バファローズもオープン戦スタート！いよいよ野球のシーズンの本格到来で、ワクワクします
というわけで、前回は投手陣の展望を書きましたが、今日は野手陣の展望を書いていきます！
捕手陣
正捕手 若月選手
対抗馬 伏見選手
大穴 飯田選手 高城選手
頼れるベテラン 山崎勝己選手
まずは捕手陣から
若月選手には本格的に正捕手、そして規定打席到達もやって欲しいところです。昨年のリーグトップの防御率は若月選手の成長が大きかったところです。今年はより高いレベルでの成長を見せて、「投手王国バファローズ」を支えて欲しいところです。
対抗馬には伏見選手を入れました。正直に言って、打撃だけ見れば正捕手として見てもいいのですが、去年もファーストやDHがメインだったことを考えると、いきなり正捕手というのは酷かと。ですが、元々は東海大で正捕手をやっていたわけですから、捕手としての能力も一級品のはずです。
高城選手・飯田選手も打撃が良くなれば・・・。2人とも強肩ですし、捕手としての能力も決して若月選手や伏見選手と比べて劣ってるとは思えません。
山崎勝己選手は頼れるベテラン枠。困った時にこの人の存在が控えているのは、チームにとって大きいです。
正捕手争い、今年の間に何か大きな動きが出るでしょうか。
本命 メネセス選手
対抗 T-岡田選手
大穴 マレーロ選手 白崎選手
続いて一塁手。
ここは凄まじい激戦区です。
本命はメネセス選手です。昨年の3A二冠王はこの春のキャンプからその実力を遺憾なく発揮しています！オープン戦初戦も2安打1打点と順調な調整具合を見せてくれています。長距離砲かと思いましたが、タイプ的には3割20本90打点が目標の「確実に計算の立つ中距離砲タイプ」といったところでしょうか。バッティングが結構柔軟性を兼ね備えた感じですし、いいですねこの人は。
対抗はT-岡田選手です。言わずと知れた、2010シーズンホームランキング。しかしどうにも、殻を破りきれないシーズンが続いています。ここ数年は得点圏での凡退が目立ってしまっていることもあり、「もったいない」印象が強いです。
しかし今年は期待していいんじゃないでしょうか。キャンプからアピールを続けています。メネセス選手以上にホームランの期待は大きい選手ですから、否が応でも期待してしまいます。(もしメネセス選手が「ホンモノ」でT-岡田選手も調子が良ければ、T-岡田選手はレフト起用かもしれないですね。)
そして、プロ野球10万号ホームラン男・マレーロ選手もいるんです。昨年の成績から見て、今年はかなり厳しい立ち位置になるかと思っていました。しかし、マレーロ選手もまたしっかりアピールしています。オープン戦でも結果を残し、課題の選球眼でも、いきなり初戦からフォアボールも選んでいます。この人もホームランに期待できる選手なので、フルで出ればかなりの本数は期待できるんですよね。確実性に関しては前述2人に比べて難がありそうですが・・
白崎選手は・・・この3人が揃ってダメだった場合に一塁レギュラーになるでしょう。というより、こうなってしまった時は、チームが非常事態と言っていい展開の時でしょう。この状況にはなって欲しくありません。(笑)
セカンド
本命 福田選手
対抗 西野選手
大穴 山足選手
セカンド編です。
ここには3人の名前を書きましたが、1番の理想は新キャプテン福田選手がフルで出ることです。もちろん、西野選手や山足選手も素晴らしい選手ですが、やはりキャプテンには全試合出て欲しいと思ってしまいます。それに、1番バッターとして活躍できそうなのが、福田選手と宗選手くらいしか思い浮かばないというのもあります。(笑)
とは言え、西野選手や山足選手だって黙って見ているわけにはいきません！ルーキーイヤーから実戦派としてレギュラーをつかんでいた西野選手。そのプライドにかけて逆襲を誓います！山足選手も昨年開幕スタメンを飾りました。しかし結果は出ず、レギュラーには定着できず。それでもソフトバンクの千賀投手からホームランを放つなど、能力の高さを随所に見せてくれています。今年は2年目、飛躍を果たせるでしょうか。
サード
本命 頓宮選手
対抗 大城選手
大穴 白崎選手 西野選手
大混戦のサード争い
この争いで一歩リードを取ったのが、ドラフト2位ルーキー頓宮選手です。昨日のオープン戦初戦でも滞空時間の長い、まさにアーチストの名にふさわしい放物線を描くホームランを放ちました。バファローズにようやく現れた「中村紀洋選手の再来」といったところでしょうか。
期待の長距離砲の出現で苦しくなってしまったのは、大城選手です。今年のサードレギュラーの本命と言われていましたが、頓宮選手の出現でその立場が一気に危うくなっています。守備力は間違いなく頓宮選手よりも上だと思いますが、打撃に大きな課題が残っています。サードのレギュラーを掴むためには一にも二にも打撃強化が必要です。
白崎選手は、とにかく打撃を伸ばさなければいけません。特にランナーを置いた時の打撃は大きな課題となっています。大逆転でのレギュラー定着となるでしょうか。
西野選手も居ますが、今年はセカンドレギュラーを目指す戦いとなりそうです。
ショート
本命 安達選手
対抗 大城選手
大穴 福田選手
ショート争いですが、守備力と実績を考えれば安達選手が本命と見ていいのではないでしょうか。打撃に大きな課題がありますが、センターラインの守備力を考えたら外せないでしょう。西村監督が掲げる機動力の向上という面でも安達選手は外せないところです。(昨シーズン20盗塁)
大城選手もいますが、サードも守ることを考えても、ショートのレギュラーで使われることは難しいように思えます。
福田選手もいますが、セカンドの本命なのでここでは大穴として見ています。セカンドに西野選手や山足選手が入った時のオプションとして見るべきでしょうか。
そして他の選手達を考えると、この3人の牙城を崩すのは難しいのではないかと思われます。福田選手もセカンドの本命なので、ショート争いは実質的には2人の争い、もっといえば安達選手一択と言っていいかもしれません。5年後には太田選手や岡崎選手が出てくれると思いますが、今は少し待ちましょう。
外野手
当確 吉田正尚選手
有力 ロメロ選手 西浦選手
対抗 宗選手 小田選手 T-岡田選手 武田選手 杉本選手 西村選手 後藤駿太選手 宮崎選手 佐野選手
外野陣、超がつくほどの激戦区です。吉田正尚選手はもう確定として、他の2枠は本当にわかりません。というのも、ロメロ選手がオープン戦に出ていない間にマレーロ選手が猛アピールしたり、(ここには名前を入れてませんが)メネセス選手がレフトで起用されたりしていて、ロメロ選手の出る枠が無くなる可能性が出てきました。若手選手に目を向けると、西浦選手がセンターで好守を見せたり、チャンスでしっかり犠牲フライを打ったりと野球IQの高さを見せつけています。宗選手だって、このまま二軍で終わる選手ではないはずです。佐野選手は足のスペシャリストとして存在感を発揮し、西村選手や杉本選手、武田選手もいます。中堅選手達を見れば、小田選手も昨年から続く打撃の好調ぶりを維持してるみたいですし、未完の大器・後藤駿太選手だって黙っていないはずです。T-岡田選手もファーストが無理ならレフトを狙ってくるでしょうし。とんでもない激戦区です！
なんだか、名前を書いているだけでワクワクしてきました。それくらい凄い競争が演じられることになりそうな外野陣です。
DH
本命 ロメロ選手
対抗 マレーロ選手 メネセス選手
体調によって 吉田正尚選手
大穴 杉本選手
最後にDHです。
一応、ロメロ選手を本命としていますが、ここは守備位置を含めて流動的に起用されることでしょう。
そんな中で期待しているのは、杉本選手の起用です！
あの日本人離れした大きな体格、去年見せた2本の満塁ホームランを見ると、ロマンを感じてしまいます！
特に2本目(ファイターズ戦)の弾道はすごかったです。「センターライナーかな」なんて思ったあたりが伸びて伸びてスタンドに飛び込んだあの弾道です。あんな弾道を打ち込める日本人選手はまず他にはいないです。確実性に難があるのは分かっていても、やっぱり期待したくなる逸材です、杉本選手！
というわけで、ここまで各ポジションごとに書いていきましたが、ここまでのオープン戦を見て、本当にわからなくなってきました。(笑)
「今年はセカンド起用なさそう」と思っていた大城選手がセカンドに、福田選手がショートで起用されたりといったところ、メネセス選手のレフト起用も驚きました。キャンプ中には、武田選手がファースト挑戦なんて記事もありましたね。
選手1人1人が守れるポジションを増やして、選手層を厚くしていくやり方を取っていくといったところでしょうか。
今回はここまでにします。
次回は、個人的に見たいオーダーも含めて、打順の展望をしていきます！
以上
