J2順位予想・新潟開幕戦の感想で2回飛ばしてしまいましたが、J1の残り6チーム、紹介していきます!
13位 ベガルタ仙台
昇格してからもう10年目、J1に完全に定着したベガルタ。
今年のオフは主力が結構な割合で移籍しました。
野津田選手や板倉選手、中野選手に奥埜選手といった4人の主力の移籍。決して簡単に埋まる穴ではありません。
しかしながら、こうした時にこそ「思ってみないところ」からすごい選手が出てきたりするものです。
昨年の天皇杯で大活躍し、一気に全国のサッカーファンの注目を集めた、ジャーメイン良選手。2017年、左足のクロスの精度と射程距離の長さが注目されながら怪我を負ってしまった永戸選手。(アルビも痛い目に遭いました)
この2人は今年の注目株です。
そして、欧州での実績もあるシマオマテ選手が加入し、190センチオーバーの長身FW長沢選手も加入。F・マリノスや札幌でも活躍した兵藤選手もいます。なかなか粒が揃っています。
実績あるベテランも多くいるベガルタ、優勝争い・ACL圏内は難しいかもしれませんが、残留に関してはさほど苦労せずに達成できるのではないでしょうか。
注目選手 ジャーメイン良選手
去年、ルーキーながらリーグ戦での出場が多かったジャーメイン選手。その経験が活きたのか、天皇杯で大活躍。特に山形とのみちのくダービーでのボレーシュートは全国ニュースでも取り上げられるなど、一躍注目株になりました。
今年は、持ち味の身体能力の高さをより活かせるシーズンにできるでしょうか。
14位 サガン鳥栖
昨年は序盤から大苦戦。降格圏内にいる時期も長かったですが、フェルナンドトーレス選手、金崎選手の加入もあり、最終盤5戦を3勝2分の勝ち点11で乗り切り、残留を果たしました。シーズン全体の勝ち点が41、29節終了時の勝ち点を30と考えると、かなり驚異的な5試合でした。
しかし、今年は去年以上に苦しみそうです。
トーレス選手・金崎選手が残留した攻撃陣にはクエンカ選手が加入し、イバルボ選手が復帰する予定ですが、去年のサッカーをやっていたら、29得点からの大幅な得点増を期待するの難しいです。新任のカレーラス監督もそれを知ってのことでしょう。攻撃的につなぐサッカーへ舵を切りました。
ところがアジア杯中、守備陣に激震が襲います。権田選手の移籍です。
開幕戦は大久保選手がゴールマウスを守りましたが、結果はご存知のとおり。やはり権田選手の後釜は荷が重いのでしょうか。
しかも、開幕戦のディフェンスラインを見ると、3バックに変更していました。やはり吉田豊選手の移籍が大きそうです。
去年は34失点とリーグでもトップクラスの守備力を持っているサガン。ですが、早くカレーラス監督のサッカーに慣れないと、「守備陣崩壊→攻撃陣もつられるように不調→勝てない日々」ということも考えられます。1人1人の能力は高いだけに、早急の奮起を期待しましょう。
注目選手 フェルナンドトーレス選手
言わずもがな、欧州でも輝かしい実績を残したビッグネーム
日本でプレーするということだけでも衝撃だったのに、今年はなんと鳥栖のキャプテンです。この人の一挙手一投足、言動、全てがサガンの、いや日本サッカーの財産になるはずです。
エル・ニーニョの活躍に期待です!
15位 湘南ベルマーレ
昨シーズンのルヴァン杯王者
レギュラーは若い選手が多く、このオフには実力派の選手達を多く獲得、なかなかいいオフシーズンを過ごしてきたベルマーレ
しかしそんなベルマーレを15位予想としています。
理由としては、
「湘南スタイルによる疲労」
「2018シーズン 連勝と連敗とで極端だったこと」
の2つがあります。
曹貴裁監督が長い年月をかけて作り上げてきた、選手達が縦横無尽に動き、躍動感に溢れるサッカー、「湘南スタイル」
そのサッカーは間違いなく魅力的ですし、Jリーグ全体を見ても、これほどの躍動感を持ったサッカーをするチームはありません。
しかし、このサッカーをするには、相当な運動量を必要とします。一発勝負なら良いのですが、これを34試合、9ヶ月の長丁場のリーグ戦で続けるのは相当なことです。やはり選手達にかかる負荷は相当なものです。
特に新加入の選手達はこのサッカーに慣れるのに時間が必要でしょう。魅力的な分だけ難しいサッカーでもあります。
また、2018年の戦績を見ていくと、交互にくる連勝と連敗とで、波が激しいのも特徴です。
勝ち出すと3連勝4連勝とするのですが、ひとたび負けると3連敗4連敗というも多いという印象です。
浦和に2戦2勝するなど、力はあるはずなのですが・・・
やはり上を狙うには連敗は避けないといけません。特に連敗はチームを一気に下位に沈ませる力がありますから
(2016年も中盤戦での大型連敗が原因で降格しました)
特に混戦が予想される今年のJ1では連敗は許されません。
しかし、あれだけ負荷のかかるサッカーをやっていること、それでいてターンオーバーをするまでの選手層はまだ揃っていないこともあり、今年に関しては「連敗をしない」というのは難しいのかなと思い、この順位で予想しています。
本当にいいサッカーをしているチームなので、なんとか、15位予想した私をいい意味で裏切って欲しいところです。
注目選手 武富 孝介選手
レイソルでレギュラーとして活躍し浦和に移籍するも、出番に恵まれず今年はベルマーレにレンタル移籍
高い決定力を誇る即戦力として、そしてベルマーレのサッカーを知っているプレイヤーとして間違いなくベルマーレの攻撃力を向上させる存在です。実際に開幕戦で2ゴール決めるなど早速活躍しています。
この選手がどれだけゴールを決められるのでしょうか。
今回はここまでです。
次回は16位〜18位のチームを紹介していきます
以上