4回前から始めたドラフト予想。
ちなみに以前の記事はこちら
今回は広島について書いていくこととする。
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補強ポイント
①即戦力になれる投手(特に救援陣)
②将来有望な中軸候補(できれば右打者)
③「ポスト菊池涼介」候補
①→とにかく苦しんだ投手陣。特に苦しんだのは救援陣。抑えに定着した栗林良吏投手の凄まじい活躍であまり取り上げられないが、勝ちパターンで出てくる投手がことごとく防御率3点台~4点台の投手ばかりで、これでは栗林投手が出てくるまで安心できない。首脳陣・ファンの精神を乱さないためにも、7回・8回を安心して任せられるような即戦力の投手を獲得できるといいのではないかと思う。
個人的に予測しているのは、東北福祉大・椋木蓮投手と三菱自動車倉敷オーシャンズ・廣畑敦也投手。
椋木投手は右スリークォーターから投じられる最速154キロのストレートと、スライダーやカットボール、フォークボール等を投じている。三振を多くとることができる上、四死球もかなり少ないという制球力の高さも大きな武器。それを物語る数字が4年春リーグ戦での成績。25・2/3イニングを投じて40奪三振、5与四死球という凄まじい成績を残した。大学ではリリーフで登板することが多く、そういった起用も慣れているはずだ。
廣畑投手は最速154キロのストレートと、カットボールやスプリット、スライダー、カーブを操るが、抜群の制球力が武器で、打たせて取る投球をする、2020年都市対抗野球の若獅子賞投手。
(若獅子賞は、「大会で活躍した新人選手」に与えられる賞のこと)
安定感抜群で、大崩れせず、スタミナも豊富なので、先発でも十分に行けるタイプだと思うが、現在のカープの先発陣とリリーフ陣のメンツを考えると、まずはリリーフで使ってほしい投手だ。
②→坂倉将吾選手、林晃汰選手と若手の強打者が次々とブレイクを果たし、小園海斗選手も本格的にショートに定着し、高い打撃センスを見せている。さらに西川龍馬選手もまだ27歳。選手としてのピークはこれからだろう。5年後でも32歳なので、十分中軸として活躍できそう。そうなると、今のレギュラー陣の中で、「5年後に打線の屋台骨を担いそうな選手」が最低でも4人はいる。これは凄いことである。
(鈴木誠也選手は、残っていれば文句なしで4番を打っているだろうが、近年の打撃を見ると、メジャーリーグが放っておかないだろうと思うので、ここでは省略。)
さて、その凄い打線だが、前述した4人は全員左打者である。なので、将来の(できれば)右の強打者候補を獲得しておきたい。
見てみたいのは大阪桐蔭高・池田陵真選手。うまくいけばドラフト3位以下でも獲得が可能な上、打撃力はもちろん、スピード感も兼ね備えた選手だ。172センチと決して体躯に恵まれた感じではないが、スウィングがかなり強く、それでいてミート力が高い。3年次の大阪府予選では7試合で26打数17安打の打率.654という凄まじい成績を残している。「カープに入ったら相当いい選手になりそうだな」という印象を与える選手だ。
また、宮﨑商高・西原太一選手もいいバッターで、こちらもまたスピード感も兼ね備えた選手で、なんとなくカープには合いそうな選手という印象だったので、ここに記載しておきたい。
③→菊池涼介選手も今年で31歳。5年後を見据えて補強であれば、そろそろしてもいい頃ではあると思っている。
5年後にレギュラーを担える好守の二遊間候補としてであれば、JR四国・水野達稀選手あたりを個人的に予測している。社会人の選手ではあるが、高卒社会人のため、現在21歳と若く、即戦力でありながら、5年後も期待できるという選手だ。170センチと小柄ながら、肩も強く、50メートル6.0秒と足も速い。加えて打撃面でも左打席から鋭いスウィングで長打も期待できる。
ただ、二遊間という意味では羽月隆太郎選手や韮澤雄也選手という若手有望株が揃っているので、ここは「特段無理に補強しなくてもいい」ともいえる。とにかく①、②を確実に補強することが最優先だ。
今回はここまで。
次回は東京ヤクルトについて書いていくこととする。
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以上