJ1昇格争いにも絡めておらず、不本意なシーズンが続いている。長く続く負のスパイラルから脱するための1年にしたい。

 

15位 FC琉球(2021年成績 18勝11分13敗 勝ち点65 9位)

魅惑の攻撃的パスサッカーでJ1昇格を狙いたい琉球
このオフには、センターバックで、琉球の守備の要であった知念哲也選手ボランチ風間宏希選手攻撃の要・風間宏矢選手武田英寿選手が移籍したが、主力の退団はここで留めた。
一方で、守備陣にはセンターバック大森理生選手中川創選手という若手有望株と左サイドバック福村貴幸選手を獲得。とはいえ、昨シーズンと比べると、層はやや薄くなったか。
攻撃陣にはサイドアタッカー大本祐槻選手中野克哉選手を加入させると、最前線ではスピードスターの草野侑己選手ポストプレーに定評のある野田隆之介選手を獲得して層を厚くした。
昨シーズンは前半戦終了時3位と躍進したが、最終順位は9位と後半戦の失速が響いた。その失速の感じから考えると、今シーズンは序盤戦で多少苦しみ、中盤戦以降に力を発揮すると予想。
 
 
 
次回は16位~22位について書きます。
以上