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オリックス・バファローズの打順改造案(第4編)

前回書いたものの続きです

前回まで書いたこのシリーズの記事はこちらのとおり

 

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(ちなみに前回書いた記事の中で西浦颯大選手を入れていましたが、8月27日に山岡泰輔投手の1軍登録の関係で西浦選手が2軍に降格されていました。

が、もう書いてしまったこともあるので、今回の打順案の中では選択肢として入れさせていただきます。

また、8月28日に西野真弘選が1軍登録されていましたので、西野選手も選択肢の中に入れないといけないですね。)

 

 

1軍に登録されている選手達に一通り書いていったので、今回の本題である「打順改造」を書いていくことにする。

私が提案したい基本打順は以下のとおり

1番 2B 福田選手

2番 1B T-岡田選手

3番 DH  ジョーンズ選手

4番 LF 吉田正尚選手

5番 CF 中川選手

6番 3B 宗選手

7番 SS 安達選手

8番  C    若月選手(or伏見選手)

9番 RF 西浦選手(or小田選手or杉本選手)

 

どうしても週2回はある安達選手欠場時については以下のとおり

1番 2B 福田選手(西野選手先発の際はSS福田選手)

2番 1B T-岡田選手

3番 DH  ジョーンズ選手

4番 LF 吉田正尚選手

5番 CF 中川選手

6番 3B 宗選手

7番  C    伏見選手(or 若月選手)

8番 SS    大城選手(or 2Bで西野選手)

9番 RF 西浦選手(or小田選手or杉本選手)

 

では、各打順について理由について書いていくことにする。

 

1番

ここはケガでもない限りは福田選手で固定してほしいところ。

・抜群の選球眼

・それに伴って得られる高い出塁率

・球数を多く放らせるスタイル

・昨シーズン30盗塁を達成している俊足

・気迫あふれるプレースタイル

これだけ見ても福田選手が1番打者の座にいるべき人材であることは明確なはず。

正直、ここについてはほかに適任が見つからないと思っている。

(西浦選手が「凄まじいほどに」打撃好調であれば福田選手と交換するのを考えるかどうかというくらいか)

 

2番

さて、ここから書く2番~6番にかけては私が今回提案したいメイントピックと言っていいだろう。自分が主張したいことがあるので、ここは少し気合を入れて書いていくことにする。

 

さて、2番打者からだが、なぜT-岡田選手なのか。

前回の第3編(今回の最初にリンクがあります)でも、大きな理由については記載しているので、よければそちらもご覧いただければと思うのだが、ここではもう少し細かいところに踏み込んで書いていくことにする。

 

まず、今シーズンのT-岡田選手は球数を多く放らせているということだ。

「P/PAという指標がある。これは「1打席あたり、どれだけの数を投球させているのか」を表すものだ。この指標を見ていくと、T-岡田選手は4.2を超える。一般的には「4を超えるとかなり優秀」とされるこの指標で4.2はかなりのものだ。

(参考 吉田正尚選手は申告敬遠の分を加味しても3.7前後、ジョーンズ選手は3.8前後、割と待球タイプとされる安達選手でも4を少し超える程度。ちなみに福田選手は4.3前後で、これはかなりすごい。)

 

球数を多く投げさせるということはその分、ランナーからしてみれば「盗塁するチャンスが増える」ということになる。「高い出塁率+俊足」を持つ福田選手がその特徴を生かして出塁をした場合、相手投手からしてみれば打者に集中できない環境ができる。

 

また、T-岡田選手が2番にいる場合、バントを考える必要がない。「ノーアウトからランナーが出たら、送りバントをする」というのは日本的野球の古からの伝統ではあるが、これは「1アウトを差し上げますよ」と言っているようなもので、私はあまり好みではない。特にオリックスというチームのことを考えると、「1アウトを献上したとしてもそれをカバーできるほどに打てる選手が少ない」と思う(パ・リーグダントツ最下位の得点圏打率がそれを物語っている)。

誤解を恐れずに言うと、「オリックスは2番に繋ぎ役を入れても意味をなさない」傾向が強いのだ。

 

それを考える必要がなくなるのは結構なメリットだと思う。

 

さらに、T-岡田選手の打席結果を見ていくと、内野ゴロのほとんどがファーストゴロもしくはセカンドゴロである

左打者なので当たり前と言えば当たり前なのだが、同じ左打者の吉田正尚選手はサード、ショートへのゴロも結構多い。

素人の勝手な推測で恐縮だが、これは「ゴロの殆どが引っかけたもので、その結果として引っ張り方向に飛ぶことが多い」T-岡田選手の特徴を示したものなのだろう。

 

実はこれ、私が「2番打者」に求めているものの1つだ。

ノーアウトもしくは1アウト、ランナー2塁の場面でのファーストゴロやセカンドゴロは必然的に「進塁打」になる。T-岡田選手が普段やってしまっている「引っかけ癖」という『弱点』がある意味プラスに働くということになる。

 

要約すると、「普段やっていることをやってもらえれば勝手に貢献度が高くなる」のが「2番 T-岡田選手」の大きなメリットである。

(なお、「三振が多い」というのもT-岡田選手の特徴なので、そこが不安材料なのだが。)

 

3番

さて、長々と2番について書いていったが、3番にジョーンズ選手を置きたい理由についても書いていく。

1番福田選手、2番T-岡田選手球数を多く放らせ、四球も多く選べるタイプの打者を2枚並べてきた。じゃあ3番はどうするかというところだが、ここで重要なのは「四球後の初球を打ちに行けるか否か」というところ。

そうなると本来フリースインガージョーンズ選手が一番適性なはずだ。

(フリースインガーの件については、第3編に記載しているので、ご覧いただければと思います。)

それまでの打者に対して多く球数を要したり、四球を与えてしまった投手の殆どは、「次の打者の初球にストライクを取りに行きがち」だ。さらに4番には吉田正尚選手が控えているので、初球からボール球を投げにくい環境がそろっている。そこを狙っていくのが、初球から振っていく傾向が強いジョーンズ選手の役割だ。

 

加えて、4番に吉田正尚選手という怖い打者がいるので、無理にホームランを狙う必要はなくなる。よって、コンパクトなスイングをしやすくなる。

 

よく間違われているなと思うのは、「ジョーンズ選手はホームランバッター」という認識。本来のジョーンズ選手はあくまでも「『長打も狙える』中距離砲」である。『ランナーをためて4番のジョーンズ選手がホームランで大量得点』というのは、本来の形ではないはずだ。

ところが「4番だから」「メジャー通算282本塁打だから」ということでホームランばかりを期待されてしまったことで、本来のバッティングを崩してしまったところがここまで目立っていた。(加えて、日本式の配球にも苦戦していた。)

 

なので、ここはジョーンズ選手に本来のバッティングを見せてもらうためにも「後ろに怖い吉田正尚選手がいる」3番を担ってほしい。

 

4番

4番は問答無用で吉田正尚選手

第3編でも記載したが、

・チャンスの場面でも力んでおかしくならない

・後ろの打者が誰かというところに左右されない。

・「自分の打撃スタイル」が確立されているので、打順によって打撃が崩れたりしない。

 

打撃能力・メンタルともにこの選手以外に4番を任せられる選手が思いつかない

 

吉田選手が4番にいることでその前の打順ににいる選手達にもいい影響が出るのではないかと思う。

 

単純すぎる理由だが、吉田選手は『別格』ということで。

(.260 45本 130打点くらいの選手が1人いてくれれば、3番吉田選手、4番にその選手って感じにできるのにな・・・。)

 

 

5番以降については第5編にて書きます。

 

 

第5編に続く。

 

(9/7追記→第5編を書きました)

 

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