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オリックス・バファローズの打順改造案(第5編)

前回書いたものの続きです

前回まで書いたこのシリーズの記事はこちらのとおり

 

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5番

5番に置きたいのは中川選手

ここ最近の試合を見ていると余計に感じるのだが、ミート力の高さチャンスでの強さはチームでも随一だと思う。実際、昨年の得点圏打率.360と非常に高い。長打力もそこそこにある。(4番に置きたいかと言われると少し弱い気がするが・・。)

今シーズンは開幕前の死球、それに伴うケガもあったことで、現時点は高くないが、本来の調子を取り戻しさえすせば高い率を残せる選手ではあるはず。

 

5番にチャンスに強くミート力の高い中川選手を置くことで、1番福田選手から4番吉田正尚選手までの4人に対する攻め方も変わってくる。「出塁させたくない」という心理が働くことで攻め方も単調になりやすいのではないかと思う。前の打者に与える好影響を考えると、5番打者には中川選手を推したい。

 

6番

6番に置きたいのは、宗選手

本来であれば、「経験があって、長打力はそこそこだがここぞのチャンスで強いベテラン」みたいな選手を置きたいのだが、残念ながら、今のオリックスにはそういう選手が少ない。中川選手にその素質があるが、この「打順改造論」の中では5番に置いてしまっている。安達選手も理想の6番タイプではあるが、週2試合は欠場をせざるを得ない体調面の懸念材料がある。「できれば6番打者は固定してほしい」という思いもあるので、安達選手は7~9番の間に置きたい。

それであれば、今から自前で作るしかない。そこで宗選手を置きたいと考えている。

現時点では、「長打力はあるが、ミート力に難あり」という感じの宗選手だが、身体能力の高さを考えると、活かさないのはやはり惜しい。本当であればスタメンで1年間使い続けてほしい選手の1人だ。

また、宗選手は「ミート力に難がある」が「ストライクゾーンの球をコンタクトができないわけではない」。

実際にストライクゾーンを空振りする率自体は非常に低く、ストライクゾーンの空振り率は2%を切っている。

(参照→https://baseballdata.jp/playerB/1400196_2.html

コンタクトはできているわけなので、あとはそれをバットの芯に当てる確率を上げるようにできれば、一気に成績向上できるはずだ。

そのためには、やはり経験が必要なはず。なんとか1年間使い続けてほしい。

 

7番

7番には安達選手、安達選手欠場の時は伏見選手若月選手といったキャッチャー陣を置きたい。

本当は安達選手は6番に置きたいのだが、調面もあって週2回欠場することを考えると、

・安達選手の代わりにショートのスタメン入る選手が大城選手や山足選手といった「打撃に難のある選手」ばかりで、そういった選手は6番には置けない。

・打線の中心になる1番~6番はケガが無い限りは固定してほしいという私の願い(←これは私の願望だが)

 

もあって、安達選手を6番に置くのは難しいか。

(ちなみに同じ理由で1番~5番にも安達選手を置けない。)

 

それであれば、7番~9番のどこに置くかということになるが、

安達選手出場時の7番~9番候補→「安達選手、キャッチャー陣、ライト起用の選手」

安達選手欠場時の7番~9番候補→「大城選手or西野選手、キャッチャー陣、ライト起用の選手」

こうなってくると、

安達選手出場時の打撃力順→「1.安達選手、2.キャッチャー陣、3.ライト起用の選手 」

安達選手欠場時の打撃力順→「1.キャッチャー陣、2.大城選手or西野選手、3.ライト起用の選手」 

になってくるので、

安達選手出場時は7番安達選手

安達選手欠場時は7番伏見選手or若月選手といったキャッチャー陣

とするのが一番最適解なのではと思う。

 

8番

8番には若月選手もしくは伏見選手のキャッチャー陣、安達選手が欠場の時には大城選手西野選手あたりが望ましい。

まず安達選手出場時について。

若月選手や伏見選手といったキャッチャー陣については、安達選手と比べると出塁力やミート力は劣るが、ボールを遠くへ飛ばす能力については上回っていると個人的には感じている。

なので、安達選手に出塁をしてもらって、若月選手や伏見選手には基本的にはフルスイングしてもらい、長打を狙ってもらう、というのが狙いだ。7番安達選手と8番若月選手or伏見選手の2人で1点を狙えるという面ではなかなか効率的な打順ではあると思う。

また、前を打つ中川選手や宗選手が出塁してランナーとして居る場合については、7番にいる安達選手にエンドランなどの機動力を使う作戦や、右打ちバントなどの「ランナーを1つでも先に進める仕事」も状況によっては求めたい。これは若月選手や伏見選手よりも安達選手のほうがこうした仕事がうまいためである。

8番にいる若月選手や伏見選手には進んだランナーを返してもらう仕事を期待したい。

得点圏打率の低さは気になるところだが)

 

一方、安達選手欠場時について。

安達選手の代わりにスタメンの候補となるのが大城選手や西野選手だが、2人とも安達選手に求める仕事ができる選手なので、本来は7番でもいいところではある。が、今シーズンについては打率が低く、安達選手に比べると打撃力がかなり劣ることキャッチャー陣のほうが打てる期待が大きいということもあって、今回は8番に置いた。来シーズン、2人に例年通りの打力が戻ってくれば7番に置きたいところだ。

 

9番

9番には西浦選手もしくは小田選手といった好守・俊足タイプの選手、または杉本選手のようなパワーはスゴイが、ミート力にかなりの難があるタイプの選手をライトで置きたいところだ。

西浦選手や小田選手の場合は、足が速く、塁に出た際には盗塁も期待できる面が大きい。西浦選手もしくは小田選手が出塁して、1番を打つ福田選手と絡ませての機動力でチャンスを広げて、中軸につなげるのが理想形だ。

また、レフト、センターの守備力のことを考えると、ライトには肩が強いことはもちろん、守備力全般が高い選手が欲しいところ。そういう意味では、西浦選手や小田選手は適任である。

ただし、西浦選手も小田選手も長打力にはやや難がある吉田正尚選手やジョーンズ選手などが不調になった時など、「打線全体として長打力が落ちてきた」際にはほかの選手でカバーするしかないが、西浦選手や小田選手に長打力を求めるのは酷だ。

そういった場面で起用したいのが、杉本選手だ。彼のパワーは誰もが知っての通り。ただ、当たれば大きいが当たらない率も高い選手なので、7番・8番に置くのはリスクが大きいというところもある。それであれば9番に置いて、2008年から2009年にかけて西武にいたボカチカ選手のような「恐怖の9番」の役割を担ってもらいたいところである。

 

と書いてきたが、最近の杉本選手は安定してヒットを打てるようになってきている。もしかして打撃がいい意味で安定感が出てきたか。それであれば、杉本選手に8番を打ってもらうのもアリかもしれない。

 

 

第1編から第5編にかけて書いてきたこのシリーズ。これで以上になるが、今回のメインとして挙げた「2番 T-岡田選手」のオーダーが現実でも組まれた。

それが組まれた9月6日の楽天戦のオーダーがこちら。

 

1番 CF 中川選手

2番 1B T-岡田選手

3番 LF 吉田正尚選手

4番 DH  ジョーンズ選手

5番 2B 福田選手

6番 SS 安達選手

7番 RF 杉本選手

8番 3B 宗選手

9番  C  伏見選手

 

結果としては、2番T-岡田選手が2安打を放ち、3番吉田正尚選手が2本塁打5打点の活躍を見せた。(しかも、2番T-岡田選手ヒット→3番吉田正尚選手ホームランの流れが2度)

 

もちろんこの試合だけでは何とも言えないところではあるが、やはりT-岡田選手は後ろに怖い打者がいるときにすごくいい結果を残す傾向にあると改めて思った。

(特に第5打席のレフト前ヒットは外角のボールを無理に引っ張らず、綺麗に流し打った素晴らしい内容のヒットだった。)

「2番T-岡田選手」は今後もやっていってほしい策である。

 

 

以上