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新潟の好調を支える「選手層の厚さ」

以前、「第5節は試金石だ」と言う内容で記事を書いた。

 

kka2b-sportswokataritai.hatenablog.com

 

その第5節で、過去12戦勝ち無しだった東京ヴェルディを相手に、7-0というよもやの大勝を挙げたアルビレックス新潟

 

ヴェルディが本調子ではなかったこと

・1点目、3点目と相手DFに当たったディフレクションがゴールに吸い込まれた

1万人を超える観衆が見守るホームスタジアムで戦えたこと

 

こうした要素があったとはいえ、7得点は「まぐれ」では奪えない

これで開幕5連勝。チームとしての強さは本物と見て良いのではないだろうか。

 

そんなチームだが、ここまでの5試合を見ていると、「選手層が厚い」という印象が強い。

 

シーズン開幕戦となったギラヴァンツ北九州。この試合ではセンターバック舞行龍ジェームズ選手が故障の影響でスタメンから外れ、早川史哉選手が入ることになった。

開幕戦という独特な雰囲気が漂う中、早川選手は守備のタスクを見事に果たし、堅守の形成に大きく貢献。開幕戦勝利の大きな原動力となった。

 

第3節のレノファ山口。この試合では第2節のV・ファーレン長崎戦で退場処分を喰らった左サイドハーフ本間至恩選手のポジションに星雄次選手が入ることになった。すると、前半13分にショートカウンターから星選手が先制点を挙げてチームに勢いをもたらした。結果、2-1での勝利を挙げ、3連勝の立役者となった。

 

2人とも決して多くない先発出場の機会だったはず。しかし、「主力組の穴を埋める」ばかりか、「主役級の活躍ぶり」を見せてくれたのだ。

先発で出場することが少なくとも、与えられた機会で結果を出せるのは、常に万全の準備をし、高いモチベーションを保ち続けているからこそだ。これぞ「プロの仕事」だ。

 

先発出場で活躍した早川選手、星選手だけではない。途中出場から活躍を見せてくれる選手も後を絶たない。

 

第2節のV・ファーレン長崎戦では57分に本間選手が退場となり、約40分間を10人で戦うことを迫られた上、舞行龍選手や高木善朗選手が負傷するという展開を迎えた。

しかし、63分に投入された谷口海斗選手が前線からの献身的な守備と相手ディフェンスライン裏への飛び出しを続けてチームを鼓舞すれば、田上大地選手早川選手星選手「途中投入で、かつ数的不利」という難しい場面でも守備をしっかり固めて、チームに勝利をもたらした

 

第4節のザスパクサツ群馬では後半アディショナルタイムに投入された田上選手が素早いリスタートを見せ、そこから鈴木孝司選手の得点が生まれた。

 

第5節のヴェルディでは76分に鈴木選手との交代で入った谷口選手献身的な守備と機動力でチームにさらなる勢いを与えた。6点目の高木選手のPK奪取に繋がるパスを出したのも、谷口選手だ。

さらにこの試合の7点目を奪ったのは、途中出場でピッチに入った三戸舜介選手。切れ味抜群のドリブルから鋭いシュートで2度ほどゴールを脅かしていたが、94分に決めたミドルシュートは圧巻だった。158センチの体躯からは想像できないパワーを備える三戸選手の活躍はチームにさらなる勢いを与えそうだ。

 

 

現状「先発組」と呼ばれる11人の牙城はそうそう崩れないと思われる。特に連勝中となれば尚更だ。

しかし、シーズンは始まったばかり。必ずどこかで怪我人は出てくるし、調子を落とす選手もいるはずだ。そんな時に頼りになる選手がこのチームには多くいる

 

 

以上