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J1移籍市場、現在のベスト3はここだ!

Jリーグ開幕まで1ヶ月。各クラブが各々のやり方でチーム構成に着手し、徐々に形作られてきた。いまから開幕が楽しみである。

というわけで、今回は1月27日終了時点での「J1移籍市場、ベスト3」について書いていきたい。

あくまでも筆者の主観なので、「ここが違う」「これは間違ってる」という意見があるのは重々承知しています。ご意見もお待ちしています。

 

3位 京都サンガF.C.

正守護神であった上福元 直人選手フロンターレに移籍、チーム最多得点ピーター ウタカ選手と25試合に出場していた武富 孝輔選手を放出した。左SBの荻原 拓也選手レッズにレンタルバックと、主力級4人が離脱することになった

しかし、それを補って余りがありすぎるだけの補強はできた印象だ

GKにはオランダ1部リーグでの実績も十分なヴァルネル・ハーン選手を獲得した若原 智哉選手マイケル・ウッド選手との守護神争いは激化不可避で、レベルアップに期待できそう。

井上 黎生人選手麻田 将吾選手の若手主力CBをキープできた守備陣だが、それだけではなく、

トリニータで昨シーズン、42試合全試合スタメン出場を果たした三竿 雄斗選手

ロアッソの大躍進を支えたイヨハ理ヘンリー選手

を獲得。失点数リーグベスト3と強固を誇った守備陣にさらに厚みを加えた。

中盤の主力はほぼ残留。さらに、武富選手の穴が気になる攻撃的MFには、ゼルビアで異次元の輝きを放った平戸 太貴選手を加えつつ、栃木での武者修行から帰ってきた谷内田 哲平選手を入れて、ここもまた層が厚くなった。

そして衝撃はFWだ。

ガンバからパトリック選手(189センチ)

ホーリーホックから木下 康介選手(190センチ)

ヴォルティスから一美 和成選手(181センチ)

180センチオーバー3人を獲得。ここに、既存戦力の山崎 凌吾選手(187センチ)もいるわけだから本当に恐ろしい。

これまでは1CFの形だったが、ツインタワーの2CFという形も十分に考えられる。パワープレーもより強力になりそうだ。

全てのポジションでプラス収支のサンガの補強はお見事と言っていい

 

2位 FC東京

各ポジションで強力な補強を施した印象だ

バングーナガンデ 佳史扶選手が台頭したとはいえ、まだまだ層が薄い印象があった左SBに、ファジアーノから徳元 悠平選手を獲得。確実に計算でき、3バックのCBも対応可能なポリバレントや、ロングスローも魅力だ。

MF陣を見ると、アンカー候補に小泉 慶選手を獲得したことで、層を厚くすることに成功。さらに、

昌平高校から荒井 悠汰選手

順天堂大学から寺山 翼選手

早稲田大学から西堂 久俊選手

といった若手有望株も加えた。若手育成に定評のあるアルベル監督のことを考えると、これから1年で凄まじい成長を遂げる予感が漂っている。

加えて、主力もほぼ残留しており、戦力は数段上がった

そしてFWを見ると、CFの競争力アップを狙ってか、186センチのペロッチ選手を獲得。そして、ユースから昇格した熊田 直紀選手の評判が非常に高い。高卒ルーキーだが、一気にスター街道を駆け上がる可能性もある、183センチの近未来エース候補だ。さらに凄いのはWG候補として、マリノスから仲川 輝人選手を迎え入れてきた。2019シーズンのJリーグMVPを加えた攻撃陣には期待しかない。

アルベル体制2年目、飛躍の1年にするには十分な動きを見せたと言えるだろう

 

1位 セレッソ大阪

出入りは決して多くない。しかし、どれも理にかなったもので、まさにこれこそ「ピンポイント」と言えるものだ。

まずGKに、ヤン ハンビン選手を迎え入れた。195センチの超大型守護神候補が、「桜の絶対的守護神」であるキム ジンヒョン選手とのポジション争いを演じることになる。これでお互いのレベルが上がれば、チームには大きなプラスだ

DF陣は補強は無かったが、その分、主力陣が軒並み残留。安定感があり、堅牢な守備陣が今シーズンも見ることができそうだ。

MF陣では、「悪魔の左足」を持つジョルディ・クルークス選手を獲得し、さらにこちらも左利きのスピード豊かなウインガーカピシャーバ選手も獲得。武器となるサイド攻撃のさらなる強化に努めた。ヴィッセルへ移籍したジェアン・パトリッキ選手の穴を埋めてもさらに余りあるほどの、強力なウインガー2人の加入である

加えて、

○CHの有望株である石渡 ネルソン選手

○この冬の高校サッカーを沸かせた東山高校から阪田 澪哉選手

神村学園高校から大迫 塁選手

高卒ルーキー3選手も獲得。将来のチームの中核候補確保にも抜かりがないのは、高ポイントだ。

そして、FW陣にはマリノスからレオセアラ選手を獲得して「決定力抜群のエース候補」を確保すると、昨シーズン、ヴォルティスで10ゴールを決めて進境著しいところを見せつけた藤尾 翔太選手もレンタルバック。アダム・タガート選手、ブルーノ・メンデス選手が退団し、山田 寛人選手がレンタル移籍(→ベガルタ)したとはいえ、「ゴールを決める」という点では、レオセアラ選手藤尾選手の方が上戦力収支としてはプラスと言って良いだろう。

主力の流出がほぼなかったところに加え、各ポジションで好補強を行ったことで、戦力は昨年から一気に上がった印象。全てが理にかなった、ほぼパーフェクトなオフと言えるだろう。

 

今シーズンは、悲願のリーグ戦初優勝を狙っていけるメンツが揃ったと言えるだろう。

 

 

 

以上