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若手の活躍がチームを強くする ベイスターズ編④

今回はベイスターズ期待の若手選手紹介、最後になります!

 

・伊藤 裕季也選手(23歳)

2018年ドラフト2巡目指名を受け、ベイスターズに入団したルーキーです。182センチ96キロという大きな体格が生み出す長打力が最大の武器です!

この選手については日大三高時代は確かレギュラーではなかったんですよね。控えの内野手だったと記憶しています。才能が開花したのは、立正大学時代。特に4年秋のシーズンは凄かったです。キャプテンとしてチームを「戦国東都」で優勝に導き、明治神宮大会でもその力を見せつけます。環太平洋大学との決勝では、1点ビハインド7回、ランナー1塁の場面で豪快なレフトへの逆転ツーランホームランを放ち、チームを日本一に導きました。そのホームランを放った時ですが、打った瞬間に確信し、いわゆる「確信歩き」をしていたのも印象的でした。しかもレフトスタンドの中段に持って行きましたからね。勝負強さもパワーもケタ違いといったところでしょうか。

 

さて、その伊藤選手ですが、現在は2軍のレギュラーとして試合に出場しています。打率は2割4分台ですが、ホームラン8本となかなかの数字。しかも6月は打率3割超えと、プロのレベルに慣れてきた感じが見て取れます。あとは守備でしょうか。24日現在でエラー10個、結構多いんです。そこは今後の課題でしょうか。

ホームランを打てる二塁手として育てるか、宮﨑選手の後釜として三塁手として育てるか。ポジションによって守備の負担も変わりますから、チームとしてどう育てていくか、注目されるところです。

ちなみに余談ですが、この伊藤選手、かなりのイケメンです。一軍に出てきたら、かなりの女性ファンがついてくることでしょう。球団もそうしたところにも期待しているように思えます。

 

・細川 成也選手(21歳)

2016年ドラフト5巡目指名でベイスターズに入団した3年目の外野手です!

ルーキーイヤーである2017年には一軍初出場となるドラゴンズ戦でいきなりバックスクリーンへのスリーランホームランを放ち、大器の片鱗を見せつけると、その年の日本シリーズでも活躍を見せます。しかし、飛躍が期待された2年目はホームランを1本打ったのみで打率も低空飛行のまま。「伸び悩みか?」と言う声もありました。

そもそも、この2年間も2軍で結果を残していたかと言われるとそうでもなく、打率は2割台前半、三振率は30%台後半〜40%台前半といったところ。パワーは申し分ありませんが、お世辞にも確実性があるとは言えるタイプではありませんでした。

しかし、この細川選手が今年凄いんです!

打率は3割を超え、ホームランはすでに10本を数えます。さらに、三振率も25%を切るという驚異的な成長を見せてくれています。パワーは元から素晴らしいものがありましたが、ついに確実性も備えるようになると、いよいよ大器覚醒の瞬間も近づきます。

 

すでにご存知の方もいるかとは思いますが、筒香選手が今年のオフにメジャー挑戦をするのではないかと言われています。そうなるとこの1枠をめぐるベイスターズの外野手争いは大変激化してきます。細川選手はこの1枠を巡って、楠本選手(このあと書きます)や佐野選手や乙坂選手、ゴールデングラブ経験者の桑原選手もいます。さらには4年連続規定打席到達、盗塁王の経験もある梶谷選手といった一軍経験豊富な選手たちと争うわけです。普通に考えればかなり厳しい争いです。しかし、首脳陣もファンも、「筒香選手というホームランバッターの後釜はやはりホームランバッターに!」という思いは少なからずあるはずです。そうなると1番パワーがある、ホームランを期待できるのはこの細川選手でしょう。

来年、一軍の舞台で覚醒した細川選手を見ることになるかもしれないですね。期待しましょう!

 

・楠本 泰史選手(24歳)

2017年ドラフト8巡目指名でベイスターズに入団した大卒2年目の外野手です!

この楠本選手、東北福祉大学時代には大学日本代表の4番を張るなど、打撃力については元から定評がありました。ですが、肩を痛めていたことが響いたのか上位指名には至らず、ドラフト8巡目指名という評価になっています。

(正直、8巡目では入団拒否もあるかなと思っていましたが、無事入団してくれたのは本当に良かったです。)

 

ですが、見る限りでは肩のケガが今でも尾を引いてるかと言われると、とてもそうは思えないです。守備は悪くなく、脚もある。加えて元から定評のある打撃力が備わっている。正直ドラフト8巡目で取れたことはベイスターズにとってはとてつもない幸運だったと言えるでしょう。

 

今年、楠本選手はオープン戦で結果を残し、開幕スタメンを勝ち取りました。しかし、3戦目でセカンドのソト選手との激突があり、そこから調子を崩してしまいました。そして2軍へ降格。1年目と同じようなシーズンになってしまうのかと思われました。が、2軍で調子を取り戻し始めると、6月に1軍復帰!そして、6月9日のライオンズ戦、2点ビハインドの8回裏、ツーアウト満塁で代打として起用されると、ヒース投手から逆方向への劇的な逆転満塁ホームラン!しかもこれがプロ初ホームランのおまけ付き!とてつもないことをやってのけました!

(ちなみに、満塁を作り出したのも佐野選手のヒット、柴田選手のフォアボール、乙坂選手の内野安打という、若手選手達の活躍によるものでした。)

現在は打率2割ちょうどとまだ本来の力を出せているとは言えない状態ですが、近未来、間違いなく打線の中心になる選手です!

 

ちなみに、楠本選手の打席を見るたびに松本啓二朗選手を思い出すのは私だけでしょうか?あの足を上げる高さとか、タイミングとか、なんか似てるなあと思ってしまうのですが・・。

 

 

 

 

というわけで、ベイスターズが誇る期待の若手選手達の紹介、4回にわたって書いていきました。

ここに書いた選手達がベイスターズの中心になってくれることを信じてやみません。

 

 

以上