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2021 プロ野球パ・リーグ 順位予想をしてみた!(3~4位 戦力分析編)

前々回、1位~6位までを予想した。その時の記事は以下のとおり。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

 

今回は3位~4位に予想したチームの戦力分析をしていくこととする。

 

3位 オリックス・バファローズ

投手陣

・先発陣

バファローズが誇る2大エース、山本由伸投手山岡泰輔投手を中心としたローテーション。3番手以降には田嶋大樹投手宮城大弥投手山崎福也投手というそれぞれタイプの違う3人の左腕が入ってくる。6番手を巡っては、増井浩俊投手ディクソン投手能見篤史投手というベテランから竹安大知投手本田仁海投手張奕投手榊原翼投手という中堅・若手勢までしのぎを削る構図が濃厚。

山本投手、山岡投手の2人は普通にいけば10勝は堅い。打線の援護がちゃんとあれば15勝〜20勝も射程圏内だ。さらに、今年の田嶋投手を見ていると、この人も2桁勝利できそうな投球をしている。さらに、宮城投手も高卒2年目とは思えない素晴らしい安定感を見せている。

パ・リーグトップレベルの先発投手陣から目が離せない。

・救援陣

昨年はリーグ5位の防御率不本意な出来に終わった救援陣。しかし、それを感じさせないほどの好投手が揃っている。

勝ちパターンを任されそうなヒギンス投手漆原大晟投手は非常に質の高いストレートと落ちるボールを持っており、勝ちパターンを任せるには十分。さらに、メジャーから復帰した平野佳寿投手ブルペンのレベルを一段高いレベルは向上させる。 さらに、能見投手を筆頭に、山田修義投手比嘉幹貴投手吉田凌投手という左右の仕事人タイプがいて、富山凌雅投手鈴木優投手という若手の有望株も存在感を放つ。ケガから復帰した黒木優太投手が本領発揮をするようになれば、先発陣に負けず劣らずレベルの高い救援陣が完成する

 

野手陣

・打線力

(このチームは打線の組み方が読めないので、ひととおり連々と書いていきます。)

リードオフマン候補1番手となるのが、佐野皓大選手12球団でも屈指の快足を武器に昨年までは代走のスペシャリスト的な使われ方をしていたが、打撃面の成長が著しく、ついにレギュラー定着となりそうだ。50盗塁は期待したい

後ろには吉田正尚選手を筆頭に、ジョーンズ選手モヤ選手ロメロ選手T-岡田選手と長距離砲がズラリと並ぶ。とはいえ、守備位置の関係上、同時起用は4人までとなりそう。適度に休養を与えながら、シーズン終盤までパフォーマンスが落ちないような配慮が求められる。

若手有望株にも期待がかかる。大型内野手である太田椋選手紅林弘太郎選手に、「丑の牛若丸」(と勝手に呼んでいる)宜保翔選手が二遊間をめぐって熾烈な争いを展開し、レギュラー争いは激化。もちろん、福田周平選手安達了一選手大城滉二選手も負けるつもりはないはず。

三塁では「元気者」大下誠一郎選手「2019年交流戦首位打者」中川圭太選手「未完の大器」宗佑磨選手あたりが激しく争うことになりそう。

捕手では頓宮裕真選手が豪打を見せつけて一歩リード。しかし、伏見寅威選手若月健矢選手も黙っていない。少なくとも2人の捕手としての能力は頓宮選手に勝るとも劣らない。

控えには杉本裕太郎選手がいて、代打の切り札、有事の一塁と外野の先発で起用できる。

チャンスで決めきれない傾向があるのが心配だが、ハマればパ・リーグトップクラスの打線になる潜在能力を秘めている

・守備力

このチームの守備力については評価が難しいところ。

例えば外野手。年齢もあって守備に難のあるジョーンズ選手がライトに入るのか、そうでないかで大きく変わってくる。吉田正尚選手も決して守備範囲が広い方ではないし、肩も特段強くはない。

内野にしてもそう。一塁がT-岡田選手なのか、モヤ選手なのか、ジョーンズ選手なのかでかなり変わる。T-岡田選手は巧いが、助っ人2人だとやはり不安はある。

遊撃候補筆頭の安達選手も技術は申し分ないが、「UZR」でマイナスを計上するようになるなど、守備範囲に若干陰りが見えてきており、必ずしも磐石ではない。

捕手にしても、若月選手伏見選手であればそこまでの大差は無いが、頓宮選手となると、若干不安が残る。(プロでの捕手歴が2年しかないので、致し方ないのだが…)

得点力不足の解消を狙うならば、多少の守備難は目を瞑らないといけない展開になるかもしれない

 

4位 埼玉西武ライオンズ

投手陣

・先発陣

ついに本格覚醒の兆しが見えてきた大器・高橋光成投手開幕投手を務める先発投手陣。しかし、それ以降の投手には不安が残る。

今井達也投手松本航投手本田圭佑投手の開花

十亀剣投手が本来の調子を取り戻す

・先発に転向した平井克典投手の活躍

このうち最低でも2つは叶わないようだとかなり厳しい台所事情になる。3年目のニール投手や新加入のダーモティ投手も来日できたとしてローテーションに入るまでには相応の期間が必要だろうし、なかなか厳しい。内海哲也投手松坂大輔投手に1年間ローテーションを守ってもらうというのは非現実的といってよく、さてどうするかというところ。貴重なアンダースロー・與座海人投手浜屋将太投手の台頭に期待したいところか。

・救援陣

他の外国人選手の合流が遅れている中、ギャレット投手の合流が間に合ったのは大きい。主に8回を投げる剛腕リリーバーの存在はチームに安心感を与える。9回には増田達至投手が控えている上、「速球王」平良海馬投手もいるので、「勝利の方程式」はかなり強力だ

問題はそれ以外の投手達となるが、宮川哲投手が2年目を迎えた今年は好調を維持。球は速く、そして強い。ブレーキの大きなカーブや鋭いフォークもあり、前述の「勝利の方程式」に加わるという可能性もある。また、吉川光夫投手が救援陣の一角に組み込まれそう。好不調の波が激しい印象だが、球の強さは本物で、1イニングを全力投球となれば、かなりいい働きをするのではないだろうか。

ここに加えて、昨年活躍した森脇亮介投手、オープン戦で活躍している佐野泰雄投手、期待度の高い田村伊知郎投手伊藤翔投手がポテンシャルを発揮すると、強力な救援陣が完成する。

 

野手陣

・打線力

山賊打線も昨年は苦しんだ。確実性だけでなく、長打も打てて、選球眼も優れた「理想的な1番バッター」秋山翔吾選手の移籍は想像以上に周りの選手達に影響を与える結果となった。

今年も「1番バッター探し」には苦労している。金子侑司選手は脚は申し分ないが、打率と出塁率にやや不安が残る。かと言って他に適任がいるかと言われると鈴木将平選手くらいで、その鈴木選手も通年での実績はなし。やはり金子選手が一皮剥けないといけないだろう。

2番には仕事人・源田壮亮選手がいるので、心配なし。中軸にも森友哉選手山川穂高選手栗山巧選手外崎修汰選手と続く打線はやはり強力。この4人で「120発400打点」くらい稼げそうだ。

下位にいっても、中村剛也選手を筆頭に、パンチ力のある木村文紀選手佐藤龍世選手がいて、ドラフト1位ルーキー・渡部健人選手が控えている。さらに、長打力に加え、脚もあるスパンジェンバーグ選手が来日すれば、この選手が7番あたりに組み込まれるわけで、相手にとっては気が休まらないというもの。基本的にはやはり素晴らしい打線と言っていいだろう。

ドラフト4位ルーキー・若林楽人選手ドラフト6位ルーキー・ブランドン選手もオープン戦では活躍しており、期待がかかる。

兎にも角にも「1番バッター」に起用される選手が活躍できるかどうか。そこにかかっている。

・守備力

山賊打線の重量感溢れるイメージがあるためか、一見、守備力が低いと思われがちだが、実はこのチームの内野陣に「守備で『穴』になる選手」はいない

遊撃には球界最高の守備力を誇る源田選手がいて、二塁でハイレベルな守備を見せる外崎選手がいる。それ以外でも、一塁・山川選手三塁・中村選手捕手・森選手も守備力に難があるわけではなく、全員が一定以上のレベルを保証できる。

ただし、外野は不安が多い。広い守備範囲を誇る中堅・金子選手がいるが、左翼・栗山選手スパンジェンバーグ選手右翼・木村選手は守備にやや難のある印象。ベテラン、栗山選手の守備範囲の狭さはともかく、他2人は脚が速いのに、何故なのだろうか。

ただし、守備だけであれば、捕手では岡田雅利選手柘植世那選手内野のスペシャリスト・山野辺翔選手外野のスペシャリスト・熊代聖人選手と控えにも役者が揃う。チーム全体として、守備力は水準以上と言っていいだろう。

 

 

今回はここまで。次回は5位予想のマリーンズ、6位予想のファイターズについて書いていく。

 

以上

2021 プロ野球パ・リーグ 順位予想をしてみた!(1~2位 戦力分析編)

前回、1位~6位までを予想した。その時の記事は以下のとおり。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

 

今回は1位~2位に予想したチームの戦力分析をしていくこととする。

 

1位 東北楽天ゴールデンイーグルス

投手陣

・先発陣

10回目の開幕投手を務める涌井秀章投手岸孝之投手則本昂大投手を加えた「三本柱」を中心に、塩見貴洋投手辛島航投手瀧中瞭太投手弓削隼人投手石橋良太投手といった投手が名を連ね、元々層は厚かった。そこに8年ぶりの帰還を果たした田中将大投手ドラフト1位ルーキー・早川隆久投手、さらに新助っ人・コンリー投手が加わった。

二桁勝利を期待できる投手が少なく見積もっても5人揃った超強力な先発ローテーションは12球団トップクラスと言って良いだろう。

・救援陣

守護神・松井裕樹投手を中心に、牧田和久投手ブセニッツ投手で形成する勝利の方程式はハイレベル。それ以外にも、酒居知史投手津留﨑大成投手寺岡寛治投手福山博之投手という右腕、池田駿投手のような左腕もいる。安樂智大投手のようなロングリリーバーも控えている。

森原康平投手宋家豪投手といった、去年大不振に苦しんだ投手たちが本来の姿を取り戻すようだと、球界屈指の救援陣が完成する。

 

野手陣

・打線力

パ・リーグ屈指の強力打線は今年も健在だ。

リードオフマンの筆頭候補は小深田大翔選手。優れた選球眼、コンタクト能力の高さで高い出塁率を叩き出し、ハイレベルな走塁力で多くの得点を生み出す。1番バッターという場所が「天職」とも言える。

4番は去年の本塁打王・浅村栄斗選手で固定できるし、鈴木大地選手茂木栄五郎選手島内宏明選手といった巧打者がその脇を固め、相手投手を苦しめる。昨年は苦しんだ銀次選手の存在も忘れてはならない。

下位打線を見ても、快足とパンチ力を併せ持つ辰巳涼介選手小郷裕哉選手、長打力自慢の内田靖人選手、高卒2年目にしてすでに好打者の風格が漂う黒川史陽選手と揃っており、ディクソン選手カスティーヨ選手といった助っ人に頼らなくとも十分にやっていける。高卒2年目のホープ・武藤敦貴選手のブレイクにも期待大。

・守備力

守備でも大きな穴はない。センターラインの守備はしっかりと堅く、内野、外野ともに両翼の守備力も悪くない

捕手陣は太田光選手以外の盗塁阻止率には若干の不安があるが、大きな爆弾とまではいかないはずだ。

中継プレーや挟殺プレー、ダブルスチールに対する対応で大きく崩れたりしなければ、水準以上の守備力を持っているといっていいだろう。

 

2位 福岡ソフトバンクホークス

投手陣

・先発陣

球界屈指のエース、千賀滉大投手石川柊太投手の2枚看板を中心に、東浜巨投手高橋礼投手ファイターズから移籍のマルティネス投手、復活を期す武田翔太投手ベテラン・和田毅投手、技巧派右腕の二保旭投手、技巧派左腕の大竹耕太郎投手笠谷俊介投手、新助っ人のコリン・レイ投手常時150キロ超のストレートを誇る大型右腕、杉山一樹投手と凄まじいまでの選手層だ。開幕には数人が間に合わないとされているが、正直そこまで大きな影響が出ないと思われる。それくらいの選手層を保持しているのが、ホークスだ。

・救援陣

8回のモイネロ投手、9回の森唯斗投手は磐石の中の盤石といった感じで、ほとんど付け入る隙が無い。他にも左腕では嘉弥真新也投手川原弘之投手、右腕では泉圭輔投手津森宥紀投手奥村政稔投手椎野新投手と揃っている。

高橋純平投手板東湧梧投手という怪我で離脱している(していた)投手も多いので、こうした投手達が戻ってくると、より一層強力な救援陣が完成する。

 

野手陣

・打線力

1番には昨年のパ・リーグ盗塁王・周東佑京選手が入ることになるだろう。足だけでなく、打撃も一気に飛躍を遂げ、文句無しのリードオフマンになりつつある。恐らく2番を打つであろう今宮健太選手とのコンビは相当強力だ。

中軸は、柳田悠岐選手グラシアル選手デスパイネ選手が有力だが、栗原陵矢選手中村晃選手もいる。長谷川勇也選手も今年は体調が良さそうで、オープン戦では「4番・DH」でスタメン出場を続けている。そして、本来なら中軸にいないといけないシーズン本塁打日本記録保持者のバレンティン選手が控えている。

下位に目を向けても、松田宣浩選手上林誠知選手という、20本塁打くらいなら十分打てそうな選手がいて、9番が主戦になりそうな甲斐拓也選手も15本塁打くらいならば十分狙える。

控えにもベテランの明石健志選手川島慶三選手、心境著しい真砂勇介選手佐藤直樹選手柳町達選手リチャード選手川瀬晃選手と控えている。

ただし、主力陣の平均年齢がかなり上がってきているのが気がかり。特に松田選手に関しては昨年大きく数値を落としており、急激な衰えが心配される。これが偶然であればいいのだが…。

 

・守備力

守備についても基本的に大きな穴はない。

甲斐選手の爆発的な肩、通称「甲斐キャノン」は最低でも3割台後半の盗塁阻止率を期待できる。もっと言うと、あの肩があるだけで相手チームの盗塁企図が減るわけなので、それだけで効果は絶大だ。

内野陣も全体的に問題はなさそうだ。強いて不安をあげるとすれば、三塁・松田選手、遊撃・今宮選手守備範囲の狭まりのところか。2人とも昨年については問題が生じなかったが、2019年以前では守備範囲の指標である「UZR」はマイナスが続いていた。昨年の数字が本来のものであれば全く問題はないのだが、これが2019年以前の数値に戻ってしまうようだと、そこから少しずつ崩れていくということも考えられなくはない。

外野陣は、バレンティン選手デスパイネ選手がレフトに守るような事態にならない限りは問題なさそうだ。ただ、中堅・柳田選手が先述した松田選手や今宮選手と同様に守備範囲に不安が残る。柳田選手も昨年は問題なかったが、こちらも2019年以前の「UZR」がマイナス傾向だったので、やや気になるか。

とはいえ、全体的に守備力は相当高く、ここがアキレス腱になるということにはならないだろう。

 

 

今回はここまで。次回は3位予想のバファローズ、4位予想のライオンズについて書いていく。

 

以上

 

2021 プロ野球パ・リーグ 順位予想をしてみた!(全体編)

今回は、パ・リーグの順位予想の全体編として、1~6位を予想することとする。

ちなみに、昨年も予想をしているが、その際の記事は以下のとおり。

  kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 
kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

 当たったのは3位のライオンズと最下位のバファローズのみということで、2/6の的中率。今回は最低でも半分は当てるつもりで予想することとする。

 

ということで、1位~6位までの予想はこちら。

 

 

1位 東北楽天ゴールデンイーグルス

2位 福岡ソフトバンクホークス

3位 オリックス・バファローズ

4位 埼玉西武ライオンズ

5位 千葉ロッテマリーンズ

6位 北海道日本ハムファイターズ

 

イーグルスは戦力的には優勝しないといけないレベル。もっと言うと、田中将大投手がいる間に優勝はしておかないといけないはずだ。バファローズについては贔屓が入っているが、3位に入るだけの戦力は十分にあるはずだ。

 

 

次回は1位予想のイーグルス、2位予想のホークスの戦力分析を行っていく。