2019 J2リーグ 第2節
これほど見事な勝利はいつ以来でしょうか。攻撃陣は4ゴールを決め、守備陣は流れからの失点は2試合連続ゼロ。素晴らしい戦いでした。
今日のスタメン11人です。
前節の京都戦から変更なしとなりました。ベンチに目を向けると、本間選手に代わってシルビーニョ選手が入りました。
前半始まってからは雨の影響もあってか、新潟・千葉共にロングボール中心で攻撃を組み立てました。
千葉は17分にコーナーキックから決定機を作りだしましたが、大谷選手がしっかり抑えます。
すると前半30分、最終ラインから攻撃を組み立てようとした千葉の攻撃を渡邊泰基選手がカット、さらにセカンドボールを戸嶋選手が先に触ってマイボールにすると、田中達也選手がスーパーミドルを突き刺しました!
今年の達也選手、かなりやってくれそうです。
その後、新潟がいい守備からいい攻撃への展開を見せ、レオナルド選手がシュートを放つなど「新潟の時間」が長く続きましたが、千葉のGK佐藤優也選手の好守もあり、追加点を奪えず1-0で前半を折り返します。
後半、千葉がシステムを変えたこともあり、千葉の攻撃の時間が続き、新潟はなかなか攻めることができませんでした。そこで片渕監督、動きます。
57分に達也選手から渡邉新太選手、61分にレオナルド選手から矢野貴章選手を投入し、ツートップを入れ替えます。
↑ この形になりました
すると流れは再び新潟へ傾きます。
後半25分、戸嶋選手が千葉のディフェンスラインの裏にロングボールを入れ、反応した矢野選手が増嶋選手との競り合いに勝ち、タッチラインギリギリで新太選手へパス。新太選手はシュートを打つと見せかけて、左サイドからエリア内中央へ走り込んできた高木選手がフリーになっているのを確認してパス。あとは流し込むだけでした。高木選手の移籍後(リーグ戦では)初ゴールが決まり、貴重な追加点を挙げました!今年は高木選手もかなり身体も軽そうですし、新潟では足下の技術の高い貴重な選手です。楽しみにしましょう!
さて、2点差になったこの試合ですが、一筋縄ではいきません。
74分にコーナーキックから増嶋選手に合わせられ、1点差にされてしまいます。
(今日は千葉の堀米選手のキックが本当に良かったです。)
実は今日、コーナーキックから合わせられるシーンが多かったので、ここは次節以降の課題でしょうか。
その後、攻め込まれる時間もありました。そこで片渕監督は最後のカードとして高木選手を下げ、高さのある柳選手を投入します。
↑ 柳選手投入後の布陣
柳選手も空中戦で抜群の強さを見せ、流れからは大きなピンチを作らせず、1点差のリードを89分までしっかり守ります。
すると89分、ポジションをボランチに移した新井選手のパスから矢野選手がうまく裏を取るとキーパーとの1対1を制し貴重な3点目を挙げます。「途中出場」の矢野選手が追加点を挙げるというのはチームに大きなことです。選手層の厚さを見せつける点でも大きなことです。
この1点でさらに盛り上がったか新潟攻撃陣、90+5分には戸嶋選手→新太選手とつないで、新太選手のパスを受けた新井選手が豪快に右足一閃!プロ初ゴールを決めて勝負を完全に決めて4-1で勝利を収めました!
本当に素晴らしい試合でした。チーム全員がいい動き、いい活躍をしたからこその勝利でしたね。
特に千葉のクレーベ選手(ブラジル代表歴ありの実力派)、船山選手やアランピニェイロ選手といった超強力攻撃陣を抑え、流れからのピンチをほぼゼロに抑えたディフェンス陣、本当に素晴らしいです。
攻撃陣も躍動感があり、チームとしてやりたいことができていました。レオナルド選手も近いうちにゴールを決めてくれそうですし、期待しましょう!(シュートのうまさはかなりのものですよね!)
開幕アウェー2連戦を1勝1分で乗り切った我らがアルビレックス新潟!
次節はホーム開幕戦 柏レイソル戦です!昇格本命と言われるレイソルに対しどこまでやれるか、2019新潟の現在地を知ることができる序盤戦に訪れた大一番!絶対に勝ちましょう!
以上